私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

マイナープラグの悲しさよ

2015-02-28 | BMWミニ
 BMWミニ(R56・N12B16Aエンジン)でのこと。スパークプラグを外そうとしたら、えらく小さいボルト径が使用されています。手持ちのプラグレンチソケットでは対応できず、ディープソケットの14mmでしかも、6角ではなく12角のものがマッチすることが判りました。外してみると、メーカー名にBERU(ベル)と記載されていますが、初めて聞く名前です。しかし、欧州ではポルシェにも純正採用される等、そこそこのブランドの様です。

 取り外した現品は、相当摩耗が進んでいますので取替ようと国産の互換品を探すががない様です。ボルトサイズ12mm、首下26mmという特殊サイズで、現在のところ国産メーカーで互換品はない様です。本品も中心電極は国産のイリジウムプラグと同様にそこそこ細く、たぶん同様のイリジウム製なんだろうと想像します。しかし、接地電極側にイリジウムチップも溶着されておらず、日本のデンソーやNGKに比べると見劣りする作りと感じられます。しかし、ミニディーラーでの価格は\3,300円(1本)と随分割高と感じられます。

追記
 BERUというブランドはボルグワーナーのブランドの様です、ボルグワーナーといえばかつては、ステップオートマの先進メーカーで、国産カーメーカーも相当にその技術を参考にして発達してきたものでした。現在では、メカニカルオートマのDCT(ディアルクラッチ)で、気を吐いている様です。


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