私の思いと技術的覚え書き

歴史小説、映画、乗り物系全般、事故の分析好きのエンジニアの放言ブログです。

アポロ13(DVD)を鑑賞して

2008-06-29 | コラム
 昨今はコンビニでDVDが販売される様になって来ており、時々の立ち寄りの際、何か面白そなものがないかとチェックしています。先日の帰宅時に「アポロ13」を見つけ、早速購入(1500円)しました。

 この「アポロ13」は、実際の出来事を基にした映画で、発表時に結構な話題になりましたので何れは購入したいと思っていました。 アポロ13は米国アポロ計画での13番目の打ち上げミッションです。ご存じの通り1969年のアポロ11号が初の月面着陸を成し遂げた後、13号も同様に月を目指し打ち上げられました。しかし、予期しない司令船の酸素タンクの爆発事故に遭遇します。ここから、乗員3名とそれをバックアップするNASAの管制官達の危機脱出へのドラマが展開されるのです

 私は、このドラマで最も感銘を受けた人物は、主席管制官のジーン・クランツのことです。映画俳優はエド・ハリスで、この方の演技も良いと感じますが、昔テレビドキュメンタリーで見た実物のジーン・クランツは、もっと凄いと感じました。このドラマは、危機に際した組織としての対応を描きますが、正に危機に際しリーダーとしてのジーン・クランツの姿勢は、感服に値するものと感じます。そして、ジーン・クランツの言葉として「Let's stay Cool, people」(みんな、冷静で行こう。)が私の心に残ります。突発事故に際し、パニック化する管制官達と自らに呼びかけた言葉ですが、組織としても、もちろん個人としても大切なことと感じます。


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