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損保ジャパンに色いちなりない

2024-01-20 | 問題提起
損保ジャパンに色いちなりない
 他社に比べ「他社よりも数多くビッグモーターに派遣していた出向者の不正への関与の有無については「認めるに足る証拠も認められなかった」と結論付けました。」というが、アジャスターは他社が損保に対する掛け金の外に、ビックモーター社は損保ジャパンに対して、自分の所から、ビックモーターの付加率を超えて(つまり返照偏差の倍を損保ジャパンに払っていた。

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SOMPOがビッグモーター問題で最終報告書公表 「方針決定、お粗末と言わざるを得ない」
1/16(火) 21:55配信 テレビ朝日系(ANN)
 中古車販売大手「ビッグモーター」の保険金不正請求問題を巡って、損害保険ジャパンの親会社であるSOMPOホールディングスが、社外調査委員会の最終報告書を公表しました。

 損保ジャパンは、ビッグモーターに保険金不正請求の疑いがあることを把握しながら、損保大手の中で1社だけ取引を再開したことなどが問題になっています。

 最終報告書は、取引の再開について「自社都合や代理店対応に重きを置きすぎたため、真の顧客利益を重視し得なかった」などと指摘し、その原因として、自賠責保険のシェア獲得が優先されていたとしました。

 損保ジャパンの役員に対しては、縦割り思考と他責思考で主体性に乏しく、非公式な役員ミーティングで拙速に取引再開を決めたとしていて「こうした方針決定の在り方自体、お粗末と言わざるを得ない」と厳しい言葉を投げ掛けました。

 親会社のSOMPOホールディングスに関しては、損保ジャパンとの意思疎通が適切でなく、ガバナンスに問題があったと指摘しました。

 また、他社よりも数多くビッグモーターに派遣していた出向者の不正への関与の有無については「認めるに足る証拠も認められなかった」と結論付けました。

 一方で、損保ジャパンが取引再開を急いだ背景として、中間報告書に盛り込まれ、去年9月の会見で白川儀一社長も言及した「他社の担当者の抜け駆けとも取れる発言」には、一切触れられていません。

 損保ジャパンに名指しされた格好の大手損保はその後、金融庁に真っ向から反論する内容の報告書を提出していますが、その矛盾点は解明されないままになっています。

 金融庁はSOMPOホールディングスと損保ジャパンに対し、経営管理体制などに問題があったとして、今月中にも業務改善命令を出す方向で調整しています。


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