私の思いと技術的覚え書き

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内浦重須見晴台の探索記

2018-09-28 | 沼津そして伊豆周辺
 本日(9/28)のこと、前から一度は探索しなくちゃと狙っていたのですが、曇天が続き富士山も見えないので断念していたGoogleMAPの重須の山中にマークされている”内浦重須見晴台”(写真1の場所)を探索決行を果たしてきましたのでレポしてみます。

 現場までは、取り付け路(幅員3mほど)から幅2mほどのコンクリート舗装された道が続いている様ですが、事前の探索で途中のみかん畑の作業小屋付近まではクルマの出入りがある程度行われている様でした。しかし、その更に先は荒れており、落木や落石、そして軽度な土砂流出などでクルマで乗り入れるのは危険と判断し、導入路入口近くの広い場所にマイカーを止め(写真2)、徒歩で目的地を目指します。かなり急坂が続きます(写真3)が、約20分の登坂を経て、鬱蒼とした立木の暗がりから、ポッカリとウインドウが開けました。(写真4)

 うーん、苦労して登って来た価値ある風景です。内浦湾が眼下に一望できます。左手には長浜岬と長井岬が(写真6)、右手には三津と重寺から静浦付近が(写真7)、正面には淡島を見下ろす位置で、その背景に富士山がクッキリと見えます。(写真8)淡島の左手遠方に牛臥山の茂みがあり、その左手に”びゅうお”も望むことができますした。(写真9)

 最後に昔の漁師は、港近くのこの様な高台に魚見小屋という監視所を作って、魚群の回流を監視していた様です。写真10は、沼津市民族資料館(御用邸内にある)で10年程前に見た、魚見小屋の様子の絵です。マグロの大群が回流してくると海が赤くなったと聞きますから、監視人はすかさず大きなメガホンで港の漁師に合図を発令したのでしょう。











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