1954年製の国産普及機WAGOFLEX。このカメラは結婚記念に母の実家から新郎新婦(父母ですね)に贈られたものです。
当時は写真館でのDPEが非常に高価だったので,父は知り合いの写真館から古い引き伸ばし機等写真用具一式を借り受け,自宅で現像から定着まで全部自力でやっていました。
父と母が出会った職場は現在のスカイツリー直下,今では役目を終えて公共施設として使われていますが,まもなく再開発で取り壊されます。
父はこのカメラでアルバム8冊分の写真を写してくれました。
シャッターはコパル,レンズはズイコー。レンズ名からすると,現在のO社と関係があるのかな。
6×6の画面はやはり迫力があります。
しばらく使ってなかったけれど,まだたぶん写せるんじゃないかな。
父は今,写真からは手を引き,執筆活動に勤しんでいます。(Take)