気配

かつてのホームと駅前広場が公園となり，線路跡が舗装路となる。

36年前の5月に1度だけここを通過する列車に乗ったことがあって，その時のこのホームは葉桜がきれいでした。

自分を乗せた列車がこの駅に止まった時には，多くの人が降り多くの人が乗り込んできて，鉄道も街も盛況だったな。


首都圏の巨大ターミナル駅にも線路のないホームが遺跡のように残っている場所があり，そういうことに惹かれる自分もまた確かにいるのですが，まずは当面の課題に集中することにしよう。

でも今は存在していない構造物や施設の，わずかなかすかな気配が感じられる場所は好きです。（Take）

待ち時間

某所にて。

なぜかこの人は何かを待ってる時に，こうやって腰のストレッチをします。

でもストレッチというほど伸びてない，俺より絶対かたい。

こういう癖は誰でもいくつか持っているもので，かつて自分はチノパンを購入する際，自分より背の高い人間を仮想して，相手の顎まで膝蹴りが届くか，顎が無理でもテンカオが伸びるか，内回し→踵落しが可能か，みたいな動作を試着室でしていました。怪しすぎます。

無意識の動作は第三者的に見ると，かなり面白い（変な）場合が多いようです。（Take）

A-1001

13年前に中古で購入したアンプが不調です。先週から昨日までは電源が入りませんでした。

ところが昨夜急に復旧し，それはそれでありがたいことですが，また不調になるかもしれません。

「ミニコンポ」という名称の先駆けとなったこの小さなアンプは，筐体の割に重量があります。

「電源を入れるとセレクトランプが全部点灯，その後電源落ちという故障は，コンデンサ2個を交換すれば直る」との情報を某所からいただきましたが，アキバのパーツ屋へ行く手間より，自分で分解組立したことによる発火等が怖い。

だからとりあえず，音が出るうちはそうっと大切に使おうと思います。（Take）

重いんですけど

横になってると乗っかってくるCocoa。

幼犬のうちは楽勝大丈夫だったけれど，今は前後にかなり長くなったCocoaに乗られると，正直重い。

公園で横になる，ソファでギターの練習をする，炬燵で筆記する。

そのような際には例外なく無理にスペースをこじ開けて乗ってくるCocoaです。（Take）

視点

コンデジでは物足りない。かといってフルサイズを振り回すのは気恥ずかしいし技術もない。サラッと撮りたい。

そのあたりで手頃な映像素子サイズのデジ一は，レンズ単体の価格とレンズ＋ボディの価格がほとんど変わらない。

変換アダプター経由でニッコールもつくし，お手頃価格。何よりも仰々しさがないところが自分には合ってる。

ということで，出かける際にはTake→GF1＋単焦点，女房→G2＋14～42㎜のズームという組み合わせで，それぞれ写真を撮ってます。


帰宅してからお互いの作品（とは言えないけど）を見ると，外界を見る視点って人それぞれなんだなあと思います。


というわけで今回の写真はTommy作品『坂』。

左側のおっさん（俺だ）が雰囲気壊してます。（Take）