ちょっと期待する

いろんなものを大雑把に並べた市が立つ場所があります。

日曜日，ぶらっと出かけて古いカメラや万年筆を探します。本気で探すんじゃなく，さりげなく。

見るだけで実際に何かを購入したことはないのだけれど，「古い149かスーベレーンM1000が隠れていないかな」などと淡い期待を抱きながら，段ボールに詰め込まれた万年筆を手に取ったりして，真っ新の静かな時間を楽しみます。未だにモンブラン＆ペリカンに出会ったことはない。でも期待はある。

もしジャンク品の149が安価で出ていたら迷わず購入し，都電庚申塚駅近くの某工房で修理してもらうんだけどな。（Take）

とりあえず，歩いてみる

普段は見過ごしがちな足元にささやかな花が咲いているのを発見した時，なんとなく得した気分になります。

「きっとこの状況でこの花に気づいてるのは俺だけだろうなあ」と思う瞬間，ちょっとした外出は旅になり，見慣れた景色は非日常へと変貌します。


昔，茨城県常陸太田市から小岩の自宅まで歩いたことがありました。

その時感じたことは，「関東平野は広い」ということ。


列車や車など，一切の交通機関に頼らず，昔の人々のように自分の力の及ぶ範囲で旅をする。


そうやって実際に自分の足で歩いてみると，まだまだ日本は広くて深い。（Take）

メニュー

今日の月齢は5.6。三日月よりもやや太め？の月でした。

こんなふうにして，遠くの林や山へと沈んでいく月も好きだけれど，都心部のビルの間にひっそりと沈んでいく月もなかなか趣があります。


先日実家に戻った際，息子の愛犬Latte君に室内で遊んでもらいましたが，時間があれば一緒に江戸川の土手まで行って，夕日を遠望したかった。


意図して命名したわけではないのけれど，Pudding，Milk，Cocoa，Latteと続く，我が家の君たちの名前は，ドライブスルーのメニューみたいです。（Take）

だあれもいない

広い敷地にだあれもいない。

こういう瞬間に立ち会うと，なぜか思わず襟を正してみたりします。


この後わらわらわらと人々が出てくる，その直前の誰もいない時間空間。

こういう状況は好きだな。（Take）

ボーっとする。

空を見上げるにはよい季節となりました。

近所のお寺に行き，ベンチに座ってしばらくじっとしていると，警戒を解いた動物や昆虫が動き出して，いろんな音が聴こえるいろんな物が見える。

思いがけない場所にバッタ君がいたり。


上空を飛ぶツバメを止めて撮れる技術も機材もないので，お寺参りの収穫はバッタ君の写真。

ボーっとすることって，大切なんだな。（Take）