我が家は新築直後に,屋根瓦から雨樋に雨水を導く板金が13mm短いことが判明しました。taniyanたちが来てくれた前の日の朝ね。
で,新築後1ヵ月にして屋根瓦多数を屋根上で粉砕(それ以外にはずしようがない)し,件の板金を正規のものと取り換えるという,信じられない大手術を行いました。屋根はいじりたくなかったんですがね。しかたありませんでした。
こういうミスの発生率は0.7%以下で,これについてここで多くを語りませんが,新築・増改築を考えている方がおられるのなら,「とんでもない施工ミスで新築直後の家を壊すこともあり得る」というばかげた事態も想定して,設計・建築業者を選定することをお勧めします。
うちの場合は板金発注・取り付けをした会社が「てきとー」だったんですが,施工中それに気づかないハウスメーカーも「てきとー」の極み。
で,今日退勤時間直前にものすごい雨が降ってきて,しかも職場から見て自宅の方角の空が真っ暗。
直した雨樋が正常に機能しているかどうか確かめるチャンスだったので,即帰宅しました。
でも,家に着いたら雨は止んでいた。
ただですね,アジサイの花壇がプール化している,大屋根の雨を受ける雨水枡から水が溢れ,枡のふたは「あっちまで」流れている状態でした。
東京じゃ考えられないことですが,この土地では雨水は場内処理が義務づけられています。つまり下水に流せません。
だから枡の処理能力を超えた雨が降るとこうなるわけです。
これってさ,絶対変だと思うんだけどな。
下水道料金払っているのに雨水は自宅敷地内に浸透させなきゃならない。
東京じゃ側溝・暗渠,つまり公共の施設設備で処理してくれるんだけれど。
何のために下水道料金払っているのかよくわからない今日この頃です。(Take)