団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

タオ 老子 加島詳造著

2016-04-26 13:10:48 | 

タオ 老子 加島詳造著

2016年4月24日(日)

 「タオ」とは道のことです。老子の言葉を訳した(というか意訳)ものです。

 老子は、広辞苑を引いてみると、「中国、春秋戦国時代にいたとされる思想家。」ということになっています。哲学者と言ってもいいかも知れません。その人生訓というか、道を説いたものです。81編からなるもので、中には率直に言って普遍性に欠けると思われるものもありました。(注 私の理解不足なのかも知れません。)

 私が注目したのは、宇宙を表しているとも思われる記述があったことです。以下です。

 

第25章「大いなるもの」は帰ってくる

 タオは天と地のできる前からある。 

 その状態は

 あらゆるものの混ざり合った混沌(カオス)だ。

 そこは

 本当の孤独と静寂に

 満ちていて、すべてが

 混ざり合い変化しつづける。

 あらゆるところに行き渡り、

 すべてのものを産むのがから、

 大自然の母と言ってよいかもしれぬ。

 (以下略)

 

 何と、私には、ビッグバンを表現したのではないかと思われたのであります。宇宙観と言ってよいかも知れません。宇宙と自我は対極とも思われますが、宇宙を知ることは自我を知ることに通じると思ったのであります。

 

 この本は、10年位前、私が悩んでいた頃、友がくれたものです。何か悩みの解決にと思ったのでしょう。その時、ちょっと読んだのですが、分からなくて読むのを止めてしまいました。読了したのは、最近のことです。(-_-;)

 回る文庫に出すことにしました。

http://blog.goo.ne.jp/windy-3745-0358/e/d9d0b77de685ee8491089e29d054eae3

 

 

 

 

 


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