団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

アクア試乗

2021-08-21 08:18:12 | 

アクア試乗

2021年08月21日(土)

 

 19日、トヨタのアクアハイブリッドに試乗して参りました。

 乗り心地、静粛性が一クラス上のレベルと思いました。

 

 私のインプレッサ2000cc(写真右)よりか静粛性は明らかに上です。ハイブリッド効果ですね。

 ただ、パワーがありません。

 

 同じトヨタのヤリスと比べると、味付けはかなり違っています。ヤリスは乗り心地は固めなのに対しアクアは柔らかいです。そのためアクアの場合、コーナリング特性が気になりますが、穏やかな運転をする人であれば、乗り心地の方を選ぶと思います。売れ筋モデルの比較をすると、ヤリスG213万円に対してアクアG223万円と10万円の差です。コストパフォーマンス比較では絶妙なプライシングと思います。

 ブレーキについてですが、トヨタの味付けは、私としては「イカン」であります。スポンジーなのであります。カックンブレーキにならないようにしていると思うのですが、しっかり感がないのです。例えば、ブレーキをかけて、停まる手前では少し緩めるのですが、そうするとスルスルという感じでクリーピングになるんです。しっかり停まらないと安心できないであります。

 

 乗降性は圧倒的にアクアが良いです。私のような老体は、ヤリスがいくら安くても選択肢に入りません。ということで、ヤリスは若者向け、アクアは高齢者向けと、同じクラスながら、棲み分けも絶妙と思います。ネット情報によると、アクアの売れ行きは思ったほどではないということですが、ジワリジワリと増えて行く車と思います。

 

 

 燃費は、7.9㎞の試乗で、24.8㎞/ℓと出ました。私のインプレッサの約倍です。年間10万円程度のガソリン消費ですので、半分になると5万円と魅力的な数字となります。

 

 だからと言って、総合的に私のインプレッサより良いかと言うと、やっぱインプレッサに軍配が上がるのであります。まずパワーが違います。アクセルベタ踏みでなくとも必要な加速をしてくれるというのは、ドライバビリティーに不可欠です。次にブレーキです。インプレッサのブレーキングは絶妙です。真綿で締めるようにしっかりと停止してくれます。

 

 次に狙っているのは、カローラクロスです。ディーラーに既に資料が届いていて、まだマル秘でありましたが、見せてくれました。プライスは、ハイブリッドの上級グレードで299万円、ガソリンは35万円安くなります。

 トヨタとマツダが合弁でアメリカ工場で造る車はこのカローラクロスと言われています。一方マツダの方は、トヨタのハイブリッドシステムを使ったSUVと言われています。カローラクロスにマツダのデザインが入るとより魅力的な車になるような気がします。日本で、CX-30にトヨタのハイブリッドシステムを載せ、カローラクロスと同程度のプライスだと売れるような気がするのですが・・。

 

 一昨日トヨタの34万台の減産が報道されると、トヨタの株が2日間で約1割下げました。トヨタは年トータルの生産計画は据え置いているので、私としては株式市場が敏感過ぎると感じています。みんなオッカナビックリでいるのでありましょう。

 このオッカナビックリは、コロナに感じて欲しいであります。(笑)

 

 

 


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