団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

京都大学総長の山極壽一さんが赤旗に登場しました

2020-06-22 07:47:46 | 新型コロナウィルス

京都大学総長の山極壽一さんが赤旗に登場しました

2020年6月22日(月)

 大昔、大河内一男東京大学総長が、共産党の赤旗に登場し、「終わりだ」と言われたことがあります。当代随一の東大総長が赤旗に登場するようでは、よほど政治に問題があり、そのような政治は終わりになる、という趣旨でした。

 6月20日、京都大学総長の山極壽一さんが、赤旗に登場しました。それも一面トップです。

 いよいよ、安倍嘘つき権力私物化立憲主義破壊無責任独裁政権も終わりになるかと思いますです。週刊誌でも解散総選挙が噂されていますです。

 

 20日の赤旗一面トップです。

 

 山極さんは、次のように述べておられます。

 「問題は、利潤を将来の投資に向けるという資本主義の原則です。資本主義はそのための自然破壊をためらわないのです。資本主義は、自然が『文句』を言わないために、自然を『搾取』してもいいと考えます。」

 

 

 「日本は・・憲法9条で武力で制圧することをしないと約束したのですから、武力を持たない国として、それ(各国が国際社会で自国の利益を主張するだけでなく、連携して協力していくこと)を示していくことが日本の国際貢献のあり方でしょう。力がないことが優位性です。」

 最後の「力のないことが優位性です」という言葉は、深く考えなければならないと思います。私レベルですと、「武力を行使しないこと」が「世界各国から全幅の信頼を得ることができる」程度の理解ですが・・。

 

 2017年に山極先生の講演会を聴きに行ったことがあります。

       ↓

 

山極壽一京都大学総長講演会

2017年12月18日(月)

 私は、いま山極壽一京都大学総長に、はまっているのであります。

 何年か前、TVでゴリラと話をしているのを見たんです。「ホッホッ」という感じで「ゴリラ語」を話しているんですね。すぐ傍でですよ! 後に分かったんですが、ゴリラって争いを好まない霊長類だということが分かりました。余談になりますが、北朝鮮とアメリカが対立して一触即発の情勢ですが、ゴリラには申し訳ないのですが、私ゃ、ゴリラにも劣ると思いますです。

 その山極さんが広島で講演会をするとあっては、行かない訳にはまいりません。

 wifeが目敏く見つけたんですね。先着500人というのがちと気になりました。入れないかも・・。

 30分程度早めに行き、先着500人の中に入ることができました。定刻時点では満席になりました。

 食物を分け与える関係です。人間は、「広域の分配」を行いますが、ゴリラは「子ども及びオトナどうし」の分配に留まります。

 人間は、「みんなのものにする」という社会性を身につけているんですね。ただしかし、経済活動によって生じた富が食物と仮定した場合、今の世の中は一部の人が富を独占していますね。私ゃ、ゴリラには申し訳ないのですが、ゴリラにも劣る社会になっていると思いますですよ。

 

 話が面白いです。当日シトシトと冷たい雨が降っていたのですが、まずこのことに触れ、「こういうのをゴリラ日和と言うんですよ。」とジャブを飛ばしました。・・なことある訳ないですよ。ゴリラって熱帯地方の動物ですから。

 

 ヒトには青年期があるのが特徴です。もう一つは、老年期が長いというのも特徴です。そして、その老年が青年に影響を与えるんですね。私と孫のような関係であります。孫は17際で正に青年期。私のことをどのように思っているのかしら。自分自身の経験でいうと、祖父母は親とは違った意味における安心した関係がありました。どのようなかって? ちと整理するのが難しくて述べることができません。

 キーワードとして共感力ということがよく出ました。先の食べ物を与える関係も共感力が根元にあるんですね。余談になりますが、男はつらいよの寅さんは、共感力抜群のキャラと思います。

 これこれこれ、人間社会は退化しているんじゃなかろうか・・。

 「サルの社会(優劣社会)への回帰」経済的強者が世の中を支配するって社会になってますですね。

 講演の題目が「野生の思考と未来の人材育成ーゴリラに学ぶ」と「人材育成」にスポットを当てたものになっていたので、「グローバル人材とは」について述べたものですが、ちとこじつけのように感じました。

 「グローバル」ではなく「インターナショナル」でしょ! 何を言ってんの?という疑問が湧くと思います。私自身が分かって言っている訳ではありませんので、説明困難であります。

 11月11日の朝日新聞です。四半期に一回の掲載のようです。

 「AIによる情報通信革命 安心な人の輪 広がるか」

 「情報通信技術と人間の身体はミスマッチを起こしている」歩きスマホってその典型かしら。(笑い)

 「ソサエティー5・0(新たな経済社会)」って何だろう・・。私は、経済成長を追い求めない社会が必要と思いますです。

 

 「仲間と分かち合う幸せな時間はAIにはつくれない」「(AI)を賢く組み込むような超スマート社会を構想する必要があると私は思う」ってことですが、AIの方が賢くなっていってますですな。

 

 質問時間がありました。高校生の質問です。「人間の脳は今後どれくらい大きくなるのですか?」

 人間の脳は大きい時は1,800ccだったが、現在は1,500程度ということです。覚えなくても外部記憶装置があるので、脳はかつてよりか小さくて済むという話でした。例えとして、電話番号ですね。かつては10個程度は覚えていたものが携帯℡により覚える必要がなくなり、自分の℡番号すら知らない人がいます。

 こりゃ、人間は退化というか、機会化というか、奇怪な存在になっていってますですな。

 大阪大学の石黒浩教授は、「人間は進化してロボット(アンドロイド)になる」なんてこと言ってます。

 

 

 昨日の外出は、メガネ店へメガネを取りに行きました。

 ホンダのデーラーでフィットの試乗をさせてもらいました。(後日UPします。)

 

 昨日のカープですが、7回まで完封に抑えていた森下を何故に交代させたのか?私ゃ、監督の采配が大いに疑問であります。というより、怒っておりますです。


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