雇用保険の追加給付がありました
2021年02月17日(水)
01日、雇用保険の追加給付がありました。何と51円也!
私は、額が少ないことに驚いているのではありません。
昨日16日に記帳して気付きました。
こういうのって、まず文書で通知があるベキと思うのであります。
極端なことを言いますと、本来何千万円追加給付があるとして、その振り込みが何時あるかは、とても重要な情報なんですね。
今回は、51円で、生活に影響する金額ではありませんが、政府のミスにより生じたものです。儀礼的にも、きちんと文書で知らせるベシであります。厚労省は一般常識が通じない組織でありますなぁ!
昨年07月08日に書類を提出しているんです。何と、約半年も経っています。
これ、仮に1億円もの金額としたら、これだけ時間がかかったら、損害賠償を求められるでしょう。少なくとも利息分は。
どうせ大した額ではないので、遅れても文句を言う人はいないだろと考えていると思わざるを得ません。厚労省にやる気無し!であります。
まぁ、今の中見のないスカスカ恥知らず超独裁政権の菅首相の行政運営を見ていれば分りますです。公務員に対して、人事で恐怖支配を行い、自らは権力の立場を使って甘い汁を吸う。
やる気がある公務員が出るハズはありませんです。
追加給付の経緯は、以下です。
↓
「雇用保険の追加給付に関するお知らせとお願い」(ご本人確認)が来ました
2020年6月28日(日)
6月25日、厚生労働省から封書が届きました。標記であります。
「統計調査に関するお詫び」とあります。
「毎月勤労統計調査をはじめとする厚生労働省が所管する統計について、長年にわたり不適切な取扱いをしていたことにより、国民の皆様に多大なご迷惑をおかけしておりますことを、心よりお詫び申し上げます。」とあります。
「お詫び」とありますが、誰がお詫びしているのかが有りません。厚生労働大臣が実名でお詫びしなければならないでしょう。誠意が感じられません。
次に、基本的なこととして、文書日付けがありません。事務処理の基本が解っていないというか、これ、意図的に省いたものと思われます。国民をバカにしておりますですなぁ。厚労省の〇〇役人にバカにされるって不条理であります。
受給履歴として2013年7月19日とあります。この時受け取ったようであります。
私の場合は、「高年齢求職者給付金」に該当するようであります。追加給付額の平均は424円とありました。
424円支給するために、事務費がいったいどれだけかかるのやら・・。余りのバカバカしさに、怒りを通り越してため息が出ますです。
①郵送料、②振込手数料、③印刷代、④コンピュータシステム代、⑤何より人件費であります。一件当たり、2千円は十分かかるのじゃなかろうか・・。
そして、最大の疑問が、この余計な事務費を一体誰が負担するの?ってことです。当該不正を行った厚労省の役人が負担したって話を聞いたことがありません。→国民の税金で支出するのでありますなぁ!怒りを通り越して涙が出ますです。
書類中、西暦で書いている所があったり、元号で書いてある所があったり、統一が取れていません。これ併記するベキであります。2020年(令和2年)
雇用保険の番号を書くようになっています。私ゃ、後生大事に持っておりました被保険者証がお
役に立ったようであります。(笑)
・・で、何時までに出せば良いのだろうと、何度も書類を見返したのでありますが、何時までにが無い!厚労省の役人は〇〇か▽▽としか思いようがありません。
私ゃ、怒りを通り越して背筋が寒くなる思いであります。
この雇用不正統計については、2019年2月3日にアップしておりました。
↓
統計不正 実質賃金マイナス
2019年2月3日(日)
公務員給与は人事院勧告により決まります。これも事業所の賃金を調査するんですね。ここで仮定ですが、この調査に不正があり、5年前から事業所調査が1%低く出ていました。さぁ、これを見つけた役人がどのような対応をするか?です。
今回の統計不正のように、気付いた直近の月から修正するのか、それとも5年前まで遡るか、です。
①直近からの修正では約1年分の給与の追加支給しかありません。②5年遡ると5年分の給与の追加支給があります。僅か1%と思うなかれです。年収1000万円だと10万円也!こりゃ小さな額とは言えませんぞ。私の年間の飲み代を遥かにオーバーいたしますです。5年だと50万円也!ちょっとしたボーナスであります。
話は逸れましたが、優秀な公務員であれば、常識的に(決して欲ではなく)5年前まで遡って修正するでしょう。
今回の統計不正の修正は、不正があった時まで遡って行っていません。当然何故か?という疑問が湧く訳でありますが、「三文調査委員会」は肝心なこの点の解明を行っていません。当然優秀な統計の専門家等有識者の集団ですので、何らかの意図を持って「解明」しなかったものと思います。「三文委員会」に対する第三者の検証が必要であります。
安倍首相が根拠もなく言い張っている「賃金の上昇」でありますが、どうやらマイナスであったようであります。
来年度の予算審議の大半の根拠が崩れたといっていいと思います。
「こっそり変更・ひっそり修正」とありますが、隠蔽と明確に書くべきであります。
霞が関には、不正があったからと言って、国民の前に真実を明らかにするという文化はありません。というか、多すぎて仕事が回らなくなるので、物理的に不可能と考えているのだと思います。考えても見てください。森友問題で文書を捏造したら大変な問題になることが分かっていたのに、公表しなかった訳でありますから。
突飛な話のように思えるかもしれませんが、ここでトヨタ生産方式の話です。トヨタでは工場のラインを停めると評価されるというのです。ラインを停めるというのは大変なことです。生産が滞る訳ですから当然売上の減少になります。それでもなお、停めるというのは、放置していたら、問題が大きくなるからです。問題が小さい内に解決しようという発想なんです。
厚労省にはこのような発想は全くありませんです。次から次へと問題が噴出しもはや、収拾がつかない状況になっています。
本質的問題は、賃金がプラスだったかマイナスだったかということですが・・。
どうやら、有識者の見解ではマイナスであります。
アベノミクスなるものは、「アベコベミクス」であったということであります。