団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

代議制民主主義の危機

2012-12-17 18:42:38 | 政治
                        代議制民主主義の危機

                                                   2012年12月17日(月)

 16日に行われた衆議院議員選挙の投票率は、59%前後で戦後最低になる見通しだと報じられています。

 私は、得票率約30%で議席占有率約60%という選挙制度と併せて、代議制民主主義の危機と感じています。

 投票率の向上に向けて、政府は真剣に対策を検討すべきです。

 選挙権の行使は国民の権利であり義務です。国によれば、投票に行かない人に罰金を科すところもあります。罰金まではちとやり過ぎと思いますが、精神的には罰金相当ということは十分周知する必要があると思います。


 むかし、選挙管理委員会の職員が投票率向上のために、宝くじを配るといった大胆は案を言っていたことを思い出します。

 色んな案があって結構なのですが、私は国民に感心があることについて国民投票を併せて行えば良いのではないかと思います。
 例えば、もう決着は付きましたが、「脳死を人の死と認めるか」といったことは、国民投票にも馴染むし、国民も大いに感心があることだと思うのです。

 
 投票に行き、誰かに投票すると、例えばその人が当選した場合は、当選した人の政治行動を監視すると思うのです。私は、このことが政治に関心を持つようになる大きな要素のような気がします。例えば、株を買うと、経済に感心を持つようになると、よく言われていますが、政治だって同じだと思います。



 私の職場にも、若い人で、これまで選挙に行ったことがないという人がいます。若い人が投票に行かなければ、これからどんどん投票率は低下します。


 投票率の向上のために、少々お金はかかっても良いので、あらゆる方策を行うべきと考えます。
コメント
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