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 団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

菅谷たたら

2012-07-02 17:35:33 | お出かけ
                          菅谷たたら

                                                    2012年6月24日(日)

 昔の人の苦労が偲ばれます。
 また、現代人以上に英知があったのではないかと思われます。


 是非とも、また行きたい場所です。




・2012年6月10日、島根県雲南市吉田町。





 たたらのある建物で、左の巨木は桂の木です。




 桂の木がこのように色付くのだそうです。









 中央にある製鉄炉です。




 地下構造の複雑で堅固な作りは英知の結晶でしょう。現代風に言えば、メルトダウンを防ぐ構造なのでしょう。




 番子が一時間おきに交代して風を送るのです。「かわりばんこ」はこのことからきてと言われています。



 コントロールを誤ると、水蒸気爆発が起きるということです。原発でも水素爆発より水蒸気爆発の方が怖いといいますから・・。



 この方が説明をしてくれた学芸員です。先祖がたたらで働いていたということです。

 この方の説明では、このたたらで作った鋼は現在最新鋭の溶鉱炉で作ったものより性能が良いということです。




 近くに、山内生活伝承館があり、当時の生活振りを展示しています。






 歌舞伎で、重労働の疲れを癒やしていたのでしょうか・・。






 スタッフの方です。さくらんぼをいただきました。上品な味でした。



 尾道松江線が来年度に開通。特筆すべきは無料ということです。地域振興対策でしょうか・・。



 この地方の子どもは小学校を卒業する時に、鉄造りの経験をするそうです。(別施設に展示)
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