団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

統治機構

2012-05-08 18:20:54 | 政治
                      統治機構

                                          2012年5月8日(火)

 橋下大阪市長は、事あるごとに、「日本の統治機構は一体どうなっているんでしょうね。」と現政府を非難していますが、私は、橋下氏にこそ言いたい。

 一体、大阪維新の会の統治機構はどうなっているんでしょうか、と。


 今日の朝日新聞によると、大阪維新の会の大阪市議団は7日、親の愛情不足が発達障害の要因とし、その「予防」をめざすとした「家庭教育支援条例」案について、市議会への提案方針を撤回した、ということです。

 市議団が示した条例案の原案に対し、発達障害の子どもの保護者らで作る大阪市内の13団体は7日、発達障害者支援法を踏まえて「発達障害は先天的脳機能障害。条例案の記述は学術的根拠がなく、偏見を増幅する」として、提出中止を求める要望書を維新側に提出していました。


 これに対して、橋下氏は同日、報道陣に「発達障害の子どもを抱えて苦労されているお母さんに『それはあなたの愛情の欠如だからだ』と宣言するのに等しい」と批判し市議団に見直しを求めたことを明らかにした、ということです。



 大阪維新の会の大阪市議団が、条例案を提出するに際し事前に橋下代表と協議をするのは当然のことです。いや、橋下氏は維新の会の代表として、条例案を提出するかどうかの権限を持っているハズです。まともな「統治機構」のある団体ならですが・・。


 それを、あたかも当事者でないごとくいや「正義の味方」のごとく、「市議団に見直しを求めた!」とは、一体貴方が代表の大阪維新の会の統治機構はどうなっているんでしょうか。


 私は今後、橋下氏が「日本の統治機構がどうのこうの」と言う発言をせせら嗤って聞くことになるでしょう。


 そんな橋下氏の本質をするどく抉った投書が、偶然にも本日の朝日新聞の声欄に掲載されています。


 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする