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 団塊世代の人生時計

 団塊世代として生きてきた「過去」、「現在」、そして「未来」を、自分自身の人生時計と共に綴り、「自分史」にしてみたい。

消費税は上げる必要はない

2009-04-16 19:30:04 | 政治
              消費税は上げる必要はない

                           2009年4月16日(木)

 「やしきたかじんの そこまで言って委員会」というTV番組がある。率直に言って、大阪弁風に「おもろい」。
 
 2007年11月25日放送のこの番組で、私としては、非常に共感する人物が登場した。その人とは、
 立命館大学 高橋伸彰教授。
 専門は、日本経済論・経済政策。早稲田大学政経学部卒業後、日本経済研究センター、通産省企画室主任研究官などを経て、99年から立命館大学教授に。構造改革や郵政民営化などに反対。

 高橋教授の主張は次のとおりである。
 「消費税は上げる必要はない」
①相続税の増税・・(年間)約120万人が死ぬ。遺産が年間30兆円。現在は相続税は1兆5千億円。これを7兆5千億円(つまり6兆円増税)にする。遺産の1/4を税にするということだ。
②赤字企業の雇用税・・企業が280万社あるが、税を払っているのは80万社、払っていないのが200万社。総人件費が250兆円。そのうち2%を雇用税にし、5兆円出る。
③個人の給与所得の増税・・正社員の給与所得200兆円のうち5%の10兆円が所得税。これを、課税最低限の引下げ、最高税率の引上げにより、7.5%にすると、5兆円出る。
合計で16兆円の財源が出る。これは消費税の5.2%分になる。
 というものである。

 私は、②、③はよく分からない部分はあるが、基本的には賛成。「課税最低限の引下げ」は反対である。①に関しては、私は基本的に相続財産は年金財源に繰入れるという考えだが、当面ということなら「大」賛成。

 余談だが、高橋教授は経済学者の竹中平蔵氏と職場が一緒だったことがあるそうで、「私は彼(竹中氏)は大嫌いです。」と言った。私も「大嫌い」なので、ここにも大いに共感した。

 さて、私の年来の主張である「相続財産は、年金財源へ繰入れる」という論旨は、後日書きたいと思う。

(写真)2009年4月12日、広島県東広島市福富町。思い切ってカットし、芝桜の部分のみにした。
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