ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

留学生、日本に出発

2007年09月09日 | 日本語学校
毎年1名、愛知県のN大学に留学生を推薦して送っている。
奨学金が4年間支給され授業料が免除なので、安心して送り出すことができる。
今日はいよいよ日本への出発日。
生徒から心配で何度も電話がかかってきた。
「空港にだれが迎えに来てくれるのか。」
「空港のどこで待てばいいのか。」
「迎える人がいなかったら、どこに電話すればよいか。」
「電話をかけるとき、どうやってかければいいか。」
などなど。
今、午後8時なので飛行機はちょうど今ごろヤンゴン空港を離陸したところだろう。
明日の早朝、中部空港に到着する予定になっている。
ミャンマーではこのようなとき、両親、兄弟をはじめ、親戚縁者、一族郎党みんなで見送りする。
イベントの少ないミャンマー人にとって、これは一大イベントなのだろう。
そして、涙・涙のお別れになる。
(意外にも生徒自身より親のほうが泣いていることが多い。
立派な大人が娘と一生別れるんじゃあるまいし。。。。)
私がミャンマーに移住したときは空港に誰も見送りに来なかったし、日本ではそれが当たり前だ。

とにかく、無事に日本に到着して、入管を通過できるように祈っている。