ミャンマー・日本語学校ブログ

ミャンマーでの生活、教育、ビジネスなど
ヤンゴン在住12年の作者がお届けします。

チンロン(蹴鞠)

2007年05月21日 | ミャンマーでの生活
ミャンマーの伝統的なスポーツ(というか娯楽の一つ)チンロン。
町を歩いているとよく写真のような光景に出くわす。
ロンジー(巻きスカート)をたくし上げて熱中している。
あまり格好がいいとは思えないのだが、プロの選手の技はすばらしく子供たちに絶大な人気があるらしい。
女の子もするのかと学校のスタッフに聞いたら、田舎のほうではよくするそうだ。
そのときはロンジーではなく短パンになってするそうで、一度でもその光景を見てみたいものだ。
ミャンマーのチンロンを研究しているという日本の大学教授もいるくらいだ。
http://www.naash.go.jp/muse/culture/usami_2.html
チンロンで使う玉は籐(チェイン)でできており、「ロン」は玉なので「チェインロン」と言えばいいのだが、話はそう簡単ではなく実は「チン」は籠という意味なのである。
「チェインロン」という言葉は別にあって、それは日本で言うと「竹刀」のようなもので小学校の先生が指し棒として、また教室で言うことを聞かない生徒のお尻を叩いたりする道具である。