3月12日付、7 DAYS NEWS JOURNALより。
2010年からミャンマーにもプロのサッカーリーグが誕生することになる。
アマチュアのサッカーリーグは大変歴史が古く、1893年から始まっており100年以上の歴史がある。
そしてミャンマーサッカー協会は1947年に創立したが、今まではずっとアマチュアであった。
プロリーグが誕生するのは初めてのことであり、ミャンマーのサッカー史においては画期的な出来事になる。
現在、サッカーのミャンマー代表級選手は主に政府の各省庁傘下のサッカーチームに在籍しているが、移籍料を支払うことにより自分のチームに自由に入れることができるという。
それから各チームは外国人選手を5人まで加入することが認められている。
2010年に誕生するミャンマー・ナショナルリーグは当面8チームで構成されるが、12チームまで増やす予定である。
<8チームのチーム名/本拠地/スポンサー企業/代表者>
1.ヤンゴンユーナイテッドFC/ヤンゴン管区/トゥートレーディング/ウーテーザー
2.カンボーザFC/シャン州/カンボーザ銀行/ウーアウンコーミィン
3.ヤダナーボンFC/マンダレー管区/ルエーヘイン株式会社/ドクターサイン
4.マグエーFC/マグエー管区/エーシャーワールド株式会社/ウートゥンミィンナイン
5.サザン・ミャンマー・ユーナイテッドFC/タニンダリー管区、モン、カレン州/ユザナ株式会社/ウーテーミィン
6.オッカー・ユーナイテッドFC/バゴー管区/IBTC株式会社/ウーアウンモーチョー
7.ゼーリャー・シュエーミィエーFC/ザガイン管区/シュエナガーミン株式会社/ウーウインミィン
8.デルタ・ユーナイテッドFC/エヤーワディ管区/エデン株式会社/ウーチッカイン
スポンサー企業に名を連ねた顔ぶれを見れば、現在ミャンマーで隆盛を極めている会社がどこであるかがよくわかる。
これらの企業はミャンマー経済界のビッグ8と言ってもよいだろう。
サッカーの話から経済の話へ一変した。
ところで、このサッカープロ選手の最低給料が決められている。
一流選手が50万チャット(約5万円)でその他の選手は30万チャットだそうだ。
日本のJリーグの選手の年棒と比べるのも酷であるが、ミャンマー一般労働者の賃金に比べると大変な高給であることは間違いない。