2007年2月4日に始めた当ブログもおかげさまで2周年になりました。
いつも閲覧してもらっている皆さんに御礼申し上げます。
ブログを続ける目的はいろいろとあるのですが、その一つに生活の記録が残るということがあります。
例えば、2007年2月24日のブログより
昨年(2006年)の2月の米の値段(50kg入り袋)は14000チャットだった。それが今は、25000チャットになっている。実に80%近い上昇率である。ドルとチャットのレートを比較すると、昨年の2月のレートは1ドル=1190チャット前後であった。今は1280チャット付近である。
(引用終わり)
きのうのレートは1ドル=1065チャットだった。
2年前と比べるとチャットのほうがドルよりずっと強くなっている。
米の価格も今年の1月9日に買った米は1袋、24000チャットだった。
ということは、2年前の米の値段より少し安いくらいになっている。
昨年のサイクロンの影響で米価格が高騰すると思われていたが、さにあらず、これはミャンマーの食糧事情の豊かさを示しているのではないか。
とにかく、この2年間の物価の安定度はすばらしいものがある。
チャットを支えている原因としてミャンマーからの輸出が好調であることが挙げられる。
正確な統計がないのでわからないが、この2年間はかなりの貿易黒字だったのではないかと思われる。
ミャンマーは欧米から経済制裁を受けているが、それにもかかわらずこれほど輸出を拡大させ、物価を安定させてきた軍事政権の経済政策は成功していると認めざるを得ないのではないだろうか。