金沢→東京日記

2005年7月に金沢の会社を退職して、翌月から東京住まいになりました。退職後~再就職後の毎日を書いていきます。

仕事と家と

2006-05-22 23:38:49 | Sweden出張
スウェーデン社に長期出張している日本人の人ともお昼にちょこっと話しました 

17時が定時なんだけど、その前でも「子どもを迎えに行くから」とか
「家の用事で」とか、社員さんは時間を自由に使っているらしい。

ちょうど、水曜日に予定していた打ち合わせも、キーメンバーの一人が
「子どもが風邪で寝込んだので看病する」ということで
後日に再設定されていました。

日本じゃ、ちょっとない感じ。

でも、「子どもが風邪で寝込んだので看病する」というのは
何も女性(母親)の役目とは限らない、というのは当たり前のことですよね。
この国では(この会社では、といったほうがいいかな。)
そういう当たり前のことが当たり前のこととしてちゃんとできている。

それに対して陰でブツブツ言う人なんていないし、
そういう陰口を言う人こそ嘲笑されるべきだと思う。

それで仕事に支障がでているか?
でていないから、それが普通にできている。

誰だって、 GIVE&TAKE。
もしくは GIVE&GIVEN なんだから。

休みが多いとか、バカンスがとれるとか、家族のために仕事を休めるとか、
そういう、一見すると「楽なこと」ばかりを望んでいるわけではない。
彼らは、何もしなくて、楽なことを選んでそういう生活をしているわけでは
もちろんなく、
実力もあるし、能力もあるし、やることはしっかりやるし、スキルも磨いているし、
それに見合うものを維持する努力をしているから
そういう生き方が可能なのだと思う。

もちろん、狭い価値観の世界にいては
周囲の理解のなさに、
そういう能力を持ち合わせていてもこんな風には生きられないだろうけど。

他の誰のものでもない自分の価値観をしっかり持って、
他人に干渉しすぎず、
無駄な我慢をし過ぎない。

自分はどうしたいのか?
自分に必要なものは何か?

生き方を選べる人生にするということ、
それは私の目標でもあります 


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2 コメント

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スウェーデン (たもん)
2006-05-23 18:42:03
スウェーデンはいまの日本と同じ位、少子化に悩まされていて、国をあげて大々的に対策に取り組んでいるんですよ。だから、家庭の事情で早く帰ることはオッケーなんです(私の卒論のテーマは少子化でした)。



でも、国がいくらバックアップしてもなかなか実践するのは難しいですよね。国というテッペンから個人という末端までは届きにくい。



Willbethere_2005さんがいうように、個々がやることやってるから出来ることなんでしょうね。周囲に理解を示すことも、自分がそうしてもらうことも。

きっぱり言うことで、それがまた良いメリハリになって良い循環になっていそう!
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おぉっ! (willbethere_2005)
2006-05-24 23:54:48
たもんさん、卒論は「少子化」 

なるほど、スウェーデンは日本みたいに少子化なんですね。あんなに(エコ)環境が良くて少子化というのは一番大きな原因は何でしょう?税金は20%以上でしたよね?負担に対する不安とか??

国のバックアップは必要ですよね、後ろ盾として。そこから、みんなの意識を変えて・・・なかなかそこが難しいんだけど・・・。

日本って、どうなるんでしょうね 
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