金沢→東京日記

2005年7月に金沢の会社を退職して、翌月から東京住まいになりました。退職後~再就職後の毎日を書いていきます。

センター

2007-10-08 17:43:38 | job
同僚、といっても、違う国にいるんですが、仕事のやり方(っていうのかなぁ...)が
なるほど、と思う人がいます。
Mさん。スウェーデン人。

先月のGlobal Meetingの時に知ったのですが彼は元々マネージャーで
(今はマネージャーではなくてスーパーチーフとでも言おうか??)
今現在マネージャーをやっている人たちの多くを「採用した側」だったそうです。
現マネージャーもそう。
現マネージャーに「自分を採用したのは誰だと思う? ・・・彼なんだよ。」
と言われて初めて知りました。

Mさんは自分からマネージャーを降りたそうですが、その理由が
仕事と仕事以外のことの両立。
仕事、趣味、家族の3本柱です 
趣味は、なんと自分で飛行機を作って、週末にはそれを自分で操縦して飛んでいる、
というスゴイ趣味の他、バンドを組んでギターを担当、
子どもの面倒もバッチリ見ます 

こんなふうなので、仕事は1日8時間くらいにとどめて
(といっても、普通に考えたら、所定時間なのでこれが普通とも言える。
残業をすることをいつしかベースに入れているのは、ある種錯覚でもある。)
あとはお家のこと、自分の趣味の時間。
睡眠時間は平均して3、4時間だそうです 

実は夏の間、彼は7月は1ヶ月間夏休みだったし、8月に戻ってきてからは
こちら(日本)側からたくさん確認したいことがあって、同じ件でも2度以上
連絡を入れていた私。ほとんど返事が来ないので、もーヤダ!って思ってました。

でもポロポロッとここ1ヶ月は連絡があることもあって、
その連絡があるときの仕事内容はすごい。
「え? こんな短時間でこれだけのことをどうやってやったの?!」的な。

要は、要領なんだろうな、って思います。
すごくできる人が、限られた時間内で優先順位の高い順番で、最短の時間で
必要最小限の動きをとっている、ということなのかなぁ、と。
たまに、彼宛てではなくても、驚くような内容の仕事を見る機会があって、
そういうのは大抵、
「この長い複雑なメールを、読むだけでも数分以上はかかるだろうに、
それに対して完璧な答えと適切な送信メンバーと解法を提示して、流し読み以下の
時間で返信してくる」
というようなもの。

(先週金曜日に、普段は中国にいるマネージャーと打合せする機会があったのですが
今までメールのやり取りと肩書きとできる人という噂しか知らなくて、会ってみたら
これが本当に本人?と驚くほど若い人で、ここでもいろいろ納得しました。)

働き方も人それぞれで、人生も人それぞれ。
価値観が皆違うのは当たり前で、ペースだって人によってバラバラ。
だから、働くという人生の一部のことについて、みんなの意見が違うのは当然で、
でも私はこの人の人生の配分は素敵だなぁと思いました。

ある程度、自分の考えやポリシーをちゃんと持って、守備範囲を固めていないと、
人の価値観に流されて、勢い、自分の人生、大切な時間さえ流されることも
ままあることだし、かつ、
その時にそれを人のせいにしたって所詮は自己責任なんだから。

と、なんだか書いているうちに、何が書きたかったのか分からなくなってきましたが(笑)、
たくさん流れていった自分の過去のとある時間帯を思うと、それは誰のせいでもなく、
自分は自分の人生と時間に今後はきっちり責任を持とうと思ったのでありました。
チャンチャン 


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