旭川トンボ紀行

北海道旭川市を中心としたトンボの写真とその生態

エゾアオイトトンボ/終齢幼虫

2015年11月21日 | ヤゴ(幼虫)
体色、大きさ共にアオイトトンボ幼虫と酷似しますが、尾鰓先端がやや尖ることで区別できます。道内限定種で産地も限られますが、アオイトトンボとの混棲地もあるので同定には注意が必要です。道内に生息するアオイトトンボ属中最も早く羽化が始まると言われています。
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クロスジギンヤンマ/終齢幼虫

2015年11月21日 | ヤゴ(幼虫)
ショウジョウトンボと並び、道内ではごく最近になってから定着が確認されたトンボです。同属のギンヤンマとは瓜二つで、見た目での区別はほとんどつきません。ギンヤンマ幼虫とは下顎の端こうと呼ばれる牙のような部分の形状で区別され、ギンヤンマでは斜めに寸断されたような形状をしており、本種はなだらかに湾曲します。
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コエゾトンボ/終齢幼虫

2015年11月21日 | ヤゴ(幼虫)
国内では北海道にのみ生息するエゾトンボ科の仲間で、エゾトンボとの混棲地も多いことから同定には注意が必要です。ホソミモリ、クモマエゾを除く道内に生息するエゾトンボ属5種の幼虫は非常に良く似ており、確実に同定するにはそれなりの知識が必要です。この5種の主な同定方法は第9腹節背棘の立ち上がりや角度によって区別されますが、個体差もあるため、専門家であっても難しいとされています。
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