先日HCO MUSICさんに注文していたDigitechのWhammyの新製品、WhammyDTが届きました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/40/9b/e231e5624906b15c948a309d7a8fafe6_s.jpg)
まだ出たてで細かいレビューを書いてる人は少ないようなので、今までのwhammyシリーズとの違いと、少しいじってみた感じを書いてみようかな、と。
まず、自分はWhammy4を所有しています。
Whammy4での機能はすべて引き継いでいます(1,2オクターブのアップとダウン、指定した度数での音階の追加など)
しかし、一つだけちがうのが、過去のwhammyにあったdoroptuneの項目が消えています。
これは楽器の音を全音下げると言う機能なのですが、これが今回の主役として進化しています。
真ん中のペダルの右にあるのがそれです。
今までは全音のみでしたが、今回は指定した音階分下げる、そして上げることが可能です!(確か1オクターブ分だったかな?この記事書いてる時は手元に実物がないので)
一応、1オクターブとは弾き始めの音からその上の音までの間ね。
それを今までの機能とは別に、個別で操作することができます!
それのon、offスイッチが右の上、ではその下は?
on、offでは押してからもう一度押すまでの間音が変化しますが、下は押してる間だけ音が変化します。
公式での説明として「これを使ってハンマリング~プリングオフか可能」みたいな感じで書いてありますね。
例えば、1オクターブさげておき、このスイッチを踏めば一気に落としてあげれたり、曲によって、本当に一部だけドロップDチューニングが必要な時など、フロイドローズのようにチューニングが変えれない楽器の最大の武器になるでしょう!!
フロイドローズの弱点である「曲ごとのチューニングが変えれないので持ちかえなきゃいけない」というデメリットを解決する最大の武器になると思います!!
そして、今までのwhammy弱点の一つ、1つの機能を使うと(例えば1オクターブアップ状態)メモリをかえる(機能を変える)時にいちいちメモリが動かせず、弾きながらの変更ができないという弱点がありました(正確にはmidiでの操作は可能なんだけど)
しかしこれは別売りのフットスイッチを使え、曲中に足での操作が可能です!!これは本当に素晴らしい!!
ただ、以前はdryoutだったかな?のようにoutが2つあり、一つはwhammyエフェクトのかかった音、もう一つはかかってない音を出力する端子があったのですが、それが消えています。
・・・・とうのが、whammyDTの特性です。
問題は実際使ってみた感じですね。
まず、全体の比重が軽いです(whammy4に比べ)ペダルが真ん中にあるからでしょうか?まぁ置いてしまえば問題ありません。
ペダルの踏み心地、これは初代赤whammy(hideさんの愛用していた物ですね)に近い感じで軽いです。whammy4の方が重いです。
音やせについては、どちらもあまり変わりませんでした。
しかーし!最大の問題発生!
それは他エフェクターとの接続相性は要注意!!
ギターエフェクターはそのつなぐ順番によって、サウンドが変わります。
自分はいままでMorryのBadHorsieの後ろにwhammyをつないでいたのですが、同じように接続した所、whammyのスイッチを入れた途端ものすごいノイズが入ります。
接続を逆にすると、ノイズは消えました。
他のエフェクターでまだ試していないのですが、物によっては出るものでない物があるかもしれません。今度エフェクターの接続を再度検討するつもりです。これでワイヤレスなどで同じ症状がでれば、今後の使用にかかわりますね。
右側の音程調整の方ですが、Digitechのデモ演奏を見る限りは綺麗に音が落ちます(または上がります)
ただ、オクターブチューニングなどをしっかり合わせてかつ、歪みの少ない場合だと思ってください。
歪みを上げると、その時に入るノイズなどのピッチも変わるので、音がものすごくデジタル音になります。
又、オクターブチューニングが少しでもずれると、音を変えた時最強の不協和音になります。
これが、今回のwhammyDTを使って見ての感想ですね。
後日、このエフェクターはNGなど、試してみようと思います、又、追加レビューあれば更新または書き直ししてみようかなって所ですね。
ちなみに、定価は5万くらいしますね。実売価格で3万7千前後、ヤフオクで直輸入などで2万5千ほどで販売しているものもありますが、こちらは日本語マニュアルが無く、メーカー保証もないので(日本では神田楽器が代理店をしています)あまりお勧めはしませんね。
ぜひ楽器屋などで購入してくださいね。