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高樹のぶ子のSIAブログ

2008年02月24日 / ナント音楽祭

ナント音楽祭10

  ナント報告は、とりあえず今回で最後にします。
いろんなところに、エッセイや写真などで発表するものについては、そのつど、このブログでお知らせします。


 また、音楽祭から離れて、ナントで出会ったことなど、通常のブログのなかで
書いていきたいと思います。


 この写真は、青いスニーカーをはいたシューベルトです!
この音楽祭の「顔」として、街のいたるところで見られます。
もちろん、プログラムなどにも・・・
なかなか凛々しい、元気の良い、シューベルトです。


 シューベルトは、都会人ではなかったと思います。
住んだ場所ではなく、彼の音楽は、やはり田舎の「自然」が溢れています。
祈りの場所も、大自然の中。
私はそう感じています。


 シューベルトには、ですからスニーカーが良く似合う。
しかし「青」は、調和を崩しています。
ヨーロッパの藝術は、調和を積み上げてきただけに、このような一点の破調が効果的ですね。
調和が確立されていて初めてできる「技」かもしれない。
シューベルトに青いスニーカーを履かせた人に、拍手!


                                             高樹のぶ子

コメント ( 6 ) | Trackback ( 0 )

« ナント音楽祭9 日々の糧 »

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コメント
 
 
 
芸術はどこからやってくる? (文芸と・・・)
2008-02-24 22:24:58
注文の多い料理店に出されたシューベルトさん!
注文を出した人はどなたでしょうか?
 
 
 
時効 (磯のナイチンゲール)
2008-02-25 07:34:52
シューベルトの青いスニーカーは、ピッタッと彼のイメージを捕まえてますね。

チケットサイトにもナント・レポートにポスターの写真を載せてます。

彼は泉の如く、快活な吟遊詩人の如く、すらすら作曲したのですから凄いことです。

だから詩情に溢れ旋律も美しい曲が多いのでしょう。

作曲するときにペンが留まってインクが滲むことがないなんて天才です。

彼は少年時代から友人達に好かれ、色々と彼らにサポートして貰ったのも、天才にしては不思議な面が有ります。

根底に伸び伸びとした詩情を持っていたからでしょうね。

でないと好かれた筈がないと思われます。

あのシューマンが死後実家を訪ねたのも、その心理が想像できます。

その発見した[ザ・グレート]を初演し指揮したメンデルスゾーンの演目もオゥ・ジャポン東京フォーラムで一つかかる様です。

刔味の少ないメンデルスゾーンもファンなので押し付けに以下をコピー。(笑)



5/4★21:45-22:30【Hall C】

公演番号:348/チケット料金:指定席 S席:3,000円/A席:2,000円

☆メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64

☆シューベルト:「ロザムンデ」序曲 D644

樫本大進(ヴァイオリン)

フランス国立ロワール管弦楽団

ペーテル・チャバ(指揮)





ところで話しが突然ですが、殺人については時効成立はない、との米国の現状に僕は無知でした。

僕も殺人について時効はないとするのが当然と思います。

日本は僅か15年だったと思いますが、何故このような違いが有るのか、いきさつが想定できません。

容疑者三浦は年貢の納めどき、となりますが米国の司法によって、断罪されるのは情けない感じがします。

日本でも近々スタートする陪審制度ですから、果てしなく黒に近い三浦には死刑になるより地獄でしょう。

突然の逮捕のニュースには驚きました。

時効なし、とは。

今朝も冷え込みました。





 
 
 
時効の訂正です! ()
2008-02-25 23:51:57
二百年前のシューベルトの話題のなかで、時効について語るのは妙な感じです。

昔、よく聴いた頃から30年は過ぎてしまいましたし、あの頃の人生においてドジな事も時効なんだな、などと思う事も有れば、たいした事でも無いのに時効にならない事も有りました。

それぞれに時間の流れの事ではあります。

馬鹿みたいな話になってしまいましたたが、日本の殺人の時効は15年ではなく、現在は近年に25年になってた様です。

世間知らずで訂正致します。

この種の時効は最低限ないことにして欲しいものです。

鳩山法務大臣様!



その点、クラッシック音楽の文化は宗教音楽と寄り添いながらも、時効には成らず生き延びてますね。

日本の古い唱歌なども好い歌は生き延びてます。

また、ゴールズワージーの小説[林檎の木]なども、生き延びてると考えますが、これはそれほど自信はありません。

物語のように現在は地方と都市の情報と生活が、同じ媒体で似た内容ですし、資本の大小だけでしょうからね。

意外と都市で育った人で野性の香りがすることも多いです。







 
 
 
田舎。。。 (T.S.)
2008-02-26 08:53:55
フランスは農業国。。。
ノルマンディー地域をレンタカーで走ったとき、まさに、「牧歌的風情」を感じました。

ある田舎の街角に立つつぎはぎだらけの牧師服をまとう牧師さんが、「車に乗せてくれないか」との合図を送っているのに、今から25年程前に出会いました。
最初は、通り過ぎましたが、気にかかり取って返して車に乗ってもらいました。。。
その牧師さんの名前を記した紙片を10年以上、名刺入れに入れておりましたが、今は紛失してしまっております。。。

その牧師さんなども、まさに、「のんびりとした、牧歌的側面を感じさせる人」でした。。。
今ご存命であれば、80歳を超え、90歳に手が届くような年齢加減かもしれません。。。

「シューベルトは、都会人ではなかった」と指摘されている部分に関連して、「ふっと昔出遭った牧師さん」を思い出すことになりました。。。
By T.S. on 26th Feb., 2008
 
 
 
メン・コンの開演時間30分変更との連絡有り。 ()
2008-03-08 10:40:39
前記のメン・コンの公演時間変更のメール連絡が有り添付させて戴きます。
変更理由はロッシーニの公演が80分であったとのこと。3/4配信

5/4★22:15-23:00【Hall C】
公演番号:348
メンデルスゾーン:バィオリンコンチェルト変ホ短調作品64
他シューベルト

フランス国立ロワール管弦楽団


 
 
 
ナント音楽祭 (nogaya)
2008-03-11 08:48:29
日経新聞夕刊で、ナント音楽祭を 5月東京フォーラムで開催されるとのこと。是非聞きにいきます。
 ナントが パリの南西にあり飛行機で1時間ぐらいとのこと。実は数年前アルザスの友人を訪ね、ストラスブルグ
より、汽車でパリに行きました。途中、ナンンシーと言う町を通り、ナントとナンシーを取り違えていました。
 2年前モーツアルト生誕250年でウイーンに遊び、モーツアルト、シューベルト、ベートーベンとクラッシックに浸ってきました。5月は是非、東京フォーラムのシューベルトですね。
 
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