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高樹のぶ子のSIAブログ

2008年02月21日 / ナント音楽祭

ナント音楽祭8

  この「熱狂の日」のすべてを取り仕切っておられるルネ・マルタンさんをご紹介しますね。


 期間中、トータルすると二百数十回の演奏会がありますが、その出演者、演奏曲目などの選択はすべて、彼自身がなさっています。
そこで発見された新人というか、埋もれた巨人が、世界に羽ばたくチャンスにも
なっています。
クラシックへの垣根を低くしたい、という志も、質が低ければ、ソッポを向かれます。


 質はとても大事ですが、同時にそれを、「世評」に任せていては、この音楽会の意義が無くなります。


 彼は「自分の見つけてきたアーテイストを聴いてくれ」という、自信を持っています。


 そして確かに、日本では全くといっていいほど、未知の、しかし凄い人がいます。
その1人は、プラメナ・マンゴーバさんという、かなり太めのカワイイ女性ピアニスト。


 今年の音楽祭のテーマはシューベルトだったので、シューベルトのピアノをいくつかとベートーベン「熱情」を弾きましたが、これが凄かったです。
絶対に日本人に受けます。情念の乗せ方が、日本人向けです。
久々に感動し、カラダが震えました。
彼女を発見して、ナント音楽祭に引き出したのも、もちろんルネ・マルタンです。


 マンゴーバさんは、5月に「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」にも、来ます。
再会が楽しみです。


                                             高樹のぶ子

コメント ( 3 ) | Trackback ( 0 )

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コメント
 
 
 
ルネさんの国籍は? (ビー玉)
2008-02-21 23:19:34
ルネ・マルタンさんって、アジア的な御顔だちですね。
どこの御国の方なんでしょう。

マンゴーバさん、日本にいらっしゃるんですか!「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」って、どこで開催されるのでしょう?また、詳細を御教え下さい。

高樹先生、サーモンピンクのコート、素敵です♥
 
 
 
ルネ・マルタン ()
2008-02-22 17:00:58
ルネ・マルタンさんはフランス人でナントが出身地です。



[ラ・フォル・ジュルネ・オゥ・ジャポン]は東京フォーラムをメイン会場で開催してます。
 
 
 
チケット入手 (磯のナイチンゲール)
2008-02-23 23:15:15
リヒテルに信頼されたマルタンさんに敬意、ミーハー的にチケットを入手しました。

とりあえず2日の初演のプラメナ・マンゴーヴァを歓迎してと、4日の夜遅くのブリジット・エンゲラーのチケットです。

シルビー・マルタンとブリジット・バルドー繋がりだ!

これ駄洒落になってるのかな?

ケイタイでチケットを入手するのに苦闘す。

途中でミスばかりして、元に戻るを繰り返す。(苦笑)

未だ先ですから、どんな連休になるのか解りません。

プラメナさんは減量に成功するかな?



東京フォーラムと云えば昨年、M翁(仙崖の漢詩の賛文を読解した方)は、フォーラム内のギャラリーで[猫]の墨絵を手に入れました。

熊谷守一の最晩年に描いたものです。

墨絵もギョッ!とする◯でした。

彼の絵は僕の友人でも好きな人が多いです。

皆さん男性。



ラ・フォル・ジュルネ・オゥ・ジャポンを楽しみにしています。



 
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