旧プチ民宿高橋 山口編

宇宙、日本、宇部

なまるというなまり

2009-03-26 22:54:50 | 小倉弁

うちの実家は「なまる」という言葉を使う。
意味は「生の食べ物のちょっと鮮度が落ちる」という意。
刺身がぬるくなって、ちょっと美味しく無さそうになるようなイメージ。

使い方としては
「おい、刺身がなまるけはよ食えちゃ!」
「このお寿司貰ってきたはええけど、なまっとるんやいん?」
みたいな感じ。

実はこの言葉、うちの実家でしか使わないらしい。
俺は先々月か今月(忘れた)その事実を知った。
嫁さんは「意味がわからん・・・」と思いながらも、今は使いこなしている。
和を乱すのが怖くて、うちの両親に質問できんかったらしい。
相当な苦労をされた事が予想されます。。。

俺は小倉の方言と思っていたが、嫁が使わないから違う。
なので富野(地元の集落)の方言かと思ったが、幼馴染みも使わないらしい。

出所が気になり、うちの両親に電話で聞いてみた。
そしたら残念な事に、2人とも子供の頃から使っていると言い張る。
両人とも福岡育ちの福岡県民なので、イマイチ理解に苦しむ。

「ねまるっちいうのもあるぞ!」と父親が受話器先から煽ってくる。
ネットで調べても出てこない。実は造語なのか?わけわからんだい。

俺の人生における使命が、また増えた。

 

今日の1曲  君ノ声/中村一義