持世寺温泉 上の湯 アルカリ性単純放射線温泉 PH8.8 40℃
宇部には「持世寺温泉」という、いい温泉があります。
日曜日、6年弱振りに行ってみました。息子と一緒に行きました。
6年弱前ちょっと嫌な事があって、そこから暫く足が遠のいていたのです。
ここ最近は併設している豆腐工房で厚揚げを買うためのみ、訪問していました。
※この厚揚げを魚コンロで焼いて、ショウガ醤油につけて食べたら美味しいんだな♪
入ってみると、凄まじい硫黄臭。あー、久しぶりの感じ。
湯船のは方は抜けてて硬い匂いがするけど、カランから出る湯は硫黄のかほりが強い。
お湯はヌルヌル系ではなく、さっぱり系。湯船のお湯は熱めで、体がすっきりします。
お客さんは明らかに地元の人ばかりで、芋洗い状態。
みんながジロジロ見るもんだから、嘘でも山口弁を使わないとまずそうな雰囲気を感じた。
しかも異質なのが、お客さんに弱そうなじーちゃんがいない事。みんな強そうやし・・・。
息子は保育園の友達とバッタリあったりして、ご機嫌。
カランから出る湯の勢いが良すぎるもの気に入ったみたい。
PM5:00、西日でキラキラ輝く湯船は美しかった。
また暫く通ってみようかなぁ。
住む街に温泉があるのはステキな事です。
今回はそれを再確認した次第です。
長時間にも渡り、紅葉を撮ったり、息子と松ぼっくりを探していたので、体が芯から冷えました。
今日は湯本温泉に入るつもりで、お風呂セットを用意してきました。つい先日、俺が泥酔した湯本温泉です。
長門湯本温泉 アルカリ性単純温泉 PH 9.59 27~46℃
ここには公共浴場が2つあります。特徴は以下の通り
恩湯 ボロい。源泉かけ流しの為お湯は最高。でも温い。
礼湯 新しい。お湯は混合泉で鮮度にかける。加温してるので、お湯が熱い。
俺は最初から礼湯狙いだったのですが、何でか知らんけど12月中旬まで休業らしい。
なので仕方なく恩湯へ。風邪をひく覚悟で恩湯へ。
相変わらず建物はレトロです。凄く味のある湯元を代表する建造物。
新しくはないのですが、重厚感あふれる御影石の浴槽の迫力は凄まじいもの。
ラッキーな事に、シャワー周りが改装されてまともになっていました。一安心。
暖かいシャワーを浴びて、体を洗う。体は一瞬でヌルヌルすべすべに。
無色透明でぬるい。ふんわりと硫黄臭が漂う、とろみのあるお湯。新鮮なお湯で絶品です。
湯本で最強のお湯はここにあるんです。
ここで凄いのは浴槽。深さが1M以上ある。俺がひざで立って、ようやく首が出るくらいの深さ。
息子は溺れてしまいそうなお風呂に大興奮。いきなり「また来たい!」と云いだしたし。
何が凄いかというと、深いので水圧で足や手が痺れてくる。結果として血流がよくなるのが体感できる。
じっと浸かってると力が抜けてしまい、体がその浮力に負けて浮きだすから不思議。
しかし、やっぱりぬるい。浸かれば浸かるほど体が冷える。
湯本は元々湯温が微妙であり、その源泉をそのままかけ流す恩湯の冬季は厳しいです。
息子と熱いシャワーを浴びて、決して暖かくない脱衣場で着替えて、早々に退散。
とはいえ、さすがは温泉。後からポカポカしてくるのです。
ブーブー云ってしまうけど、何だかんだで毎回その魅力で俺を打ちのめしてくれる恩湯。
建造物といい、山口県を代表する温泉施設だと思う。いやいや、まじでそう思う。
川棚温泉に行きました。どうしても国道491号線を通りたくないので、滝部経由で30km位遠回りして・・・・。
川棚といえば瓦そばと川棚グランドホテルのCMに出てくる巨乳のねーちゃんのイメージ。
肝心な温泉が抜けているのですが、今回意を決して挑戦してみます。
川棚から半径60Kmの場所に合計30年近く住んでいますが、入るのは多分初めてです。
お風呂なら川棚グランドホテルのような綺麗で豪華な所のが入りやすいのですが、
あえてお湯の鮮度に拘る俺たちは、源泉の一軒宿である「小天狗」に行きました。
実は数年前に小天狗の前まで来た事あるのですが、まだウブだった俺はその凄まじい貫禄にやられ、退散いたしました。
しかし、今回は家族も増え、世帯主として引き下がる訳にはいかず、玄関をくぐります。
ここは昭和30年代な感じの鄙び宿です。店の主?はとても感じがよい方で、快く対応して頂きました。
靴を脱いで中に入ると菅原文太と山城新伍がラガービールでも飲んでそうな応接間に当たります。
俺が息子を連れて入る予定だったのですが、息子が「父ちゃんイヤー」と泣き喚くので、結局1人で入りました。
男湯の暖簾の置くには、物置の入り口みたいな大きな鉄のドアがあります。
「これっち、温泉の入り口なん?」と15秒位考えました。で、開けてみるといきなり脱衣所だったのです。
含弱放射能-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉 43.5℃
2.5M×2.5M位の正方形の内湯と、その奥にはこの宿のイメージとは異なる豪華な露天岩風呂がありました。
露天の方はプール臭がしたので、3秒で上がりました。逆に内湯は源泉を入れてるみたいで、気持ちよく浸かれました。
お湯の噴出口のお湯を手で掬って臭いを嗅ぐと、軽く硫黄の臭いがします。なめたら気持ちしょっぱかった。
お湯の温度は適温。お客さんは俺とおっさんの2人だけなので、すこぶる快適。
もう一生この浴槽から出なくてもいい!みたいな感じ。
と思っていたらヤングな若者が一気に6人入ってきたので、あっという間に気分が悪くなり、浴槽から出てしまいました(笑)。
タオルで体を拭く時、心なしかベトベトします。きっと塩を含んでいるからでしょう。よくぬくもります。
嫁&息子より先に上がってしまったので、昭和な応接間でぐったりしていました。
そのうち上がってきた息子は俺に「ビールを買いなさい!」と命令してきました。
その後、感じの良い店主に遊んでもらったり、奇行を繰り返したりして、先ほどのヤングな若者にウケていました。
外はバケツをひっくり返したような豪雨。帰る時は主が傘をさして出てくれて、
極力俺達が濡れないように勤めてくれました。本当にいい宿でした。
この鄙び宿「小天狗」ですが、元々の新館はとんでもない事になっています。
最初に書いたような「その貫禄にビビった」という建物はすっかり改装されて、
いきなり「個人的に泊まって見たい宿ベスト5」に入るような宿に変身してました・・・・。
「世の中何が起きるかわからんねぇ・・・」と良いながら、豪雨の中を帰宅。
うちのタンメンは豪雨に強いので、どんなに雨が降ろうと恐怖感はありません。
途中「大迫名水」に寄って、500mlペットボトル×2本分の水を取得。
帰宅後は「重兵衛茶屋の味噌」をつけたキュウリと、村尾(中身は黒キリ)の大迫名水割りで乾杯!
近場を効率的に楽しむ事ができて良かった。充実した1日となりましたとさ。
これは8/21のお話です。
嫁が来週試験があるらしく、試験勉強に集中して頂く為にも俺がメインで息子対応をしました。
とはいえ、俺は基本的にちびっ子の相手が苦手なので、いつも過激な方法でしか面倒が見れないのです。
その日の午前中は息子とゆめタウンへ行きました。
宇部のゆめタウンは馬鹿でかいデオデオと引っ付いているので、そこそこ時間が潰せます。
またビレバンもあるので、そこで垂れ流しになっているウサビッチのDVDを見せれば、1時間は潰せます。
そんな感じで午前中はクリアしました。
午後はどーしよう?と思いつつ、息子が好きな温泉に連れて行く事にしました。
温泉巡りが趣味の俺ですが、県内には行った事の無い温泉がまだまだあります。
その中で特に行ってみたかったのが「日野温泉」という小さな温泉です。
ここは地元の老人向け施設みたいな感じで、小さくひっそりと営業しているようです。
お湯は軽く塩素消毒しているらしいのですが泉質は素晴らしく、強烈なヌルヌル感が味わえとの事。
温泉博士の郡司氏の評価も高く、いつかは行かんといけんなと思ってました。
http://allabout.co.jp/gm/gc/80458/2/
息子を乗せて旧豊田町の方へ車を走らせました。宇部から約1時間で到着。場所はかなりわかり難い。
そして俺と息子は自然の驚異を思い知らされます。
えっ!
ええっ!!
ぼーぜん・・・・。
かなりショックを受けましたが、仕方ありません。人間はピンチからどう立ち上がるかが重要です。
俺はちょっと考えた結果、そこから数キロ離れた所にある道の駅のお風呂を目指しました。
ここの道の駅の温泉は色々と良い話を聞くので、気持ちを切り替えて挑むこととしました。
ここの道の駅は本当に良くできていて、かなり楽しむことができます。
野菜市やけっこう大きいお土産コーナー。あと、イートインコーナーもあります。
場所的に角島方面に行った帰りに寄る事が多いです。
しかしお風呂にはまだ入ったことがなかったんですね。
こないだ海でBBQした帰りに寄ったけけど、営業時間に間に合わんかった。
個人的にこれ系の温泉は入湯料が高いのと、
プールのかほりが強烈という偏見があるので、なかなか入ろうと思わんのですよね。
しかし、ここは良い意味で予想を裏切ってくれました。
まずは建物が無茶苦茶きれい。ロッカーも大きくて、ハンガーが標準装備です。
入口には「湯当たりする人が増えています。気をつけて下さい!」と書いてあるので期待できそうです。
大きな打ち湯(中央部にジャグジーあり)とそこそこ大きな露天と、小さな水風呂とサウナがありました。
匂いは微妙にプール臭がしますが、温泉特有の石膏臭もします。露天風呂には湯の花も浮いてるし、お湯が新鮮ぽい!
そして浸かってビックリなヌルヌル湯です。これはレベル高いです。
お陰で浴室の床や露天の岩までもツルツル。息子は何回もこけかけました。
極めつけはお湯が重い。だんだん体がぐったりしてきます。発汗も止まらんし、これは高レベルな温泉です。
ここの唯一の欠点は650円と入湯料が高い事。高いのでしょっちゅうはこれそうにありません・・・。
とはいえ、スーパー銭湯系の施設でここまで素晴らしいは出会った事がありません。
作り物の風情を味わう事ができますが、俺はそーいうんが大好きなので全然OK。
お湯はヌルヌルで非常に満足する事ができます。俺は素人なので、これで大満足。
あと、こじんまりとしていますが小奇麗な休憩所を無料で利用できます。
ビールやうどん等の軽食もオーダーできるので、その気になればここで3時間は潰せそうです。
息子にジョアを。俺は飲むヨーグルトで休憩を満喫。
のつもりだったのですが息子が俺の飲むヨーグルトをほぼ全部飲みやがりました。
なので、自販機に売っている200円のキリンフリーを買いました。
それにしても大満足。帰りは息子の要求に応えるべく、ミスドでドーナツを買って帰りました。
あと嫁にお土産という事で、ここのお湯をペットボトルに入れて持って帰りましたが、
(おそらく源泉をかけ流してたと思われる水風呂の口より採取)。
これで洗顔した嫁が「すごいツルツルやん!」と云っていたので、今度は嫁も連れて行こう。
この辺りは「一の俣」や「俵山」のようにヌルヌルの名湯が多いんです。
きっと今回行けなかった日野温泉も素晴らしいんやろうね。
また、ここの湯はナトリウム炭酸水素塩冷鉱泉と珍しく、泉質的には日野温泉に近いんかな?
楽しみは最後に取っておきましょう!
その夜はオリオンビールを飲みながら嫁のグチを聞きました。
つづく。
山口県北部の長門という街の山奥に、俵山温泉があります。
ここはとてもよい温泉です。
大学生の時、ここの温泉にたまたま入ってから、
俺は温泉が好きになりました。
西日本最大級の湯治場で、すごく雰囲気はいいです。
こんな所に1週間くらいおったら、たまらんやろうなぁ。
また。全国有数の「美人湯」と云われるだけあって、
びっくりするくらい肌はヌルヌルになります。
今日はそんな俵山に久しぶりに行きました。
久しぶりなのは訳があります。
ここから下は長くなるかも・・・・。
俵山は致命的な事に、湯量が少ないんです。
石川君は「枯渇寸前」と云ってました。
だけあって、俵山の旅館は殆どが内湯を持ってない。
温泉街のなかにある「町の湯」と「川の湯」
に入りに行くのが、俵山のスタイルなんすよ。
その銭湯が大変素晴らしかったんです。
硫黄の匂いがほんのりして、湯の花も浮いたりして。
特に俺は「川の湯」がお気に入りで、
する事のない時は宇部から北上し、入りに行ってました。
そんな俵山に異変が起きたのは、去年の12月20日。
もう1つの銭湯「白猿の湯」がオープンしたのです。
とはいえ、あたらしい源泉をボーリングしたわけでもなく、
湯量は相変わらず少ないままなのです。
そこで被害を受けたのが「川の湯」だったのです。
ある日川の湯に行ったら、源泉が入るはずの浴槽に
ストーブが入ってました。
俺は言葉を失いました。
それからもう一回川の湯に行ったら、ストーブは健在のままで、
その隣の浴槽から強烈な「プール」の匂いがしました。
それから暫くして、川の湯は夕方からの営業になりました。
俵山温泉合名会社に苦情のメールを出したけど、返事は無し。
俺はショックを隠せず、暫く俵山を自粛する事にしました。
で、今日は何となく俵山に行きました。
目的は「川の湯」ではなく、「白猿の湯」です。
川の湯を犯した白猿はいかがなものかと思い。
白猿の湯は出来たてで、とても綺麗でした。
しかし、俵山に不釣合いな施設のように思えます。
レストランあるし、ペット湯あるし・・・・・・等。
大量のツアー客が先に入っていたらしく、
係の人に「20分くらい待ったほうがいい」とか云われ、
げんなりしました。
でも、お湯素晴らしかったのです。
露天はプールの匂いがしたからさておいといて、
これぞ俵山みたいなお湯でした。
浴槽が二つあって、一つは熱めの循環率の高そうなお湯。
もう一つはかけ流しの可能性の高い温めのお湯。
特に後者が素晴らしかったです。
硫黄の匂いがするし。湯の花が沢山浮いとるしで、もう満足でした。
結果的に川の湯はもうダメになったけど、
白猿があるからいいではないか?
と無理矢理自己完結させてみました。
これはこれで、ありでしょう。
ただね、ただ入浴料700円って云うのが腑に落ちない・・・・。
俵山温泉街
町の湯
川の湯
白猿の湯