旧プチ民宿高橋 山口編

宇宙、日本、宇部

しもうた

2009-07-03 23:31:17 | うどん(香川)

琴平町の宮武うどんが閉店したらしい。
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/social/article.aspx?id=20090607000043
http://allabout.co.jp/gourmet/udon/closeup/CU20090608A/

4月に食べた時、うまいのかまずいのかよくわからんかった。
お店は明らかに民家そのもの。うどんは包丁切りだから太さはバラバラ。
つゆは塩気と魚のかほりが強烈やった。

俺はこの店発祥である「ひやあつ」を注文したが、
中村が注文した「ひやひや」の方が美味しくて後悔した。
なのでもう1回行きたいと思っていたのだが、お星様になってしまった。 

 

 

Miyatake_4

宮武うどんでの衝撃体験。あれは一体なんやったんやろう・・・。

 

 


素朴な団子汁みたいなうどんやった。
もう食べれない。しまったなぁ。 

 

 


うどんツアー 3日目 後半

2009-04-25 23:35:37 | うどん(香川)

松山はとても楽しかったです。「大街道と道後の間のマンション欲しいな・・」と、
生まれて初めてマンションが欲しいと思いました。
そんな楽しい時間はあっという間に終わり、遂に現実と向き合う時がきました。
松山→柳井のフェリーを使って帰る予定でしたが、フェリー代の高さに閉口。
値段に負けて、無茶苦茶大回りですがしまなみを通って尾道経由で帰る事にしました。

 

 

松山→今治

非常に心惜しいのですが、国道196号を走って本土を目指します。
びっくりしたのは海が非常に綺麗だったこと。
同じ瀬戸内海とは思えないくらい、こっちの海とは違います。角島みたい。
多くの海水浴場とファミリーマートを沢山見過ごし、なんか宇部に帰りたくない感じ。

 

 

来島海峡サービスエリア

今治で食べたい物として「今治式やきとり」以外に「玉子焼豚丼」がありました。
これはあまりにもえげつないので、みんなに大きな声で「食べに行こうや!」ち云えんかった(笑)
サービスエリアのレストランにきっとあるやろうと高を括ってたのですが、確かにありました!
しかし、レストランは5月の連休に備えてか?4月末まで改装中!

俺らしい展開だなぁ。代わりにじゃこ天と焼タコを買って食べました。

 

 

Kurushima1

よくある事さ

 

Kurushima2

来島海峡大橋

  

 

しまなみ海道→宮島サービスエリア

尾道まで10キロ位で、10分もしなくて本土かぁ!と考えていたのですが、
いきなり「尾道55キロ」という案内が出て、何となくダウナー。
途中で嫁と運転チェンジ。一路山口を目指します。

 

 

宮島サービスエリア

最近の改装で、スタバができてました。そこで休憩。
息子はずっと石をいじって遊んでました。
宇部まであと少し!

 

Sutaba

スタバ入口付近で、ひたすら石と戯れる息子

 

  

丸亀製麺所 宇部西岐波店

ある意味本日のメインイベントです。
普段こっちで食べているうどんは、ホントに讃岐うどんなのか?
それを検証するべく、ツアー最後のうどん屋として家から10キロのうどん屋を選びました。
俺はかけうどんの「ひやひや」を食べようと思ったけど、そんなのメニューにありませんでした。
特別に麺だけ冷たくしてもらって「ひやあつ」にしました。

食べた印象ですが、何となく現地のうどんと同じです。ていうか、同じように作っています。
うどんのつゆや釜揚げのダシは「あー、材料は同じ感じやなぁ」といった感じです。
しかし麺は違いました。歯ごたえやのどごしは大体同じですが、味が全然違います。
丸亀製麺所の麺には特に味がありません。そしてずっと噛んでいると変な味がします。
美味しくない味がするのです。加ト吉の冷凍うどんと同じ味です。

でも、これはこれで美味しいですよ。
「讃岐と全然違うからもう行かない!」なんて事は決してありません。
これからも日常的に通うと思います。

 

Marugame

丸亀のひやあつ。ちくわの天ぷらが逆さまだ。 

 

 

帰宅

非常に残念ですが、帰宅しました。
疲れが一気に出てきて、今週の仕事に明らかに影響しました。

 

Tanmen1

3日間で1032キロ

 

Tanmen2

5人とその荷物を乗せて、平均燃費14.6キロ/L。相変わらず優秀。  

 

 

今回のツアーでわかった事。

①香川の人にとってうどんはごちそうではない。

安くて早く出てくるから重宝されるようで、ごちそうではないみたいです。
豪華なメニューもなく、きわめてシンプルな内容。
「麺通団3」によると、上司が晩ご飯にうどんをおごると、上司の株が下がるそうです。
香川の人はうどんを無茶苦茶美味しい物と捉えてないかもしれません。
おそらくやけど、広島人がお好み焼きに対する考え方に近いような気がします。

②こっち(北九州~山口)のうどんとは別物。

見た目はほぼ同じですが、全く別の食べ物です。
仮に俺が香川1のうどん職人になったとしても、こっちで成功する保証は無いと思います。

③うどんを食べ過ぎたら体がむくむ。

うどんに含まれる塩分はかなりの物。つゆも塩辛いので、食いすぎたらむくみます。

④うどんツアーは平日にするべき。

休日の宮武うどんで痛感しましたが、やっぱり平日に巡るべきです。
高速道路が1000円じゃなくなるけど、お金じゃないところで大損すると思います。
香川には会社を休んで行きましょう(笑)

⑤けっこううどんは食える。

多分ですけど、10軒位なら1日でいけると思います。

 

そんな讃岐うどんですが、また行きたいと思っています。
宇部に戻ってきて1週間位たちましたが、心は山越と道後温泉に置いてきた感じです。
心にぽっかり穴が開いたような。年内にもう1回行ってやる。

 

 

14:00 松山発

15;30 来島サービスエリア

17:40 宮島サービスエリア

20:00 丸亀製麺所西岐波店

20:50 帰宅
 

おしまい☆

 


うどんツアー 3日目 前半

2009-04-25 08:24:47 | うどん(香川)

3日目は高速に乗って松山から約20キロ南の内子に和ろうそくを買いに行く予定でした。
しかし、松山が楽しそうなのと、内子まで運転するのが面倒臭かったので、予定変更!

  

  

道後温泉本館にて朝風呂

これに入らんといけんやろ!という事で、朝起きたら本館に向かいました。
本館入口の前でボーっとしたら、甲本ヒロトが居ました。
彼は浴衣を着て、ハンチング帽を被ってました。

「かーちゃん、あれ絶対ヒロトよねぇ?」
「そんな訳ないやん!えっ、ヒロトやーん!!」

ヒロトは我々に気付くと、鼻を擦りながら笑っていました。
「この話、絶対誰も信じてくれんよねぇ・・」という話なりました。

道後温泉本館はもの凄い建物です。もの凄い雰囲気と存在感。
中にある浴室もピンきりで、俺達は1番安い浴室に入りました。
お湯は熱い単純泉。浴感は少ないものの、入浴後には汗が沢山出てきます。
浴槽も深く、息子は足がたいません(届きません)。
90秒位したら息子が浴槽から脱出をはかりだしたので、俺も仕方なく上がりました。
中村は朝から泡だらけになって体を洗ってましたが、俺は無念の途中退場です。

  

Dougo_honkan_2

朝の道後温泉本館

 

 

Karakuridokei

朝のからくり時計 

 

 

 

  

坊ちゃん列車

個人的に広島の大学生にとって温泉といえば、道後ではなかろうかと思います。
俺が広島で大学生だった時、多くの友達が高速船に乗って道後に遊びに行ってました。
そして友達のお土産話を聞くとき、必ず「坊ちゃん列車に乗ったんじゃ!」と云うんです。
俺は正直、「だからどうしたんだ!?」と思っていましたが。

坊ちゃん列車とは松山市電等を経営する「伊予鉄」の看板列車で、
小説「坊ちゃん」の冒頭に出てくる「マッチ箱のような汽車」を再現したものです。
当時は松山の港から中心部まで走ってましたが、
今は道後から中心部まで市電のレールを走ります。

http://www.iyotetsu.co.jp/botchan/index.html

前日、松山の街を走っていた時、偶然坊ちゃん列車に遭遇しました。
俺は「あー、これか・・」と思ったのですが、俺以外全員が「乗りたい!」というのです。。。
じゃあ、乗ろっか・・・みたいな。

坊ちゃん列車に乗るには、整理券が必要となります。
整理券は当日に配布されるので、朝ごパンを買いにローソンに行く傍ら、
道後温泉駅に立ち寄って購入しました。松山市駅まで片道300円。

バタバタと着替え等の準備をして、荷物を車に移動させて、
宿の主にお昼過ぎまで車を停めさせる許可を頂いて、いざ出発。

坊ちゃん列車に乗ってみましたが、これが予想外に良いものでした。
動力が蒸気からディーゼルに変わった以外は当時っぽく再現したものらしく、
木造の客車や何故か乗務員が明治風ルックだったりと楽しい時間を過ごせました。
乗務員の観光案内等が楽しくて、途中下車の予定が終点松山市駅まで乗車しました。
凄く小さな電車で、息子っちいうか、全員大喜びでした。

  

 

Dougoonasen_sta

道後温泉駅

 

Bottyann_ressya2

坊ちゃん列車

 

Bottyann_ressya1  

街中を走る坊ちゃん列車

  

   

Matsuyama_shieki

松山市駅

 

 

 

松山市街

松山駅は伊予鉄松山市駅と大街道という電停の間の逆L字型に街が形成され、
その途中には地下街と2つのアーケードがあります。
松山の街はデパート(三越・高島屋)がでかく、おしゃれな雰囲気を持っていました。
これは小さな都会だなぁ・・という印象。

また松山のアーケードも商店街好きからは有名だと思います。
中でも大街道は幅が広く、日光が沢山差し込む綺麗なアーケードです。
自分の街にもこんな商店街があればいいのに・・・・。

  

 

Ookaidou

歩いて楽しい大街道

 

  

 

  

鍋焼きうどん「ことり」

松山の名物は鍋焼きうどんらしいです。
またうどんかよ・・みたいな事は云わず、みんなで食べました。
前日るるぶで調べた店に行ったのですが、実は老舗だったようです。

店内には「道場六三郎」が来た時の写真が飾ってました。
メニューは「鍋焼きうどん」と「いなり」しかなく、座敷に座るとすぐにうどんが出てきました。

アルミの鍋に入ってやってきたうどんですが、優しい味の普通のうどんです。
小倉駅前のはるやうどんみたいな味です。
特別にうまいわけではないのですが、その存在感に意味があるみたいな。
また、隣の県ですが香川のうどんとは全然違います。
つゆは甘めで塩辛くなく、麺はやる気がなくふにゃふにゃ。
俺にとって、安心して食べれるうどんです。

 

 

Kotori3

やはり老舗なんだろう。

 

Kotori

鍋焼きうどん

 

Kotori2

と、いなり

  

  

 

高島屋の屋上観覧車「くるりん」

伊予鉄松山市駅の駅ビルは「いよてつ高島屋」で、その屋上には観覧車があります。
http://www.iyotetsu-takashimaya.co.jp/grandopen/kanransya.html


俺は松山城かその観覧車のどちらには乗りたくて、観覧車を選びました。
(雰囲気的に松山城は提案しにくかった(笑))

しかし観覧車には大きな問題がありました。
1ゴンドラの店員は4名なのですが、子供も1歳以上は1人とカウントするそうです。
観覧車スタッフ?に交渉したけど、2台に分けて乗ってくれと云われました。

折角ここまできたので、やっぱり全員で乗りたいじゃないですか?
色々と思案した結果、俺がネゴシエイターとしてさっきの人に
「この子は1歳2ヶ月なんやけど←(鉄板ウソ)、
11ヶ月という事にして乗せてもダメやろか?」と相談してみました。
「エー!?」という顔をしていましたが、俺がじっと目を合わせ続けたのが功を奏したのか?
「なんかあったらお客さんの責任ですよ・・」とボソっと呟かれ、許可が降りました。

凄く眺めが良かった。松山城が綺麗に見えた。かっこええ城だ。。。
息子は景色をガン見するかと思ったが、ゴンドラ内で暴れるだけだった(笑)

 

Kururin_2

くるりんから眺める松山市街

 

 

Matsuyama_jyo2

山頂にそびえる松山城

 

 

Matsuyama_jyo

かっこええので、ちょっとアップ

 

Kururin2

たまたま見かけた、坊ちゃん列車と市電がすれ違う場面

 

7:30 道後温泉本館で朝風呂

9:20 坊ちゃん列車に乗って街へ

9:50 松山市駅から松山城ロープウェイ口まで歩く

10:40 朝ごはん?

11:10 鍋焼きうどん

11:50 観覧車

 

 

つづく


うどんツアー 2日目 後半

2009-04-23 23:56:58 | うどん(香川)

うどんを食べ過ぎたので、香川うどん屋巡りはここで完了。
醤油うどんで有名な「小縣屋」に行こうとしたが、それは断念しました。
全員やり過ぎた感を持ちつつも、大満足でした。
 
 
 

谷川米穀店→ひろや→こんぴらさん

天ぷらうどん巻き寿司を売っている善通寺まで、のんびりドライブしました。
途中、近くだったので「宮武うどん」の前を通ってみました。
恐ろしい事に長い行列ができ、お昼前なのに「本日終了」の看板が出ていました。
やっぱりうどんは平日に攻めるべきだと痛感。
 
 
 

こんぴらさん

こんぴらさんは多くの参拝者で賑わっていました。ていうか、人が多い。
駐車場はどこに停めればよいのかわからんので、アーケードの中の駐車場にしました。
駐車料金は500円だが、その駐車場を経営しているお土産屋で500円以上買い物すると、
駐車料金は無料になるとの事。

こんぴらさんといえば、全785段にも及ぶ石段。
全員で登りきらないといけないのですが、息子が大きく足を引っ張りました。
自力で階段を登らせようとすると、すぐに「だっこ~」と云って来ます。
だっこしても眠いたいのか?機嫌が激悪で暴れまくり、すぐに降りようとします。

最悪です。嫁と交代で御本宮を目指しました。

道の両脇には沢山のお土産屋や歴史的な建築等が立ち並びますが、
俺はそれを見る余裕もありませんでした。朦朧とする意識の中、気合で登りました。

御本宮に着いた時、みんなヘロヘロです。
息子は自分でこけて顔を強打して泣いていましたが、軽く無視。
いい加減にしろと(笑)

息子はやっぱり眠たかったんでしょうね。帰りはだっこされたまま寝てしまいました。
寝た息子は激重なので、今度は違う意味で辛い帰路となりました。
下界に降りた時、俺は足がガクガクして、まともに立ってたれませんでした。

すんげー、ダウナー。

 

 

Musuko

すぐに「とうちゃん、だっこ~」と云ってくる息子。

 

Konpira1_3

金比羅宮御本宮 

 

Konpira3_3

 
こんぴらさん参道。タイトな階段が続く。

   

天ぷらうどん巻き寿司

こんぴらさんの288段にある「水難救済資料館?」の前で食べた。
見た目はただの巻き寿司だが、中にはうどんが入っている。
それを濃い目のうどんつゆにつけて食べる。

これは確かに美味かった。2本があっという間に無くなった。
 
 

 

Makizushi

うどんが巻かれています。 

 
 

こんぴらさん→石鎚山サービスエリア

遂に愛媛県に突入。
嫁が石鎚山に行ってみたい(場所は山と関係ないところにあるけど)のと、
愛媛名物「宇和島の鯛めし」を食べる事です。
鯛めしは松山市内のお店等で食べる事ができるんでしょうが、
サービスエリアのレストランは手頃なので。。。。

大人4人+幼児1人で1000円の「鯛めし定食」を1つ注文しました。
恥ずかしかったけど、夕方前のアイドル時間だったので、別にええやろ。

出てきた鯛めしは我々の想像とは異なるものでした。
簡単に言うと「鯛の刺身が乗った玉子かけご飯(TKG)」です。
普通に美味しかったですよ。

あと、ここは伊予の国。味付けが香川とは全く異なります。
醤油が甘く、口に合います。定食のお盆の上に乗っている物は、
何を食べても美味しかったのです。
嫁とまみたんが5分カイロを受けて、いざ松山へ。
 
  

 

Ishizuchisan_3

こんなんを撮らんで、鯛めし定食を撮ればいいのに・・・・。 

 

  

石鎚山サービスエリア→本日のお宿(道後)

高速を西へひた走り、松山を目指します。
四国の高速道路は道が広いような気がして走りやすい。多分、気のせいやけど。
あと、全体的に速度は早め。左車線も120キロで流れてた。

松山ICで降りて、道後を目指します。
地方都市好きの俺は、勝手に松山市街をより道しました。
松山の街は松山城を中心に形成されており、面積は狭いが高密度です。
見た目は都会です。街の雰囲気が、どことなく熊本に似ています。

本日の宿は1人5250円の、お化け屋敷みたいな旅館です。
すげー、ボロボロ。でも、トイレはウォシュレット。←それ重要!
部屋にはドライヤーも冷蔵庫も無いですが、綺麗にしてあって何故か快適でした。

 

 

 

Matsuyama1

松山市街。路面電車が走ります。 

 

 

道後をうろつく

道後温泉に15年振り位に行きましたが、
道後温泉本館を中心にかなり雰囲気が変わっていました。
本館の前は広場になっており、浴衣を着た大勢の人で賑わっています。
道後温泉駅前にはからくり時計ができており、沢山の人でごった返しています。
駅と道後温泉本館を結ぶアーケードは、多くの浴衣を着た温泉客で溢れていました。
アーケードや本館のまわりにはお洒落な若者向けの店や居酒屋があり、
ついついワクワクしてしまいます。

夕暮れ時になると道後温泉本館が照明で浮き上がるような感じになり、
街にはネオンが綺麗で、この辺にいる老若男女全員が楽しそうです。

みんな無茶苦茶テンションがあがりました。
俺は「ここは夢の街に違いない」と真剣に感じました。 

 

 

Dougo1

道後温泉本館

 

Dougo2

道後湯の町アーケード

 

Dougo3

道後のエッチな一面

 

 
 
飲み会会場へ

みんなで居酒屋に行きました。嫁が無類の焼鳥好きなので、
ネットで調べた「焼鳥番鳥」に行きました。
この店には嫁が憧れていた「今治式焼鳥」が食べれるそうで、嫁さんはご機嫌でした。
ここでは豚バラやハツや鳥ざくやコロッケやざんぎ等を食べました。

全てが無茶苦茶美味かったのです!

特にコロッケが絶品で、2つ目を注文してしまいました。
出てきた焼鳥の見た目は全て普通で、おばちゃんに「どれが今治式なん?」
と質問してみました。どうやらそれは「鳥皮」限定のスタイルらしく、鳥を串には刺さずに
みじん切りみたいにしてプライパンで炒めたものでした。

これがまた美味かった。何故か息子も美味しそうに食べていました。
18:30→20:00まで居ましたが、客はほぼ俺達だけでした。
座敷は貸切状態で、とても満足な時間を過ごせました。

帰りに「ダック松山」というスーパーで反省会のつまみを買いました。
ふざけてシューマイやざんぎやタルトを買いました。あと、道後地ビールというのを買いました。
思わぬ出費でごめんなさい・・・。

 

 

Bantyo1

ジョッキでオレンジジュースを飲む息子。

Bantyo2_2

お客さんのいない店内。。

 
 

2次会

息子を寝かそうとした時、女子2人の計らいで男達は買出し兼2次会に行きました。
道後温泉本館の隣りにある道後麦酒館で、再度ビールで乾杯です。
とてもお洒落な店で、メニューも愛媛ぽいものに特化しています。
浴衣で居酒屋に行くっち事をやりたかったんよね。念願叶うです。
俺は「ぼっちゃんビール」という地ビールを。中村はスイカフィズというのを注文しました。
全て中村さんのおごりだったので大きな声では云えませんが、地ビール美味しくなかったです。
なんかドラマの無いビールでした。起承転結の結が無い感じ。

店内で外人のおばちゃん2人に絡まれました。
あれが明らかに20代やったら、色々と考えたんやろうね(笑)

すげー楽しくて、うどん食いに四国に来たのか?
道後の為に四国に来たのか?わからんくなった。

 

Dougo4

街は夜になると一層賑やかになった。  

Dougo5

ローソンに入ると、すぐに夏目漱石の文庫本コーナーがあった。

 

 

反省会

息子が22時に寝たので、それから反省会です。
今日食べたうどんと、キモい男について語り合いました。
シューマイとタルトは人気がなかったので、俺が全部食べました。
あと、買った地ビールは悲しい事に「ぼっちゃんビール」でした。
とりあえず酔っ払って、中村の一発芸を見て就寝。

 

 

12:30 ひろや

13:30 こんぴらさん

15:40 石鎚山サービスエリア

16:45 お宿(道後)

17:20 道後をぶらつく

18:30 焼鳥番鳥

21:00 道後麦酒館

22:30 反省会開始

 

 

つづく。


うどんツアー 2日目 前半

2009-04-23 00:53:19 | うどん(香川)

2日目は午前中に行きたいうどん屋全てを攻めるプランです。
しかし、土曜日故の心配事が多かったです。1番の心配は「うどん待ち行列」。
それを避けるべく早めに宿を出て、開店前に店に着くという作戦を取りました。

 

 

朝風呂

珍しく朝風呂に入りました。小さな露天風呂に同期中村と2人で入りました。
朝だからテンションも低く、特に会話は無かったような気がします。
結構大きな女の子がお父さんと一緒に入ってました。
入浴後中村が「あそこまで大きいと、ちょっと問題じゃない?」と俺に問題提起してきました。

 

お宿→高松空港

高松駅前から始まる国道をそのまま南下すると空港に着きました。
国道沿いにはビルが立ち並び、高松のでかさを再確認。
空港までほぼ片側2車線。とても快適。途中、嫁の旧実家に寄りました。嫁は喜んでました。

 

高松空港

高松空港に来た理由は、空弁の「天ぷらうどん巻き寿司」を買う為です。
高台に造られた空港で、遠くは高松駅前のビルが見えました。
早朝の高松空港は警備員とお土産屋のおばちゃんしかいません。
肝心な巻き寿司を売っている寿司屋は開店前で、空弁は10時開店との事です・・・。
でも大丈夫。俺は事前に善通寺の仕出し屋で同じ物を買える事を知っていたので、
そこに予約をして、事なきを得ました。

 

山越うどん

「讃岐うどん=行列」というイメージがありますが、山越うどんはその代名詞じゃないでしょうか?
今まで数え切れない程のメディアに取り上げられ、俺的に1番有名なうどん屋だと思います。
しかもこの店は釜揚げうどんに生玉子を絡める「かまたま」発祥の店。
うどんカルボナーラとも称されるかまたまを、
発祥の店で食べると事がこの店でのミッションです。

あと、個人的に行列を1番警戒していたのが、山越うどんです。
なので、開店の30分前に着くように心がけました。
待ち時間でプランを狂わされても困り物なので。
予定通り車を走らせる事が出来たのですが、
お店に着いた我々は愕然とする光景を目の当たりにします。

既にお店の前には行列ができており、駐車場も第1と第2が満車でした。
予想外の厳しさに愕然としつつも、昨日と違いすぎる状況に唖然としつつ、
タンメンを第3駐車場(非舗装)に車を停めました。

お店まで歩く道すがら、お土産の袋をぶら下げた人々とすれ違います。
どうやら、既に開店している様子。もう客が開店している事に、ちょっと安心を覚えました。
俺等が行列に参加した時、行列は約75M位の長さでした。
15分待ちやったんかな?所詮うどんなので、回転は早いです。

店内に入った後、中村が全員のメニューを注文してくれました。
驚いたのは注文を受けたおばちゃんが問題なく全注文を通した事です。
俺達は15秒位で、注文した全てのうどんを受け取りました。

俺は欲張りなので、「かまたま小」と「かけうどんのひやひや小」の2杯のうどんを注文しました。
オープンテラス風の食事コーナー?(行ったら意味がわかる)で、全員うどんを食べました。
結論からいうと、ここのうどんが1番美味しかったです。
太くてコシのあるうどんは、まさに讃岐うどん。口に含んだだけで幸福感を覚えます。
ダシもイリコの風味が効いて、冷たくても美味しい。絶品です。
極めつけはかまたま。玉子のまろやかさが、うどんの麺とシナジーを生み出します。
ここの麺以外で同じ事をしたとしても、同じ結果にはならないと思います。
朝の9時前ですが「なんで大にしなかったんだろう?」と思いましたもん。

朝から全員絶頂を迎えてしまいました。

話は変わって、俺はずっと山越に行ってみたかったのです。
理由は昔にこの店に来た様な気がしていて、それを確認したかったのです。
俺が小学生の時に家族で四国旅行をした事があります。
この時に、すごくボロボロのセルフうどん屋に行って、
とても美味しいうどんを食べた記憶があるんです。

麺だけを貰って、セルフで「麦茶が出てきそうなマシン」から温いダシを注いで食べる。
俺の讃岐うどん体験の原風景ですが、そのうどん屋が山越うどんや気がしてならんのです。
当時家族旅行の「地図担当」だった俺は、
その店のまわりの地理情報を覚えています。
それに当てはまる店を探すべく多くの店の位置を地図上で調べましたが、
山越しか当てはまりません。
残念な事に店の名前を覚えてないんですよね。それがあれば一発なんですが。。。

今回山越に行って色々と考えていましたが、やっぱりその店は山越だったと思います。
店の外見は何となく見た記憶があるんですよね。
でも、店の中身は原型を留とらんのですよね。前述のオープンテラスみたいにね。
結局すっきりする事は出来ませんでしたが、まぁ昔行ったのは山越だったという事にします(笑)

 

Yamagoe1_2

朝から行列はキツイ。

 

 

Yamagoe2_2

気の遠くなるような行列。

 

 

Kamatama_2

元祖かまたまうどん。

 

 

やまうちうどん

とんでも無いところにあるという話は聞いていましたが、確かに凄いところにありました。
山道の国道をずんずん駆け登り、信号を左に曲がって小さな県道に入り、
怪しげな看板に誘導され踏み切りを越えて、急な坂をグイっと登った所にありました。
見つけた瞬間、ちょっと気持ち悪くて背中が少し竦みました。

今回の旅行で参考にした「麺通団3」はどこの店が美味しい等ははっきりと明記していません。
美味いとか美味しくないなんて野暮な事だし、そのような姿勢には好感が持てます。
そんな麺通団3にて、遠回しに1番美味い店と紹介されているのが、このやまうちうどんです。

それは行かずにはなりますまい。

あと、この店は昨日行った「宮武うどん」の系列、通称「エッジが立ったねじり麺の宮武系」です。
宮武系の評価は高く、期待大ですね。

このお店はうどん屋ですが、花の苗やゴルフのロストボール等関係ないものも売ってました。
基本的に怪しい雰囲気が炸裂です。

心配していた行列も無く、すんなりとうどんにありつく事ができました。
注文は注文係の中村が行いましたが、店員のおばちゃんと揉めてました。
あえてそれは無視ですけどね。

俺は「かけうどんひやひや+かき揚げ」を注文しました。
一口食べてそれとわかる田舎うどん。モサモサした感じで、福岡の「おきゅうと」食べてる感じ。
かき揚げは不思議な事に「どん兵衛天ぷら」そばのそれと同じ味がした。

味的な印象ですが、イマイチぱっとしない感じ。
前に行った山越のインパクトが強すぎたのか?どうも普通な感じがしてならない。
今回のツアーにて、1番印象に残らない店となりました。

行った順番が悪かったかなぁ。 また香川に行くならば、是非再訪したいお店です。

Yamauchi

 

こんなうどん屋でした

 

 

Yamauchi2

やまうちのかけうどんひやひや

 

 

谷川米穀店

やまうちうどんから更に20キロ程南下した、とんでもない田舎にある店。
小倉でいうと、道原みたいなところある。

この店は以前「でぶや」に出た事があり、その時にナビゲータをしてた南原(香川出身)が
「奇跡のうどん!」と紹介した店。
なんで奇跡のうどんなのかというと、南原の友達がお替りを12杯したかららしい。
それを聞いて触発されたのか?石塚を筆頭に出演者全員が大量のお替りをしてた。

その奇跡とやらを、俺達も味あわなければなりますまい。

この店は11時開店ですが、かなり用心してかいてん40分前に到着しました。
そこでは山越よろしく、非常にみんながっかりさせる光景が広がってました。
まず行列が150M位できてました。駐車場は超満車で、付近の道路は路駐の嵐。
とりあえず、言葉を失いました。開店40分前やん・・・みたいな絶望感。

同期の中村とまみたんを行列に突撃してもらい、俺は駐車場を探しました。
幸いな事に店近くの休日診療所の第2駐車場がガラ空きで、
そこにこっそりタンメンを停めました。内緒ですけど。

それからひたすら自分達がお店に入れる時を待ちました。
この店はお客さんのお替りを優先する店で、お客の回転はすこぶる悪いです。
息子は行列近くの階段で遊ばせ、俺達は色んな話をしながら辛抱強く待ちました。
1時間位まったんなかぁ。

お店に入りました。ここのメニューはうどん大or小×ぬくいor冷たい+玉子しかありません。
俺はとりあえず小の大+玉子を注文しました。注文したら5秒位でうどんがきました。
この店で特筆すべき事はうどんの食べ方です。
醤油をかけるか、お酢をかけるか、自家製唐辛子をかけるか、
それらを組み合わせるか、しかありません。俺はとりあえず醤油をかけて食べました。

ここのうどんは味的に讃岐うどんを感じさせないものでした。
ていうか、どこにでもあるような感じで、別段美味しいというものではなかったです。
また、醤油が相変わらず塩辛く、ちょっと苦戦を強いられる事となりました。

しかし、このうどんの舌触りは初体験なものでした。
なんやろ?ところてんを食べてるみたいに、いやそれ以上に滑らかな感じ。
今まで食べたうどんが「男」なら、ここのうどんは明らかに「女子」。
味以外の要素で驚かされてしまった。

その時点で俺はお腹いっぱいでしたが、貧乏根性からもう1杯お替りをしました。
今度は唐辛子をかけて食べたのですが、
タバスコ風の味と滑らかなうどんがマッチして新鮮でした。無茶苦茶辛いけど。
「これは空腹やったら10杯はいけるかも!」みたいなうどんです。

香川には本当に色んなうどんが存在する。
多くの人に海を越えさせる魅力を感じざるを得ません。
この谷川米穀店でそれを痛感した次第です。

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いきなり凄い行列

 

 

Tanigawa2

列の最後尾に来てみた。

 

 

Tanigawa3

まだまだ行列は続く

 

 

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店内まであと少し

 

 

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店内の様子

 

 

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肝心なうどんの写真は、ブレてしまっている・・・・・

 

7:15 お宿

7:45 高松空港

8:40 山越うどん

9:20 やまうちうどん

10:20 谷川米穀店

つづく

 

 

宇部に帰ってから知った谷川米穀店のHP。優しい気持ちになれる不思議なHPです。
http://www.tanikawa-udon.jp/


うどんツアー 初日 後編

2009-04-21 20:10:45 | うどん(香川)

初日後半は寄り道しつつ、うどんをもう1枚食べました。
あと、地方都市好きな俺は、高松に行くのがとても楽しみでした。 

 

 

猪熊弦一郎現代美術館。

JR丸亀駅前にある美術館。市立図書館と同居してて、かっこいい建築でした。
嫁はずっとここに行ってみたかったらしく、感激していました。
俺は特にそんな事はないので、ずっと息子と遊んでました。

中は広かったので、息子はずっと奇声を上げながら走り回ってました。
俺はそれを追いかけるので精一杯だったので、
他のお客さんへの迷惑を考える余裕がありませんでした。
嫁はポストカードを買ってご満悦。ていうか、みんな楽しそうでした。

丸亀の街は人口の割りに大きかった。少なくとも宇部より大きい街でした。
アーケード街の規模がでかいけど、ちょっと寂れてた。郊外型大型店と高松の影響か?

 

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 猪熊弦一郎現代美術館

 

 

Genitirou2  

 

 息子と記念撮影

  

  

おか泉

今回うどんツアーの中で、唯一「一般店」にカテゴライズされる店。
基本的に小さな店しか回らない予定なので、こーいう店に行くのも面白いかなと。
実際に一般店のうどんは田舎うどんとは真逆のうどんを出すそうで、
うどんはともかくメニュー等も洗練されているそうです。

お店は県道沿いに立地。凄くわかり易かった。
お店&店内はとても綺麗でした。こっちでいう国道沿いにありそうな綺麗なうどん屋です。
俺はここの看板メニュー「冷天おろし(登録商標)」を食べるのが楽しみでした。
みんなも「カレーうどん」や「揚げもちうどん」等、他の店ではありえないメニューを注文しました。

待ち時間でセルフのおでんを注文しました。ねりものとすじ肉やったけかな?
おでんの脇に味噌があったので、とりあえずおでんにドロップしました。
行橋や静岡のおでん味噌とは異なり、酢味噌みたいな色をしていました。
結論から言うと、口に合いませんでした。みんなからもあまり人気がなかった。

うどんが出てくるまで長かった。丁寧に作っとるんやろうね。10分近く待った。
出てきた冷天おろしですが、ここに来てようやくイメージ通りの讃岐うどんに遭遇しました。
麺が固くて美味しい。方向的には「はなまるうどん」で、それを数倍美味しくした感じです。
ぶっかけつゆもちょっと甘めで、自分の口に合いました。

特筆すべきは天ぷらのうまさ!海老はとても長いし、衣がサクサクして無茶苦茶美味しい。
みんなのうどんを回し食いしましたが、全部美味しかったです。
みんな大満足で、揃ってお土産うどんを購入しました。

それにしても、ここのうどんは美味しすぎた。
讃岐うどんのレンジ域の広さを痛感!びっくりしました。

反面、値段がとても高かったです。
冷天おろしの値段と、宮武うどんでみんなが食べた値段の合計は、さほど差がないと思う。
なので、この店に地元の人が来るのか?ちょっと気になりました。
福岡でいう「一蘭」みたいな店だったらどうしよう・・・と(笑)

最後に、隣の座敷で「お子様うどん」を食べた人が、
おまけの「もろこしさん太郎」を息子にプレゼントしてくれた事も追記しておきます。

  

  

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 冷天おろし(登録商標)

 

 

おか泉→本日のお宿

おか泉から高速の入り口まで迷いつつ、何とか高松まで移動しました。
宿は楽天で1人4200円と格安でしたが、街のど真ん中(三越まで徒歩3分)の好立地。
フロントにはネットに繋がったPCや大浴場もあったりして良かったです。
部屋のトイレの水を流す時の音が爆音だった以外、文句なしでした。 

 

高松市街


高松の街はアーケードマニアの方(俺以外いるのか?)には有名ですが、
とても規模がでかいです。
アーケードを密度で評価したら、大阪に相当する規模だと思います。
俺は20歳の時に1人旅で高松に来た事がありますが、
その時はアーケード全てを歩きましたもん。
(ちなみに泊まったホテルでドキドキしながらペイチャンネルを見たら、獣姦物だった・・・)

今改めて見てみると。密度の薄い街が延々とどこまでも続いている感じ。
街の中心がどこかわからない。三越の付近かなぁ?でも、三越が小さくてパンチ力に欠ける。
ぱっと見は大都会に見えます。何しろビルの数が多い。
しかし、歩いてみると規模のでかい地方都市っち感じ。 

 

Takamatsu1  

 

 高松のメインストリート?丸亀町通り

 

 Takamatsu2

 

 高松三越の隣。あのドーム状の建築は最近完成した再開発らしい。

 

 

反省会

予想通り息子が寝てくれませんでした。
みんなで寝たふりして頑張りましたが、寝てくれたのは22時前。
寝た後は三越の地下で購入したつまみとデイリーで買ったお酒で乾杯。
俺は香川名物しょうゆ豆に大はまりし、1人でポリポリ食べました。
「かがわビール」というありがちな地ビールを飲みましたが、あまり美味しくなかった。
気分が悪くなりかけたところで、明日に備えて寝ました。

 

 


15:00 猪熊弦一郎現代美術館

16:00 おか泉

17:30 お宿(高松)

18:00 高松の街をウロウロする。

22:00 反省会開始

 

 

つづく。

 

 

最後に、geotargetingが香川県からのアクセスを記録していますが、それは俺の悪戯です。


うどんツアー 初日 前編

2009-04-19 22:26:51 | うどん(香川)

念願の四国旅行に行きました。うどんを沢山食べてきました。
うちの家族と会社の同期の合計5人で行って参りました。
将来はうどん屋をやろうと勝手に企んでいるので、
色んな事を吸収する事が目的です。

プランに関して俺は「麺通団3」を2年位かけて熟読しているので、
完璧なのを考えたと自負しております。
今回のテーマは「とりあえず有名店を巡る」です。
先ずは一般的に有名とされる店を狙いました。

宇部→善通寺

「休憩を取りすぎたらダレる」をモットー?に、休憩2回で約360キロを走り抜けました。
平均時速ほぼ120キロ。俺と嫁のかったり(小倉弁)で運転しました。
長い道のりやった。鷲羽山ハイランドが見えて「はぁ、ようやく旅が始まる・・・」みたいな感じ。

 

Setooohashi  

 

 瀬戸大橋通過中 

 

 

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 善通寺ICまで、あと少し

 

 

宮武うどん

予定より1時間早く四国に着いたので、急遽行く事にした店。
讃岐うどん界で多くのファンを持つ「ねじれエッジ系うどん」の総本山で、
「ひやあつ」、「あつひや」といった注文スタイル発祥の店との事。←麺通団にそう書いてた。
とは云っても見た目はただの民家です。
あまりにもオーラがなく、俺以外の3人は素で店の前を通過しましたし。。。。

店内も特にオーラがありません。もはや民家。客は2~3人しか居ませんでした。
俺は発祥という事で「ひやあつ」を注文しました。あと、凄い迫力のゲソ天をトッピング。
うどんは1分もしないでやってきました。事前に茹でているんでしょうね。

1口食べた印象は「これはだんご汁(大分名物)のだんごじゃないのか?」です。
明らかに手切りで見た目も不揃いな麺が、味的にも見た目的にもだんごに見えました。
美味しいか?美味しくないか?というと、普通。
ただ明らかに俺が知ってる「うどん」じゃなかった。
これを一般的に「田舎うどん」というそうですが、慣れるまで1分位かかりました。
なんちいうんやろうか?モサモサした感じです。

うどんのつゆは塩気勝っている感じ。途中で舌がヒリヒリしてきました。
明らかにこっちのうどんとは違う。何となくチープな感じですが、凄くまとまってはいる。
最初は戸惑いましたが、最後の方で美味しく感じるようになっていました。

天ぷらは見た目の予想とは異なり、不思議とあっさり頂けました。
これで120円。家の近くのうどん屋にこの天ぷらがあるなら、毎回注文すると思います。

同期の中村が注文した「ひやひや」は麺が固くて、とても美味しかったです。
なので「これからはなるべく冷たい麺を注文しよう」と誓いました。

なんかしっくりしない感じを残しつつ、店を後にしました。
今振り返ると、自分の舌を讃岐風にシフトする儀式だったのはと感じます。
この先、明らかに味付けが違ううどんを沢山食べますが、
これによって全てのうどんを肯定的に受け取れるようになったような・・。

食べてる途中にものすごい数の客が来て、一瞬で店が満席になりました。
駐車場に戻ってみると、大きな福井ナンバーの観光バスが停まっており、
「うわぁ、命拾いした・・・」と思いました。

 

Miyatake1

   

 オーラが無い宮武うどん

  

  

Miyatake2  

 

 ひやあつ大+ゲソ天

 

 

長田in香の香

善通寺にある釜揚げうどん屋で、今回行く予定の中で1番行きたかったうどん屋。
「麺通団3」によるとここダシは香川釜揚げうどんの「王者のダシ」らしい。
俺はこの店にずっと行きたくて、2年間くらい悶々としてました。
丸亀製麺所で釜揚げうどんを食べながら、香の香のダシを妄想してた。
遂にそのダシと出会う時が来たのである。

とはいえ心配事が1つ。俺は子供の頃に香川で「たらい(釜揚げ)うどん」を食べたあるけど、
あんまり美味しいと思わんかったんよね。
「麺通団3」によるとその店は香川東の釜上げ王者らしく、香の香は西の王者らしい。

俺たちはたらい小(6玉)を注文した。さっそく念願のダシを飲んでみた。
イリコの強い香りがする。飲んだらとにかく塩辛い。もう1度飲んでみたが、やはり塩辛い。
塩辛さの後に、強い旨みが来る。美味しいのか王者なのかよくわからない。
このダシで酒を飲む人もいるらしいが、俺には無理だ。。。

うどんがやってきたので、うどんをダシにつけて食べてみた。
そしたら塩辛さしか感じない。あれー、こんなはずじゃなかったはず・・・。
俺は混乱して、あまり香の香での記憶がありません。

うどんを全員で完食した後に、わざとお椀で2杯ダシを飲んでみました。
2杯目になると舌が塩で麻痺したのか?旨みしか感じなくなりました。
香川の醤油はとても塩辛い。カルチャーショックです。
これを香川人の感覚で味わうには、あと2回位通って舌を鍛える必要がありそうです。

食後、息子と駐車場で遊んでいたら、俺のミスで息子がでこを地面で強打。
大泣きしました。 

 

Kanoka3

 

長田in香の香

  

 

Kanoka1

 

2年間想い焦がれたダシ。塩辛い。

  

 

Kanoka2

 

 

 息子の気を玩具で紛らわせながら食べる、たらい小。 

 

  

   

初日 前半

9:00 宇部発

14:00 宮武うどん

14:30 長田in香の香

 

つづく。