あまりにもお好み焼きが食べたくなり、
遂に家の向かいの民家系のお好み焼き屋に行ってみた。
このお店に入るのはとても勇気が必要だ。
とりあえず19:30、風呂上りで髪も乾かさず出動。
恐る恐る店に近寄ると、いきなりセンサーでライトが発光。
いきなり逃げれない。。。
お店に入ると、とりあえず繁盛していた。
主と思われる男性が、友達と思われる客とビールを飲んでおり、
カウンターは家族連れで賑わっていた。
何故かBGMは爆音で拓郎がかかっていた。
「結婚しようよ」の次は「旅の宿」だった。
明らかにベスト版である。
お好み焼きは関西風と広島風が準備されており、
迷う事なく広島風をチョイス。
残念な事にそばが売り切れていたので、うどんにした。
焼き上がりまで15分かかるらしく、一旦家に帰る事にした。
その事を主に告げると、
「すみません、すみません。。」とペコペコと謝られた。
別に家まで徒歩45秒だから、特に気にしなくてもいいのだが。
15分して、店に戻った。
とりあえず主とコミュニケーションを取るべきだと思い、
「マークⅡ(拓郎メジャーデビュー曲)のイントロって
どうやって弾くんですか?」
と、165キロ位ある直球を投げてみた。
主は「この人は何を云っているのか??」
みたいな顔をした後に、
「いやー、僕は歌専門で、楽器はダメなんですよー」
と笑ってごまかされた。
どうやら主は「拓郎と沢田研二については誰にも負けない」との事。
俺は主との間に、深い絆が結ばれたと確信した。
肉玉うどん(650円)をもらって店を出るとき、
これまた主に「みんなに紹介しておいて下さいね」とペコペコされた。
去り際に耳をそばだててみると
「いやぁ~、この辺は学生が多いよね~」と云っていた・・・。
今度は、息子を連れて来てみるか。。。
肝心のお味ですが、これが何故かうまかった。
本当に広島市内で食っているような味だった。
作りがきちんとしていて、いい意味で美味しすぎない一品だった。
気のせいか?主に覚醒されたか?次回はそばで確認したい。