旧プチ民宿高橋 山口編

宇宙、日本、宇部

みんなピンとくるわけないわなぁ。。。

2009-05-27 01:46:45 | 音楽

うちのテレビはケーブルテレビです。
それは俺が望んだ事ではなく、引っ越したらそういう事でした。
ケーブルテレビの特徴ですが、福岡の民放がTNCとTVQ(アナログ)しか入らない事と、
山口ケーブルテレビジョン自社製作番組等を12チャンネルで見る事が出来るくらいです。
追加でお金を払ったら、色々な番組が見れるみたいですけどね←詳しくは知らない。

そんなケーブルテレビ作成番組の中に、面白いと思える番組が2つあります。
「田口団」という緩すぎる番組と、「バンドの花道」という地元アマチュアバンドが出る番組です。
両者とも月曜日から1週間全く同じ番組を流し続けます。

「バンドの花道」は面白いといいつつ、大概はくだらないミュージシャンが出て退屈です。
基本的に「変なピンフォークシンガー」、「下手くそな若者バンド」、「なんちゃってゆず」、
「テクニカルなおいちゃんハードロックバンド」の4系統にカテゴライズされます。
月曜日にチェックして「今週ダメやわ・・」と思ったら、その週は一切見ません。

そんなさっぱりな状況ですがなのですが、先週と先々週は神々しいバンドが出てきました。
それは山口県阿東町徳佐からやってきた「アスコット」です。
メンバーはベースを除いたら恐らく60歳前です。結成35周年らしい。
ベースはギター(リーダー)の息子なので、1人だけ極端に雰囲気が違います。

彼らから発せられる音は、一言でいうと「昭和」です。
初期のよしだたくろうやキャンディーズのオケみたいな音。
それをバックに「歌詞が覚えられなくて前に譜面を置いている」
ボーカル酒井さんが唸るように熱唱します。

今回演った歌は、7年前から歌っているそうなのですが。。。

先々週(前半)は彼らのオリジナルの「何のために誰のために」で、
先週(後半)はモップスのカバーで「たどりついたらいつも雨降り」と
彼らのオリジナルの「風の中へⅡ」

 

Dcf_0090 

この雰囲気が個人的にツボでした。

 

  

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1曲だけリードボーカルをとった息子。

 

 

 

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この黒いTシャツは、ASUKOTオリジナルTシャツ(自腹)だそうです。欲しいんやけど・・。

 

 

はっきり云って最高です。テレビに釘付けです。
普段ケーブルテレビ嫌いな嫁も、気に入ったのか?
「何のために誰のために」をくちずさんでいました。

長年、音を楽しんできたんやなぁという雰囲気がもの凄く伝わってきます。
地味ですが堅実な演奏が、俺の心を強く打ったのです。

因みに「アスコット」とは「徳佐」をローマ字にして、逆から書いたものです。
彼らの次回ライブは徳佐ロックフェスこと、「徳佐夏祭り(8/15)」です。
かれこれ20年位連続で出演しているそうです。

俺は徳佐夏祭りに行ってみたくて仕方がない。←時期的に難しいが。。

 

 

最後にこの感動をみんなに伝えようとyoutubeで探してみましたが、
やっぱりありませんでした。。。。
 
 

徳佐の風景
http://www.youtube.com/watch?v=6mrq47WV0p0