てんどんまんが唄う「てんどん自慢歌」。騒がしくて聴く度に苛々してしまいますが、時々元気を貰える事もある名曲です。
息子がYOUTUBEでこの歌が聴けると知ってから、俺達夫婦は50回位聴かされました。
そして不思議な事に夫婦して天丼が食べたくて仕方なくなったのです。
じゃあ、日曜日(6/28)の夜は天丼を食べに行こう!という展開となりました。
しかし、天丼なんか店で食べる習慣はないので、どこに食べに行くか?かなり迷いました。
一瞬「もう、しゃーしいけほか弁でええやん!」という事にもなりましたが、結局資さんに食べ行く事にしました。
我が家から1番近い資さんは「新下関店」・・・。夕方17時半、軽い気持ちで我が家を出発。
くしくもこの時の山口県西部は大雨洪水警報発令中。
バケツをひっくり返したという表現では間に合わない程の雨が降ってました。
普通の神経をしてたら、間違いなく外出は避けると思われるコンディション。
「ところで、資さんっち天丼あるん?」
「知らん。なきゃないで楽しいやろう。」
「そりゃ、そうやねぇ。」
前後のフォグランプの点灯を余儀なくされたタンメンはのんびりと西へ向かい、
新下に着く頃には雲の切れ目から覗く晴れ目に包まれていました。
資さんにてメニューを見てみる。あれっ!?天とじ丼しかないやん!
まぁ、ええや。とりあえず天とじ丼を食べて満足です。ていうか食べ過ぎた。
俺達は天丼ではなく天とじ丼と出会う運命やったみたい。
悪の枢軸。
帰りはみちしおでお風呂入って帰りました。
夜になると満月が夜空に現われる程、天候は回復していました。
最後に今夜(6/30)嫁が「本当は普通の天丼が食べたかったんよねぇ・・・」と呟いた事を付け加えておきます。
本格的に入梅し、毎日沢山の雨が降っています。
この辺は連日大雨洪水警報が出てて、去年のような水害が起こらない事を祈るだけです。
とりあえず家の近くの川が氾濫しませんように・・・。
http://blog.goo.ne.jp/wbs5111/d/20090721
嫁父が半年前くらいから「美味しい中華料理屋を見つけた。今度みんなで行こう!」
と云っており、遂にみんなで行く事となりました。その名も中華料理「鉄人」・・・・。
場所はリバレインの裏側です。「SWEETY」というラブホ前のコインパーにタンメンをとめました。
嫁父のおごりだったからというわけではなく、とても美味しかったです。キリンフリーを4瓶も飲んでしまった。
ここの中華は萩の白金龍のように食べても食べても油っぽさが口に残らない。
しっかり味のあるコク深い中華なんですが、幾らでも食べれてしまうという・・・。
海老をニンニクで揚げているのと、最後のシメで頼んだ中華丼がやばかったです。
あと、中華は家単位で好みが分かれますよね。
嫁家族は小倉の三萩野にある「恋善」が大好き。でも高橋家はイマイチという。
そんな高橋家は「八仙閣」が大好き。中華というとここしか行かない。。。
この辺は結婚してから強く感じるようになりました。
そしてさっき知ったけど、この店は「クッキングパパ」に出とるらしい。
お店の前には屋台が準備をしていました。
俺は小倉の田舎者なので、福岡の屋台で飲んだ事がないんですよ。
すげーな、福岡。また帰省もしくは秘密基地を利用しよう。
「ラーメンまんまる」 福岡県北九州市若松区
折角の帰省なので、お昼ご飯はラーメンで決まり。行った事のない店に行きましょう!
嫁の「胃が重い。濃いいのはいらん」という希望により、あっさりしているラーメン屋をターゲットにしました。
で、今回行ったのは若松の「ラーメンまんまる」。ちゅーかこの店、名前がええよね。
九州ウォーカーの別刊ラーメン?の96P に「あっさり、土日は家族連れで賑わう」と書いてあったので。
この店は「ひびき野」というエリアにあって、比較的最近開発が始まったエリアにあります。
雰囲気的には若松ぽくなく、もはや八幡の延長的な感じです。
ていうか今回初めて行きました。道がよくわかりません。
お店はコンビニの半分くらいの大きさ。駐車場は店の裏で非舗装。
店内に入るといきなりスーパーの野菜売り場にあるような冷蔵庫?が置いてます。
ここで辛子高菜やお冷を冷やしていました。お客さんも多く、店内は賑わっています。
メニューを見ると焼き飯はあるけどギョーザが無い。珍しいね。
店内の雰囲気は北九州らしく、無茶苦茶良いです。
まずは焼き飯が出てきた。普通に美味しい。
うまいコメントが思いつきませんが、レベル高めのラーメン屋の焼き飯ち感じ。
出てきたラーメンは旨みと塩味が効いたあっさり豚骨。麺はストレートでスルスルと口の中に入ってきます。
スープは脂ではなく旨みで攻めてくるタイプ。絶妙な塩気の中に柔らかな旨みが広がります。
味は岩国のスエヒロに似ています。塩気の感じは元祖長浜屋に近いかも。
遠賀の黒門のラーメンのエッジを、もう少し強調させたようなラーメン。
麺はどこかで食べた事がある味やけど、ちょっと思い出せんかった。
スープがあっさりしているせいもあってか、主張の強い麺やと思いました。
で、チャーシューが旨い。厚さは薄いですが、トロトロしていて旨みが重厚。
あっさりスープの中でバキバキの存在感を誇ります。
そしてこの店の名物ぽいのが、この辛子高菜。
これ、無茶苦茶辛いです。ラーメンに入れるとまったく別のラーメンになるくらいの破壊力です。
辛いのが苦手な人は食べん方がええです。嫁が「あー、全く別の味になってしまった・・」ちボヤいておりました。
それにしてもあっさりしているけど美味しいラーメンやった。
ちょっと気になったんやけど、替玉したら後ダレになるんかなぁ?
タレはテーブルの上に置いてなかったけど、タレがなかったらかなり薄くなりそう。
なのに嫁さんは「なんだかんだで重たかった。胃が痛い・・」と呻いておりました。
ラーメン刑事の嫁として、危うしであります。
俺達の旅は続く。
皆さん、若戸大橋をご存知ですか?北九州市民なら全員知っていると思います。
名の通り、若松と戸畑を結ぶ赤い大きな吊橋です。完成時は東洋一の大吊橋でした。
我が家はこの橋を渡るのが大好きです。意味もなく通ろうとしてしまいます。
今回は嫁実家に帰省する途中に通りました。若松のクロワッサン屋でお土産を買うためです。
勢いでクロワッサンを全種類購入(しとった)。一瞬の滞在でしたが、若松を満喫しました。
クロワッサン屋がある一帯にはレトロな建築物が多く、若松バンドと呼ばれています。
等など、若松には魅力が多く、一言では語れない街です。
高校の時から、若松に行くと何故か天気が悪いというイメージがある。まー、気のせいか。
最後のミッションを実行するため、温泉を目指します。
天ヶ瀬か杖立か?という話になりましたが、俺は後者に行きたかったので、さりげなく杖立に向かいました。
ちいうのも、幻の企画となった「1人車中泊ツアー」で杖立に行く予定だったのです。
5月の杖立といえば、杖立川に3500匹もの鯉のぼりがセットされる事で非常に有名。
これらの写真を撮って息子に見せたら喜ぶかなぁ?と妄想していたのですが、まぁ今年はお預けという事で。
杖立は夕暮れ間近。天候は曇天。ちょっと古びた感じ。子供なら間違いなくはぶててしまいそうな温泉街。
最近のおしゃれ温泉ブームに少し乗り遅れた感はありますが、それに故にしか味わえない風情があります。
なんやろ、つげ義春がストリップ嬢と1晩過ごした頃のような、昭和な情景があります。
とはいえそんな杖立もがんばっています。色んな名物なんかを作って、街を盛り上げているようです。
中でも杖立が売りにしているのが「背戸屋めぐり」。これを生で見てみたかったんですよ。
背戸屋とは路地裏の事なのですが、この風情が秀逸。懐かしいような、ほっとするような。
迷路のような背戸屋をウロウロすると喫茶店や公共浴場等ありました。
喫茶店には「杖立プリン」と気になる張り紙が。杖立プリンのスタンプラリーなんかやってるそうです。
このプリンは昔に杖立に存在した「甘玉子」というお菓子をモチーフに作られてそうです。
そして俺達は神社らしき場所に辿りつきました。そこの隅には何故か竹灯篭が沢山ありました。
今も所々に灯篭がありましたが、背戸屋祭りの時は一帯が灯篭だらけになるそうです。
あと、これは有名らしいんですが、願掛けの絵馬だらけの橋がありました。
中々壮観でした。今思えば、どんな願いが書かれているのが見ておけばよかったなぁ。←悪趣味。
細い背戸屋を下ったり登ったり。気付いたらかなりの距離を歩いていたのですが、それに気付かん位楽しい場所でした。
時間も遅いせいか嫁が「もうええやん、どっか泊まってかえろうかぁ」と弱気をこぼす事もありました。
我が家にはそんなお金はありませんが、そうさせてしまう旅情があったんです。
お風呂は温泉街から微妙に離れている「吉祥の湯」という所に行きました。
ここは最近できたのでしょうか?無茶苦茶キレイでした。この興奮を伝えたいのですが、痛いことに写真は禁止でした。。
家族湯は1時間で2000円。とてもお洒落なところで家族全員大満足。
俺は息子の踊りを見ながら、久しぶりの温泉にうっとりしました。興奮しすぎた息子は、一瞬怪我しかけました。
風呂上りはたまたま1つだけ残っていた「杖立プリン」を、350円で売ってたキリンフリーのお供にしました。
このプリンは全体的にそーとー濃厚。息子に1口上げたら、そのまま没収&1人で全部食べてしまいました。。。
それにしても九州の家族湯文化は凄いなぁ。安いし、質は最高やし。
俺は一応九州人ですが、故郷離れて長いのでそんなに家族湯にお世話になっていません。
これから色々と制覇してみたいですよね。
帰りは小石原・田川経由で帰りました。
中津経由よりこっちんが早いかと思ったけど、予想外のアップダウン(笑)
こりゃあ、普通に高速に乗るのが1番早いわ。
そんな感じで、なりゆき任せの日田旅行。
日田は素晴らしいですね。また行きたいです。うん、また行こう。