あっぱれ！にっぽん

サッカーＷ杯で、日本が決勝トーナメントに進出しましたね。
今回のＷ杯は私としては結構観ている方です。
ただ、日本の試合はオランダ戦だけ最初からみたくらいで、
勝った試合は何気にちょっとだけしか見てなかったりします。
カメルーン戦は子供と一緒に寝て、起きたら残り１０分。
元々そんなに見る気もなかったので、同点か負けていれば、また寝るつもりでしたが、
１－０でリードしてたので、最後まで観ました。
しかもその後のダイジェストも見る羽目に（笑）
そして、「寝不足列島」となったデンマーク戦ですが、
こちらもライヴで見るつもりは全くなく、フツーに「アメトーーーク」を見て、
１時前に就寝。暑くて窓を開けて寝たのが、運命でした。
やはりＷ杯で盛り上がっているせいか、
暴走族のあんちゃん達が凄まじい音をたてやがりまして、
すっかり眼が覚めてしまいました。
とりあえず、台所に行き、麦茶を飲んで、
一応、途中経過をチェック。
カメルーン戦の時のように、同点か負けていれば、また寝るつもりでしたが、
なんと２－０でリードしてるではありませんか！
結局後半３０分を見て、もうそれからは寝ることなく勤務先へ。
意図的に寝不足にするつもりは全くなかったのですが、
暴走族のおかげで歴史的１戦をライヴで見ることになりました。

素直に素晴しいと感じました。
とくにＦＫ２本はワールドクラスですね。
本戦前はあれだけ酷かったのにね。
そーいえば、前回大会のホスト国ドイツも戦前は評価が低かったし、
たしか、親善試合でも日本に負けたんでしたっけ？
でも蓋を開ければ準優勝でしたね。
こういうこともあるんですよね。
逆に下馬評の高かったフランスやイタリアが最下位、
アフリカ勢低迷と波乱の大会でもあります。

そんなことを考えていると、逆に今後の日本サッカーが不安になったりもしました。
今回決勝トーナメントに進んだことで、
次回以降の１次リーグ敗退が許されなくなるだけではなく、
アジア予選敗退なんてもってのほかになるでしょう。
でも、あり得る話ですからね。
岡田監督は評価がうなぎのぼりで終わるでしょうが、
次の監督は特にやりにくいでしょうね。

決勝トーナメント進出は岡田監督も言っていたように、
組織力が技術力を凌駕したもの。
団体スポーツではよくあることで、
大会を進めるごとにまとまり、成長していったチームがその大会を制すことがあります。
甲子園なんかはよくありますよね。
佐賀北なんて象徴的。
ただ、技術力を持ったチームがまとまったら、
これに勝るものはないと思います。
日本チームも今後は、組織力を維持させると共に、個人力を高めていかないと、
そうそう、Ｗ杯で決勝トーナメントに行けないでしょうね。
それどころかアジアだって確実に世界に近づいている訳ですから、
特に中国なんて凄いサッカーブームといいますので、
急成長するはずです。あの人口ですからね。
スーパースターが出ても不思議じゃない土台があります。
うかうかしてられないなぁ。

とにかく、いい試合でした。おめでとう日本チーム（「日本代表」っていう言い方はあまり好きではありません。なんとなく・・・）