さこういっぱく

「左後一白」は名馬の証です!

愛馬物語16(Oh!No!編)

2008-08-30 | 愛馬物語
続き(愛馬:ウイッシュ/1勝、ソウルフルダンス/1勝、トリニティー/未出走、ホルダー/未出走、ハリケーン/未出走、オリンピア/未出走)

「やっちまったなぁ!!」

いや~、本当にやってしまいました。さすがに数年前の記憶というのはいかに曖昧なんでしょう?この「愛馬物語」を読み返して、そしてネットで成績を調べていて間違いに気が付きました。ここ数回の物語で1年ズレていたことに気が付いたのです。ていうか思い込んでいました。ソウルフルダンスとシルクトリニティーは年が1つ離れていたのです。ということはソウルフルダンスとシルクトリニティーが同じ年にデビューすることはありえないわけで・・・(TT)

ということで、訂正させていただきたいと思います。
既にトリニティーの2戦を書いてしまいましたので、これは一旦保留として、ソウルフルの骨折休養から始めましょう。

さて、京都新聞杯に登録するかも?というところで、無念の骨折リタイアしたソウルフルダンス。99年産は彼の他にシルクエクセレンスがいたのですが、エクセレンスは2歳時に腸ねん転で死亡していますので、世代1頭体制。しかも、他の愛馬は殆ど引退。唯一の1勝馬ウイッシュも骨折休養中。てことで、稼動馬0という惨事が暫く続くのでした。
今思い返すと、過去には数ヶ月いや1年以上愛馬に動きがないこともフツーでした。毎月送られてくる明細書は白紙・・・請求額だけ記載されてあるという悲しいお知らせ。この時もそんな状態だったように思います。

さて、この間の自分は何をしていたのでしょうか?思い出そうとしても、なかなか思い出せません。天栄にも見学に行った気もします。いや、行ってますね。ホルダーやトリニティーに会った気がします。

稼動馬0の状態で、次年度のシルクパンフレットが届きます。この年はえーと、01年産(1歳)と02年産(当歳)だったと思います。エージェントでの失敗で、会員優先募集での出資は控えています。この年も引き続き様子見をすることに決めました。今までは割と好きな馬体や血統などに拘った出資の仕方をしてきましたが、この年は今までとは違う出資方法を試すことにしました。その方法とは・・・名付けて「減点出資方法」。血統や馬体、厩舎、生産牧場など色々なファクターに分けます。全ての募集馬に100点あり、個人的にマイナスだと感じたものにマイナスをつけていき、最終的に減点が一番少ない馬に出資するというもの。この年は時間もたっぷりありましたし、ゆっくり細かく検討しました。ちなみに今でもこの年の「減点出資方法」がベースとなっています。

減点出資方法をする前に、この年は既にオリンピアに出資しており、高額な募集馬には出資できません。ですので、1500万を超える馬はまず消去。血統はクロスあり<なし、母の年齢(若>老)、父の成績(新種牡馬はパス)、母の成績など。
馬体は全体的なバランス、繋ぎ、トモ、胸、肩などなど。細かい所では、アゴの張り(張っている>張っていない)や鼻(大>小)などもチェック。
他では誕生日(3,4月>2月>5月>6月)や生産牧場(大小とわず、実績重視)
など様々なファクターを用意しました。そして何と言っても一番大きいファクターは予定厩舎。もちろん成績が良い厩舎の方が基本はいいのですが、そこは色々とある競馬サークルですから、私の考える良い厩舎(使ってくれる)は重要です。一流でも三流でもダメ。いや、一流でも三流でもいいんですよ、使ってくれればね。

てな具合に冷静に検討してみました。すると・・・意外な馬が浮上してきたのです。点数は確か90点ほどだったと記憶しています。次点でも80点前半だったように記憶していますので、いかに減点が少なかったかということがわかります。
父サニーブライアン、母ファインマイピー(母父プロスペクターズギャンブル)田所清厩舎予定。募集価格1200万。の牡馬です。
この馬が浮上した時に、もう一度パンフを見直しましたが、今までの私の出資方法ではまず出資していない馬です。しかし、面白いもので、こういう馬が浮上するんですねぇ。で、今年はこれに決定。後にシルクイノセントと名付けられます。

これで01世代は牡馬1頭。牝馬1頭の計2頭体制。しかし、どうにも気になる馬が1頭いたんですねぇ。結局出資に踏み切ることになるのですが、悩みに悩んだ静かな秋でした。

そして秋の風も穏やかになりつつある時、愛馬に動きが出始めたのです。ウイッシュ帰厩、ホルダー入厩、ソウルフルダンス帰厩。主力が揃って帰厩し、期待のホルダーもデビューに向け始動。さあ、体制は整いつつあります。楽しい冬に向け、まずはウイッシュの復帰戦が決まりました。
福島の久慈川特別。一口で初の特別レース出走となります。福島芝1200のコースは実績もありましたし、そこそこやれるのでは?と思いましたが、厳しい現実が待ち受けていました。「根性娘」だったはずのウイッシュが全く根性を見せることなく、馬群に消えていきました。まあ、長期休み明けですから仕方ないか。と思っていましたが、その後数戦全くいいところなし。やはり骨折の影響が大きかったと思われます。まあ、そのうち復調すれば、いいところあるだろう・・・。

さて、他の2頭は12月にデビュー&復帰戦をすることに決まります。時は12月1日(日)運命の1日が始まるのです。いや、運命の12月を迎えるのです。愛馬のレース出走に喜び勇んでいる私には、後に起こる歓喜と悲哀を知る由もありません。

続く(愛馬7頭:ウイッシュ/1勝、ソウルフルダンス/1勝、トリニティー/未出走、ホルダー/未出走、ハリケーン/未出走、オリンピア/未出走、イノセント/未出走)