さこういっぱく

「左後一白」は名馬の証です!

愛馬物語6

2007-10-12 | 愛馬物語
続き(愛馬 ダイレクト/1勝、ウイッシュ/未出走、エージェント/未出走、エクセレンス/未出走、ソウルフルダンス/未出走)

ダイレクトは初勝利の後、1ヶ月間隔が空き昇級緒戦を迎えました。私もいざ中山へ。新馬勝ちした時と同じ中山D1200。メンバーもグッと強くなります。1頭「めちゃんこつおーい」トーホウメドゥーサが相手だと勝手に予想します。パドックに現れたダイレクトは-12キロが示す通り、馬体も寂しく、覇気もありませんでした。レースは果敢に先頭集団につけようとしますが、やはり相手が違います。出遅れたトーホウにも並ぶ暇なく交わされ、気がつけば最下位入線。1着トーホウはモノが違いました。それよりダイレクトです。途中で逆噴射。タイムは新馬戦より2秒1も遅いものでした。陣営の調整ミスもあったでしょうね。いや、確実にありました。その後放牧へ。

ダイレクトが放牧した直後にウイッシュのデビューが決まります。福島芝1200牝馬未出走戦。調教の動きが良かったため、無様な競馬はないとは思いましたが、鞍上高橋明と聞いて正直ガッカリしたことを覚えています。でもレースではそんな心配も吹き飛ぶような走りを披露します。果敢に先頭集団に取り付くと、4角では先頭を捕らえ、ビクトリーロードへ。残り100m・・・50m・・・よっしゃ!!んっ???何かが大外から物凄い末脚を繰り出してきます。あれれ・・・やばい!・・・うわぁぁぁ!!!
勝利が手のひらからスルリとこぼれ落ちた瞬間でした。最悪です。頭を抱えながら、勝ち馬のデータを確認します・・・ミキノフォーエバー、鞍上蓑島、父SF。鞍上蓑島はJRA初勝利を記録しています。(このミキノフォーエバー、2戦目以降は全くいいところが無く、殆どが2桁着順で引退しています。一生に一度の大掛けにあった、いわば交通事故のような感じでした。)

緒戦の結果から2戦目は期待しました。連闘で挑んだ福島芝1800。先行策をとるも、スムーズにレースが出来ず9着に惨敗。勝ち馬はまたしても父SF。(サンシャインフォーエヴァー・・・敵に廻すと恐ろしい種牡馬ですわ。)そしてウイッシュも放牧へ。

その後、私は2度目のシルクツアーに申込をします。あれっ?シルクに不満を持ってたんじゃなかったっけ?
実は、4月に大きな変化が訪れたのです。ソウルフルに出資して、今後はシルクを辞めJOYで一口ライフを堪能しようと決めていました。しかし、いざ会員になると見えてくるものがあります。それがサービスの悪さ。しかし、馬がよく見えていただけに、サービスの悪さはそれほど気にならなかったのですが、4月の新規募集時に決定打が飛び出します。新規募集はそれまでの400口から全馬200口へ変更。全く持って寝耳に水状態の私。むかついて、クラブに抗議しました。(殆ど抗議したことがないんですけどね。)しかし、私の怒りもクラブから見るとたかが1頭1口の出資会員などどうってことないんでしょう。あっさり敗北。その時点で、それまで気にならなかった部分も気になり、JOYへの不満が爆発するのでした。
この時点でソウルフルが引退したら、退会することを決めました。
サービスの悪さはシルク以上(当時)。例えば、会報は織り込みチラシ程度。酷い時は、会員の書いた絵が中心の時も。情報も遅く、2歳の未入厩などは確か2週間以上情報が更新されませんでした。シルクと同じ会費を払っているんですよ。
結論・・・
「シルクの方がマシ。」でした。シルクのサービスも徐々に良くなっていました。会報は冊子になり、情報も詳しくなりました。(以前は早田や天栄での育成馬などは調教時計しか教えてくれませんでしたけどね)募集馬レベルも少しですが上がっていたように思います。
正直、他のクラブも考えましたが、基本的に400口~500口のクラブでないと経済的に難しいこと、大口クラブのサービスはどこも似たり寄ったりで、シルクより上だと感じたクラブがなかったこと。などが理由でシルクを継続することになります。
実際に他のクラブを体験して、シルクの良さに気付くことも多かったです。また、その良さを自ら見出すこともできるようになりました。(もちろん今でも不満はありますよ~)
一口ライフは自分の身の丈にあったクラブ選びが重要ということを学び、なんとなくですが、シルクが一番自分に合っていると思うようになりました。

そして・・・新たな目で見るシルクホースクラブ。今まで以上の募集馬を発掘すべくシルクツアーに参加するのでした。しかし、恐ろしいまでの天邪鬼精神が判断を誤らせることになるのでした・・・。

続く(愛馬:ダイレクト/1勝、ウイッシュ/未勝利、エージェント/未出走、エクセレンス/未出走、ソウルフルダンス/未出走)