木曽越峠の仙人日記

gooブログ、趣味の写真も見てください(薬用植物)等

長野県 王滝村の牧尾ダム

2020年08月26日 04時38分47秒 | 木曽越峠の仙人日記

8月26日

愛知県の水ガメ「牧尾ダム」




長野県木曽郡王滝村~御嶽山八合目の田ノ原を

目指す、正面奥に見える御岳山と王滝村。




御岳神社の里宮、まずは挨拶に立ち寄る。




霊験あらたかな、御霊水を一口頂く。



御嶽山への道で見かけた、「トチノキ」、トチノキ科




トチノキの果実がたわわ実っている。



此処まで登って来ると、涼しい風が吹き気分爽快。




スキー場の近くで「オオカメノキ」、スイカズラ科

の、真っ赤な果実が。




木立の中にオオカメノキの群生が見られる。




明日は、御嶽高原スキー場に乱れ咲く花々を

アップします。


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初矢峠の「しだれ栗公園」

2020年08月25日 06時10分14秒 | 公園

8月25日





下呂市竹原にある初矢峠の「シダレ栗公園」。




栗の木の幹がくねくねと曲がっている。




まだまだ暑い日が続く、初矢峠の日陰を選んで歩く。




年に一度は訪れる公園です、ですが今年の夏は

特別暑い、汗がタラタラ出る。





下呂市の竹原地区から初矢峠を越えて

下呂温泉街へ、暑いのでバテバテでした。




初矢峠で見かけた 「アオハダ」?、モチノキ科

多分アオハダの木だと思います。



幹の皮を剥いでみれば分かるかも、青い肌をして
いるから。




ヤマアジサイの白い花が、疲れをいやしてくれる。
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夕方3日連続で大雨が降る、涼しくなりました

2020年08月24日 05時12分16秒 | ウォーキング

8月24日

付知町の黒川谷を遡りました




「カワラケツメイ」、マメ科

別名 :弘法茶、昔 弘法大師が其の薬効を教えたと
言う伝説からその名が付いた。




薬用部位と採集
初秋に花や果実が付いた全草を採取して

細かく刻んで、風通しの良い日陰で乾燥する。

薬効
利尿薬、強壮、鎮咳、緩下薬として応用する、

薬用法
腎炎、水腫、脚気、黄疸、便秘、片頭痛

インポテンツ、夜盲症に煎じて服用する。

※ 民間では健胃強壮、緩下、利尿に煎じて服用する。




黒川谷を遡る、アマゴが釣れそうな谷川でした。




「タマアジサイ」、ユキノシタ科の花が咲いて
いました。




タマアジサイの蕾も。




「ヤマノイモ」、ヤマノイモ科の白い花。




長い蔓を伸ばして他の植物に絡みつく。




「シキミ」、シキミ科、   有毒植物。




抹香の香りがするためか、古くから仏前に供える
植物として知られている。

実際、樹皮や葉は抹香や線香の原料にされる。




谷沿いの林道で見ました、名前は不明です。




3日連続に午後3時に雷と豪雨が当地を襲う

一昨日は大雨警報が出ました 雹も交じって激し降る。

昨日も午後3時から激しい雨が1時間ぐらい降る

おかげで、夜は涼しくて天国の様です


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エビスグサ、の薬効

2020年08月23日 05時45分37秒 | 薬草

8月23日

「エビスグサ」、マメ科

生薬名 : 決明子  ケツメイシ    (種子)




(エビスグサ)と言う名前は余り馴染みが無いが

(ハブ茶)の材料で、(決明子)と言う名前を聞いた事が
有ると思います。





原産地と栽培適地
中央アメリカ原産、1,739年ころに中国経由で渡来

関東以西で栽培され高温を好む植物で

過湿、陰地には適さない。





薬用部位と採集
秋ごろから、下の方から順番に豆果が黄色く熟すので

採取して乾燥する、最終の豆果を採取するのは
11月頃になる。




若いマメ果、この中に種子が約50~70個ぐらい
入っている、1本に100個ぐらい豆果が生ります

乾燥した豆果は叩いて種を取り出す
此れには、手間暇がかかる。




薬効
決明子は、緩下、整腸、健胃、強壮、利尿薬に。




取り出した、エビスグサの種子 (決明子)

薬用法
一般には「はぶ茶」の名前で良く知られた薬草です

1、 便秘、腹部膨満整腸に、煎じて服用する、

便秘の強い時は、濃く煎じたものを服用する。





2、決明子は、漢方の古典に「肝を清め、腎を益し、
目を明らかにし解熱する」と書かれている。

腎臓や肝臓を強くするので、慢性肝炎,黄疸にも。

3、動脈硬化症や高血圧症にはぶ茶を煎じて服用する。




(焙煎した決明子、玄米を少し入れると
香ばしくなる)。

4、 眼病や目の疲れ、充血に煎じて服用する。

5、 お酒の飲み過ぎや二日酔いに煎じて服用する。





漢方薬として :熱さまし、目の病、腸の病、便秘に
処方されている。
                                                 参考文献     日本薬草全書

※ このエビスグサ、栽培は非常に簡単です(雑草なみ)

爺は20年前から栽培して決明子として飲んでいます。

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クズの薬効

2020年08月22日 05時37分42秒 | 薬草

8月22日

「クズ」、マメ科 の花




生薬名 : 葛根      カッコン     肥大した根

生育地と分布地
北海道~九州、奄美に生育する

朝鮮半島、中国、台湾、ウスリー、フィリッピン
インドネシア、ニューギニアに分布する。




薬用部位と採集
夏から秋に根を掘り取る、収穫した生の根を

サイコロ状に刻んで、水の中でつぶす

ガーゼで繊維質を取り除き、沈殿した澱粉を集める
水にさらした後陽乾する。




当地 中切地区の国道257号沿いのイヌツゲに

絡みついているクズの蔓。





薬効
漢方に配合し、発汗、解熱薬、うなじ背のコリ
発疹、鎮痙薬。




薬用法
1、発熱性疾患、感冒、首筋のコリ、肩のコリ、神経痛
葛根とショウガを少々入れ、煎じて服用する。

2、風邪の初期には民間では葛粉から作ったクズ湯を
飲む、
茶碗に葛粉を入れて熱湯を注ぎ、砂糖を入れて
良くかき混ぜて、飲めば体が温まり発汗して治る。





薬用法
3、二日酔いに乾燥した花を煎じ冷やしてから飲む。




漢方の効用
首筋から背中の筋肉の緊張を緩める、

腸の運動を調整して下痢を止める。




漢方薬
お馴染み風邪の初期に飲む 「葛根湯」は有名ですね。

その他、葛根を配合した漢方薬は数多くある。




食用
「クズ饅頭」、「クズ切」、料理にクズ粉を付けて
とろみを出すのに使われる

※ クズの根をニューギニア、ポリネシア、台湾の
原住民が食用にしている。
                                                       参考文献  日本薬草全書

風邪に「葛根湯」と日本人に重宝されているクズも

あらゆる所で大量繁殖して困らせる厄介者です。


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