温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

オオクチブトゾウムシ(大口太象鼻虫) 鼻は長くありませんが!

2021年07月23日 | 昆虫
① 葉の上に小さな昆虫を見つけました。

② 体は赤みを帯びた茶色ですが、黄色い粉で覆われ、淡黄緑色に見えます。

③ 最初、コフキゾウムシ(粉吹象虫)かと思いましたが、スマートな体型に違和感を覚えました。
 調べた結果、オオクチブトゾウムシ(大口太象鼻虫)ではないかなと思います。

④ これが、クズの葉によくいるコフキゾウムシ(粉吹象虫)です。
 ズングリとした体は、黄緑色の麟毛に覆われています。
 どちらもゾウムシ(象虫)とはいえ、鼻は長くありません。


ノコギリクワガタ(鋸鍬形) 愛を語る11カップル!

2021年07月22日 | 昆虫
 今日は、36℃という猛暑でしたねえ。
 朝、8時代に里山へ行きクワガタムシやカブトムシを探してみました。
① 最初に出会ったのは、立派なノコギリクワガタ(鋸鍬形)えす。
 しかし、よく見ると、オスの下に何かいます。

② 他のノコギリクワガタ(鋸鍬形)を横から見てみると、メスが下にいます。

③ 交尾をしているんですねえ。

④ 2本の木に11カップルもいました。

⑤ オスが、単独でいるのは希なくらいです。
 今が、交尾の最盛期なんでしょうかね。

⑥ カブトムシは、メスが1匹蜜を舐めているだけでした。
 周りが明るくなっているので、オスはすでに土中に隠れてしまっているのかな。


ウシガエル(牛蛙) ヤゴの天敵を撲滅!

2021年07月21日 | 昆虫
① 久々に生きものの里へ行くと、池でウチワヤンマが暑いぞと言わんばかりに逆立ちをしていました。

② 池で、職員が何かを釣っていました。

③ 釣り上げたモノを網籠に入れていました。
 どうやらウシガエル(牛蛙)です。

④ このカエルの疑似餌で何匹も釣りあげたそうです。
 色に関係なく、疑似餌をぴょこぴょこと動かすと釣れるそうです。

⑤ 名前のように牛の鳴き声をする巨大なカエルです。
 問題は、口に入る大きさの動物は何でも食べてしまいます。
 トンボ池では、ヤゴが食べ尽されてしまいます。


アカミミガメの産卵 畑に8個!

2021年07月20日 | 昆虫
① 昨日、夕方4(16:30)に畑の水やりに行きました。
 すると、水田に隣接した畑にカメがいました。

② 水田から出てきたことが分かる水草をつけたアカミミガメです。
どうやら産卵するようです。

③ すでに、穴は後足で掘ったようです。
 固い畑の土に穴を掘るために、体から水分を出して柔らかくします。

④ 後足を交互に使い、穴内部の整地を終えると前足を立てて踏ん張る姿勢になりました。

⑤ 16:38 卵を産み始めました。
 卵は、綺麗な乳白色をした枕型でした。

⑥ 16:42 全部で8個を産み終えました。

⑦ 産み終えると、後足を交互に使って土をかき落とし、穴を埋めます。
 最後には、柔らかい泥状の土を両足で練り上げ、左官職人のように穴の表面を覆います。
 これなら土が乾燥すれば、表面は固くなるでしょうねえ。

⑧ そして、周りの乾いた土を適度に覆い、去っていきました。16:49
 2か月後の9月下旬には、子カメが出てきそうです。
 穴の位置が分かるように、ポールの目印を立てておきました。


アミガサハゴロモ(編笠羽衣) 脱皮直後は暗緑色!

2021年07月19日 | 昆虫
① 何という暑さでしょうねえ。
 葉裏に、アミガサハゴロモ(編笠羽衣)を見つけました。
 しかし、暗緑色で私の知っている色合いと違います。

② よく見ると、下に幼虫の抜け殻があります。
どうやら羽化直後のモノらしいです。
 羽化直後には翅に暗緑色の粉がついており、活動中に脱落してしまうようです。

③ これが、粉が落ちた成虫です。
 幼虫は、頭はまるで魚ようで、お尻に蝋状物質の綿毛がついている独特の姿をしています。
 いつにか写したいですねえ。


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