温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

ウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)  風に乗って飛行!

2021年07月01日 | 昆虫
① 昨日、初めて庭で2匹のウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)が飛んでいるのを見ました。
 今朝、一匹が庭の花に吊り下がっていました。
 名前の通り、翅は薄く透明で、全身が淡黄褐色ですが、成熟したオスは背中側にやや赤みがっかているので「赤とんぼ」と呼ぶ人もいます。

② カなどの小昆虫を空中で捕らえて食べますが、風に乗って飛行できる脆い体つきで、肉食昆虫(シオヤアブ、シオカラトンボ、ギンヤンマなど)に食べられてしまいます。

③ 南日本で発生し、世代交代を繰り返しながら、日本を北上していきます。
 お盆の頃に沢山見られることから、「盆とんぼ」と呼ばれることもあります。
 ただし、寒さに弱いため、北上したウスバキトンボ(薄羽黄蜻蛉)は南下をせずに絶滅してしまいます。
 死に向かって北上する不思議なトンボですねえ。
 


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