温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

とても綺麗なカメムシ! オオキンカメムシ(大金亀虫)

2017年06月25日 | 昆虫
 ① 今日は、一日曇天なので、昨日写した昆虫を載せます。
 カメムシ(亀虫)というと、茶褐色の暗いイメージがありますが、オオキンカメムシ(大金亀虫)は、鮮やかな赤い体色に黒い縞模様の綺麗なカメムシです。
 太陽光の当たり具合で、虹色に輝きます。


 ② 熱帯系の昆虫ですが、集団で越冬します。
  カメムシですので、臭い臭いを発散するそうですが、写真を撮るだけなので、その被害にはあいませんでした。
  このカメムシを写真に撮るのは、初めてです。


 ③ 近くの花の中にツユムシ(露虫)の仲間の幼虫を見つけました。


 ④ ツユムシ(露虫)は、草食性で、柔らかい葉や花を食べています。
 成虫の外見が弱弱しく見えるので、「露を飲んで生きているようだ」というイメージから名前が付きました。



カンナより赤い! ショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)のオス

2017年06月24日 | 昆虫
 ① 公園で真っ赤に成熟したショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)のオスに出会いました。
 赤いカンナよりも綺麗な赤色です。


 ② 頭部、胸部、腹部、さらには脚までも赤く、まさに酒好きな「ショウジョウ(猩々)」ですねえ。


 ③ 池では10匹以上のショウジョウトンボ(猩々蜻蛉)のオスがメスを待って飛び交っていました。


 ④ 縄張り意識が強いので、他のオスが来るとにらみ合い飛行や格闘をします。


 ⑤ メスとの交尾は数秒なので、今回は撮れませんでした。
 交尾を終えたメスは、すぐに単独で「打水産卵」をしていました。

今日は、午後から神明神社の総会で「温泉のお話し」をしてきます。



青紫色の輝き! ムラサキシジミ(紫小灰蝶)とムラサキツバメ(紫燕)

2017年06月23日 | 昆虫
 ① 公園でムラサキシジミ(紫小灰蝶)に出会いました。
 翅を閉じた裏側は、地味な茶褐色に迷彩模様なモノが見られます。


 ② 気長にまっていると、翅を広げました。
 太陽光に青紫色が綺麗に輝いて見えます。
 青紫色の面積が狭いのでメスです。



 ③ 別の場所で、ムラサキツバメ(紫燕)を見つけました。
 閉じた翅は、ムラサキシジミ(紫小灰蝶)に似ていますが、赤丸のように尾状突起(燕のよう)があります。
 我慢強く待ちましたが、翅を開くことなく飛び去ってしまいました。
 メスは、名前の通り太陽光の当たり具合で、まさに紫色に輝いて見えます。
 次回は、朝に探しますかねえ。



夏は薄黄色で! キタテハ(黄立羽)

2017年06月22日 | 昆虫
 ① 公園でキタテハ(黄立羽)が、葉の上で休んでいるのに出会いました。



 ② じ~っと見守って、翅を開くのを待ちました。
 翅の表は、名前の通り、くすんだ黄色です。
 これは、夏型の翅です。



 ③ 秋に成虫になって、成虫で越冬していたキタテハ(黄立羽)です。
 変温動物なので、太陽光を一杯浴びて、体温を上げている最中です。
 この秋型は、綺麗なオレンジ色です。
 夏型は薄黄色で、秋型はオレンジ色なのは、体温調節と関係があるのではないかなと思います。



面構えも悪そう! ゴマダラカミキリ(胡麻斑髪切)

2017年06月21日 | 昆虫
 ① 久々の雨は、畑の野菜にとっては救世主でしたねえ。ただし、トウモロコシが傾いていました。
 午後から雨もやみ、庭のミカンの木見てみると、2匹のゴマダラカミキリ(胡麻斑髪切)がいました。



 ② 葉も食べますが、赤丸のように樹皮も食べてしまうので、果樹農家にとっては嫌われ者です。
 やはり、名前の通り髪を切ってしまうほど、顎が強いんでしょうねえ。

 
 ③ 正面から見ると、かなり悪者面です。
 つかまえると、頭と胸の間を伸び縮みさせて、「キィキィ」と音を出して脅かします。
 あの音が嫌いで、どうも捕まえる気が起こりません。



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