温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

孵化しました! アオスジアゲハ(青条揚羽)の1齢幼虫

2017年05月10日 | 昆虫
 ① 朝、神社のタブノキを見に行きました。

 葉には、まだ黄白色の卵もありましたが、とても小さな黒いモノを見つけました。




 ② アオスジアゲハ(青条揚羽)の1齢幼虫です。

 体長は、3mmもない程です。

 頭部にも体にも棘が沢山生えています。

 さて、5回の変身を見守りますかねえ。




 ③ 黄白色だった卵が、黒色に変色しているのがありました。

 孵化直前で、中の幼虫が見えているのかな?



根粒菌のお陰です! ソラマメ(空豆)の収穫

2017年05月09日 | 野菜
 ① 今日は、夜から雨という予報だったので、朝に畑でソラマメ(空豆)の収穫をすることにしました。




 ② ソラマメの莢がパンパンに膨らんでいます。




 ③ 莢を開いてみると、フワフワの白いベッドの中に成長したソラマメが眠っていました。




 ④ これから毎日 美味しい塩茹でソラマメが食べられそうです。



 ⑤ 根を掘り出してみると、根粒菌が一杯付いていました。

 根粒菌は細菌(バクテリア)がいっぱい住みついていますが、クロロフィルがないので光合成はできません。

 そこで、宿主のマメ科植物から光合成産物をもらいます。

 一方、根粒菌は、空気中の窒素からアンモニアをつくる(窒素固定)ことができます。

 マメ科植物は、根粒菌がつくったアンモニアをもらうので、窒素肥料を人為的にやらなくてもよく育ちます。

 まさに、お互いに利益を得ている「共生の関係」ですねえ。



タブノキ(椨)の若芽に卵27個! アオスジアゲハ(青条揚羽)

2017年05月08日 | 昆虫
 ① 庭のニッケイ(肉桂)の葉に産卵するアオスジアゲハ(青条揚羽)を見るようになりました。




 ② 隣の神社には、クスノキ(楠)やタブノキ(椨)が生えています。




 ③ アオスジアゲハ(青条揚羽)の幼虫の食草はクスノキ科植物(クスノキ、タブノキ、シロダモ、ニッケイなど)の葉です。




 ④ タブノキ(椨)の赤い若葉を探してみると、綺麗な白色の27個の卵が産みつけられていました。

  卵の孵化から幼虫の変身を見守るコトにしました。
 




庭でサクランボ狩りです!

2017年05月07日 | 植物
 ① 庭の4本のセイヨウミザクラ(西洋実桜)にサクランボが鈴なりです。

 熟すと数日で落下してしてしまうので、毎朝 口一杯に頬張って食べます。




 ② 今日は、孫の友達もやって来て、サクランボ狩りです。




 ③ イラストでは、サクランボは2個連なっているのをよく目にしますが、まさに英語「cherry」の複数形「cherries」ですねえ。




 ④ しかし、中には、4個連なっているのもあります。




 ⑤ その理由は、3月下旬の蕾を見るとよく分かります。

 1つの花芽から4個の花が咲きます。その4個の花がそれぞれサクランボになるので、軸の元のところでサクランボが4個くっついているのです。

 しかし、すべてが順調に受粉できないと、1~3個になってしまいます。

 



長崎から北上してきました! ナガサキアゲハ(長崎揚羽)のオス

2017年05月06日 | 昆虫
 ① この時期の庭は、色彩が最も豊かです。




 ② オレンジ、赤、白、黄、ピンク、紫、青などです。




 ③ バビアナでナミアゲハ(並揚羽蝶)が吸蜜をしていました。




 ④ シラン(紫蘭)でモンキチョウ(紋黄蝶)が吸蜜をしていました。




 ⑤ シーボルトが長崎で最初に採集したことに由来するナガサキアゲハ(長崎揚羽)のオスがやって来ました。

 綺麗なメスもやって来てほしいですねえ。



 ⑥ 南方系のチョウで、江戸時代には九州以南に限られていましたが、地球温暖化の影響で北上しているチョウです。
 
 現在では、福島県や宮城県でも確認されているそうです。 



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