温泉ドラえもんのブログ

全国の秘湯巡り、昆虫、野鳥、植物、野菜づくり、小さな実験室などを中心に写真とともに掲載します。

哀れ 肉団子に! アオスジアゲハ(3齢幼虫)

2017年05月21日 | 昆虫
 昨日は、庭木の剪定に半日取り組んだら熱中症 一歩手前の状態でダウン!

 ① 今日は、残りの剪定を終えて、神社のタブノキを見に行きました。

 アオスジアゲハの幼虫が3齢に成長していました。



 ② しかし、以前は数十匹以上いたのに6匹しか見当たりません。



 ③ その時、アシナガバチ(脚長蜂)が何か緑色のものをくわえて杭にとまりました。

 あれ・・・幼虫のお尻の形は、アオスジアゲハです!



 ④ 葉の上でもアオスジアゲハの幼虫を捕まえて、肉団子を作り始めました。

 この時期ですので、アシナガバチの女王蜂が孵化してきた働き蜂の幼虫に肉団子を与えているんでしょうねえ。

 いったい何匹が5齢幼虫まで生き残ることができるのでしょうかねえ。



京女は美食家かな! キョウジョシギ(京女鷸)

2017年05月19日 | 野鳥
 ① 今日は、最高29℃の晴天になるという予報に、久々に海岸へ行ってきました。

 岩場には、キョウジョシギ(京女鷸)とキアシシギ(黄脚鷸)が仲良く休んでいました。



 ② 近くにはチュウシャクシギ(中杓鷸)が7羽いました。

 カニを食べてくれるのを待ちましたが、「ホイー ピピピピ」と独特の鳴き声で飛び去ってしまいました。



 ③ キアシシギ(黄脚鷸)は、黄色の脚を持ち上げて歓迎してくれました。



 ④ 着物姿の京女性を連想させるキョウジョシギ(京女鷸)は、派手な感じがします。



 ⑤ 岩に付着したフジツボ(富士壺)の中身を美味しそうに啄んでいました。

 フジツボはエビ、カニなどの甲殻類の仲間ですが、キョウジョシギ(京女鷸)は貝類も食べる美食家です。



西尾の関東型とひげ親父 ダイミョウセセリとクロハネシロヒゲナガ

2017年05月18日 | 昆虫
 ① 気温26℃の気持ちよい晴天に誘われて、西尾いきものの里へ行きました。

 草むらでダイミョウセセリ(大名挵)がいました。一見 ガのように見えますが、チョウです。

 翅の様子が、江戸時代の大名(ダイミョウ)家の羽織袴の紋所を連想させることから名付けられたと言われています。

 黒褐色の翅に白色の紋がありますが、近畿地方以西のものは後翅に白斑があり(関西型)、中部地方以東のものは後翅に白斑がありません(関東型)です。

 西尾は、関東型ですねえ。関西方面の温泉へ行ったら関西型を探してみます。




 ② ダイミョウセセリを写していると、目の前を白い糸のようなものがフワフワと飛んでいきました。

 草にとまった姿を見てみると、とても小さな(体長1.5㎝)「ガ」でした。




 ③ 名前は、ロハネシロヒゲナガ(黒翅白髭長蛾)です。

 翅は名前のように一見黒色ですが、太陽光に当たると、金色に輝いて見えます。

 特徴は、体長の4倍ほどの長さを持った触覚(髭:ひげ)です。これでメスのフェロモンをキャッチします。

 メスは触覚が短いので、これは「ひげ親父」ですねえ。




やっと卵を見つけました! ケリ(鳬)

2017年05月17日 | 野鳥
 ① 朝、田んぼの畔にうずくまっているケリ(鳬)を見つけました。

 観ていても、動こうとしないので「これは、ひょっとすると!」と思い、午後にカメラを持って行きました。



 ② ケリ(鳬)が立ち去った畔の中央付近まで行くと、卵がありました。

 これまで、雛を写したことがありますが、卵を写すのは初めてです。



 ③ 粗末な枯草の上に、迷彩模様の卵が2個ありました。

 しかし、天敵に狙われやすい丸見えの巣です。



 ④ 特に、カラスは卵をくわえて持って行ってしまうので、カラスが近づくと「ケリ、ケリ」と激しく鳴いて追い払ってしまう気性の荒い面があります。

 この時も、私が近づいたのを察知して、番で協力して敵(私)を威嚇、攻撃する態勢をとりました。

 今日、三人目の孫(女児)が誕生しました。ケリの卵と孫の誕生で、イイ気分です。 



闇夜の神事 仮殿遷座祭(かでんせんざさい)

2017年05月16日 | 日記
 ① 神明神社の本殿改築に伴いご神体を仮殿に移す仮殿遷座祭(かでんせんざさい)が行われました。

 90名ほどの参加のもとに午後7時から始まりました。



 ② 境内の照明をすべて消して、闇夜の神事が笙の音とともに進行します。

 光明は「松明(たいまつ)」(本物のマツで作ったものです)です。




 ③ 神職の「お~、お~」という掛け声とともに、外部から見えないよう布で囲われたご神体が続きます。

 神職に、ご神体は何かと聞きましたが、「私も見たことがない。口外できないものだ」との返答でした。

 ご神体を運んだ役目の二人に聞くと、「かなり重い箱だった」とのことでした。中身が何か興味津々です。


 ④ 境内をしずしずと一周しました。

 一生の間に、二度と見ることのない神事なので地域の方々も静かに見守っていました。



 ⑤ 無事に仮殿となる「神楽殿」にご神体が入りました。



 ⑥ 9月16日の本殿改築が完了時には、ご神体をもとに戻す「本殿遷座祭」が行われます。

 後片付けを終えたのが午後9時30分でした。
 



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