四季を詩織る

雲と風と花を追いかけて

如月の日向

2020-02-16 18:52:10 | 日記


咲かせようか・・執念実って如月の日向を真っ赤に染めた山茶花


死んだのか褪せた心に如月のひだまり光る山茶花真っ赤に


11月の末・・・道の駅の店隅に山茶花の苗を売って居た・・


置き去りにした山茶花の花が胸底に真っ赤に咲いて居るのに・・


娘の庭には花一つない・・・・


梔子の花がひとつ咲いたが・・・冬の庭には花一つもない・・・


山茶花の花が咲いた庭を夢見て1本植えた・


蕾が4つ・・・この花が冬の心を温めてくれるだろうと思ったが

冷たい風の通り道・・・12月・・1月・・2月・・と硬く蕾んだ花は

咲かずに終わるのか・・・・と渇いた視線と心を抱いたまま・・・


4月のような気候に凍り付いた山茶花の蕾が生きていた・・・

えっつ~~生きていた・・

褪せた蕾はじっと耐えて居たのだ・・・


びっくり・・・・渇いた蕾が赤みを増して開いたのだ・・・・


大きな声で感動・・・・ありがとう・・・・


如月の渇いた庭に山茶花の花が咲いた。


ありがとう・・・・頑張ったね・・・


冷たい庭をよく耐えてくれたね。


蕾のままで約3か月・・・・耐え忍んだ山茶花の蕾に感謝した。





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