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アラ還のズボラ菜園日記  

何と無く自分を偉い人様に 思いていたが 子供なりかかな?

母から託されたもの

2013年11月03日 | 系譜に(ついて

 

九十歳の頃から、自ら認知の衰えを感じていたらしく寒い弐月だった。

其れは、老いた女性とは迚思えぬ文字で私自身信じられなかったが、

一枚の半紙に、少し傾いていたが眼鏡を好まぬ母が書いたのは事実で

自分の生涯を遺すかの様な如く精魂を傾けたのだろうか、今までの母の

観念を儘覆すか、諌める一句だった。

お前は、最後に生んだ子だからと渡したのだが其時は、迚理解出来なかった。


下記は其写しです。

 

神葬祭の家系に嫁いだのだが、生まれた家が仏教徒で其れに従ったのか、

西とは、浄土を指すのか其れとも、西に沈まんとする夕日を指すのだろうか?

其れとも両方を重ねたのかも知れない。

我は此れを辞世の句と為す。



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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ただ驚きです。 (西方の農園主)
2013-11-03 15:31:08
書家でもない人の書いた字とは思えませんね。
それに句も素晴らしい!

字といい句といい悟りきった人のもののような気がします。
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生涯を学び (wasada49)
2013-11-03 21:45:21
子供の頃

お前は、学問は出来ないが、五体満足だから、
解らない事は、自分の眼で調べ確かめ
人に聞き歩き、香りを確かめる事が出来るから
これ以上の、幸せはないと何度も言われた事が
今、少し理解できる様になったかと、
返信する

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