動物たちにぬくもりを!

動物愛護活動の活動経過や日々の出来事、世の中の動き等幅広く紹介します。

【動物愛護関連番組情報】THEペット法塾

2010-06-18 07:17:13 | 新聞記事・Webニュース・テレビ・書籍・ブログなど
『行き場を失う高齢ペットたち ~大量廃棄事件の裏側で~』
NHK総合 6月19日(土)夜10:00~10:45

追跡!AtoZ (NHK総合)
http://www.nhk.or.jp/tsuiseki/
ゲスト
江川紹子さん(ジャーナリスト・前回放送「ペットの悲劇」のコメンテーター)
リサ・ステッグマイヤーさん(タレント・保護犬の飼い主)
細川敦史さん(弁護士・THEペット法塾事務局長)
 
皆様もご存知の通り、今年の4月にペット葬儀業者が火葬にすると預かったペットの遺体を
山中に遺棄するという信じがたい事件がありました。
現在、ペットの葬儀業者に対しては、何の法規制も無いのが実情ですが、来年の動物愛護
法の改正時にはペット葬儀業者に対する規制が盛り込まれるようです。
動物愛護法改正に関連し、番組ではペットショップやブリーダーの問題なども多くの時間を
割いて放送して下さるそうです。
AtoZでは、今年の1月にも、動物虐待や、熊本市の動物管理センターの取り組み、海外の
動きなど動物愛護に関するとても興味深い内容の番組を放送して下さいましたので今回の
放送も期待大です。
ぜひ番組をご覧頂き、意見、感想などを番組宛に送って頂きますようよろしくお願い致します。
(番組HPに感想・お問い合わせフォームがあります)
また、番組のHPに、番組に追跡して欲しいテーマを投票できるようになっていますので、そ
ちらにも投票をお願いします。(投票は6/19締め切りです)
いくつか選択肢がありますが、その他のところに「ペット問題」「動物愛護問題」「ブリーダーや
ペットショップの裏側」など記入して頂ければと思います。
たくさんの投票、反響があることによって、更に次にも取り上げてもらえます。
テレビの影響は絶大です。
多くの人にペットブームに潜む問題を知ってもらうことが、動物達を救う事につながります。
みなさんの力で、来年の法律改正に向けて、世論を作っていきましょう!!
**** 転載歓迎 ****

THEペット法塾
http://petlaw.web.fc2.com/
担当 西風直美

動物実験の現状

2010-06-18 07:02:28 | 動物実験・動物虐待

ペット店での悲惨な現実
都内のIT企業で働く男性(29)は2006年夏、大手ペット販売チェーンでアルバイトをしていた。
明るい照明でこぎれいに見える店頭の裏側、そこに子犬が13匹、段ボールに入れられていた。
皮膚病にかかっていたり、店員が誤って骨折させてしまったりして「商品」にならないと見なされた子犬だった。
その後、ふと気付くと段ボールごと子犬がいなくなっていた。
アルバイトの男性がベテラン店員に尋ねると、こんな答えが返ってきたという。
あるところに引き取ってもらった。売れない犬を置いておくより、その分スペースを空けて新しい犬を入れた方がいいから~」

この現状を皆さんはどう思われますか?
あるところ」とはどこだと思われますか?
保健所ではないと思います。保健所はペットショップからは原則引き取ることができません。
すると、動物実験に回されたという推測が大きく浮かび上がってきます。
日本では日常、ペットショップであたりまえのようにこのような闇の取引がなされているのです。
日本では動物実験は許可制・登録制・届出制といった規制がないため、どのような場所で、どのような動物が、どれほどの数、どんな実験のために使用されているか、実態はつかめない闇の状態になっています。
日本と海外の違いにおいては、欧米先進国では動物実験に関する規制といったものが既に設けられているのに対し、日本では動物愛護法という法律が制定されてはいるが、動物実験についての規制が全くないのです。
下記の表参照

計画書や届出を法律で規制することによって、動物実験に対して厳しくすることで、動物実験の代替法を促進させるはたらきがでてくると思います。
過剰な動物実験はするべきでなく、法規制をしくべきです。
動物実験がとても身近に存在しているということです。
・シャンプー・化粧品、など様々なものに動物実験が関与しています。
例えば、ウサギで安全だったからといって私達に安全だとは限りません。
身近に存在する動物実験の多くが安全性を本当に証明しているのかわからないものばかりです。
ある専門家は「実験する=危険な成分を使っている、ことになる」と述べていますが、全くその通りだと思います。
自然なものを使うことができれば、実験の必要がないのではないだろうかとも述べておられました。
実験の是非よりもまず「3R」をより深く考えていくことがこれから先に重要になってくると思います。
「3R」とは動物福祉の国際原則にもなっていて、1959年にイギリスの研究者(Russell and Burch )により提唱されました。
Reduce〔使用数の削減〕
Refinement〔苦痛の軽減〕
Replacement〔代替法〕
の3つ、中でも最も重要なのは③Replacement〔代替法〕です。