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動物たちにぬくもりを!

動物愛護活動の活動経過や日々の出来事、世の中の動き等幅広く紹介します。

伝書猫「チャアチャ」

2015-11-12 06:17:50 | 幸せになったワン・ニャンたち

伝書猫「チャアチャ」、107歳と飼い主つなぐ(熊本)

2015年11月6日 朝日新聞

【動画】手紙運ぶネコ=村上伸一撮影

http://digital.asahi.com/articles/ASHC556N2HC5TLVB00G.html?rm=36


チャアチャをかわいがる波恵さん=玉名市溝上







見知らぬネコが家に上がり込み、100歳を超すおばあちゃんになついた。
娘が首輪に手紙を結んでみたら、飼い主まで運んだ。
飼い主がノートに貼ってためた手紙は、2年半で800通を超す。
手紙で結ばれた二つの家は、「伝書ネコ」あるいは「介護ネコ」と呼んでかわいがっている。
玉名市溝上の田んぼが広がる集落で、ネコは高木波恵さん(107)に毎日のように会いに来る。
気立てが優しく行儀がいいので、波恵さんも気に入った。
長女の恵子さん(76)がネコの帰り道を観察し、約100メートル離れた家に住む高木洋さん(56)と美津子さん(61)夫婦が飼い主だと突き止めた。
教師だった恵子さんにとって、洋さんは中学時代の教え子だった。
「愛する飼い猫が知らないところで何をしているか、教えてやったら喜ぶだろう」と紙片にネコの行動を書き、首輪に結んでみた。
飼い主の美津子さんは最初に手紙を見た時、「達筆なので誰からだろうと不思議に思っていた」。
数回送った後、恵子さんは洋さん夫婦に送り主であることを打ち明けた。
    ◇
ネコは雄の推定9歳で、名前は「チャアチャ」。
人間なら50代前半ぐらい。
関西の六甲山周辺で迷いネコとして保護され、6年前に兵庫県西宮市に住んでいた洋さん夫婦が引き取った。
夫婦は翌年、チャアチャを連れて洋さんの故郷の玉名市溝上に移ってきた。
昨年4月11日の手紙。
「ミャオーと言って家の中へ。牛乳一杯(だけ与えた)。地区のパトロール忙しい様子。バアバになでてもらって、ハーイサヨナラと言って外へ」。
飼い主の美津子さんは「子どものいない私たち夫婦にとって、チャアチャは子ども同然。外でそんなことやってたのかって、意外な面がわかって助かる」と語る。
チャアチャは以前の飼い主に捨てられた可能性があり、その記憶がよみがえるのか、なついた人間がそばを離れそうになると必死に追いかけてくることがあるという。
高齢だが記憶力が強く、声も力強い波恵さんは「チャチャ」と呼ぶ。
「(捨てられたかもしれないという)人生を思うと、かわいそうでならない」と同情し、なおさらかわいがる。
チャアチャは雨の日を除いて毎日2回ほど波恵さん宅に来ると恵子さんが手紙を結びつけるまで家を出ようとしない。塀のすき間や狭い路地伝いに帰る。
波恵さんが106歳になった昨年10月11日の誕生日には、飼い主からのお祝いの手紙をチャアチャが届けた。
波恵さんの次男の保明さん(66)は「母にとって、ネコの癒やしはいい介護になっている」と話す。
     ◇
波恵さんは大正時代、日本統治下だった台湾で、警察官として赴任した父親に連れられて、現地の小学校教師になった。
今年、台湾での高校野球の思い出話が朝日新聞熊本版に掲載された。
久しぶりに当時の教え子に書いた手紙を、台湾の郵便局員が現住所を探し出して届けたことが台湾中で話題になり、教え子たちと9月、テレビ会議で約80年ぶりに「再会」した。
娘の恵子さんと同様に、飼い主の洋さんの父親も当時、台湾で生まれ、波恵さんは近くに住んでいた洋さんの父親も、自身の子どものようにかわいがったという。
そんな縁もあり、当時を思い出すのか、チャアチャとの出会いには特別な絆を感じているようだ。
(村上伸一)


ゾウの保護で歴史的な一歩

2015-10-11 06:12:52 | 幸せになったワン・ニャンたち

ゾウの保護で歴史的な一歩
 米国と中国が象牙の取引き禁止で合意



アメリカのオバマ大統領と中国の習近平国家主席による米中首脳会談が行われましたが、その合意文書に野生動物保護や海洋保護での協力も盛り込まれました。
注目すべきは、今回初めて、象牙の世界最大の消費国である中国と、第二位の消費国であるアメリカのトップが、両国内での象牙の商業取引を禁止し、象を保護するために協力することで合意したことです。
両国の首脳が野生動物保護について具体的な誓約を交わすのは初めてのこと。


2015年9月25日 ホワイトハウス発表の首脳会談

米国および中国は、野生動物の密猟・密売を取り締まることの重要性と緊急性を強く認識し、この世界的な課題に対処するための前向きな措置を講じることを誓約する。
両国は、重要かつ時宜を得たハンティング・トロフィーの輸入制限を含む象牙の輸出入をほぼ完全に禁止するための法を制定し、象牙の商業取引を停止するための重要かつ時宜を得た措置を講じることを約束する。
さらに両国は、野生動物の密猟・密売の取り締まりを強化するため、合同訓練や技術交流、情報共有、国民への啓蒙、またこの分野における国際的な法執行などで協力すること、またこの問題について他国と協力し包括的な努力をすることで合意した。

海外の保護団体も両国の姿勢を評価し、これが象牙取引き撲滅へ向けた歴史的な一歩であるとして、今後の展開に期待を寄せています。
また、両政府がこの誓約にしっかりと従い取引きを停止させるよう、今後も働きかけを続ける必要性も示しています。
この地球では、15分に1頭アフリカゾウが殺されていて、このままでは、あと10年から15年の間にアフリカゾウはこの地球から絶滅すると言われています。

両国がこの誓約を確実に実行し、同じく象牙消費大国である日本を含めた各国がこの動きに同調し、罪なきゾウたちが傷つけられることのない世界になるよう切に祈ります。


足に釣り糸絡んだクロツラヘラサギ

2014-04-15 14:37:51 | 幸せになったワン・ニャンたち

足に釣り糸絡んだクロツラヘラサギ、壊死の恐れも

2014年4月13日(日) 琉球新報

釣り糸が足に絡みついたクロツラヘラサギが、大きく腫れた左足をかばいながら魚を捕っている様子が11日、中城村で確認された。
クロツラヘラサギは3月20日に、沖縄市の泡瀬干潟で糸が絡まったままの状態で、13羽と群れているのが目撃されていた。
クロツラヘラサギはオレンジ色に膨らんだ足をかばいながら川で魚を捕っていた。
希少な鳥で、環境省レッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている。
散歩中、鳥を見つけた中城村の有澤外美雄さん(64)によると、4月1日からこの川でたびたび見掛けたという。
「片足で跳ねていたので不思議に思った」と心配そうに話した。
NPO法人どうぶつたちの病院沖縄の金城道男理事は「皮膚が腫れ、壊死する可能性がある。状況を確認し保護したい」と早めの対策に出る考えだ。
(金良孝矢)


子犬の里親さんからの年賀状

2014-01-09 15:07:41 | 幸せになったワン・ニャンたち

昨年1月に、野良犬が産んだ子犬の里親さんになってくださった方から年賀状をいただきました。
(クリックで拡大できます)

年賀状には次のことが書かれています。
新しい家族MOO(ムー) 1歳
「MOO(ムー)」中心の生活になってしまいました。毎日癒されます。水が大好きで泳ぎが得意なんです。」


泳いでいるMOOの写真が載っています。
里親さんになっていただいた時にはご夫婦と10歳のお子さん(大誠くん)とで来られました。
大誠くんが中心になって世話をするとのことでした。
年賀状にはMOOの横に大誠くんの幸せそうな写真が載っています。
心温まる年賀状です。
うれしいことですね。

昨年5月に亡くなった母犬の「はな」ちゃん、「はな」ちゃんよかったねえ~。
MOOを初め、4匹の子たちは幸せに過ごしています。
天国から幸せな子たちの姿を見守ってあげてください。
 


保護黒ラブの里親さん決定!

2011-04-21 07:24:41 | 幸せになったワン・ニャンたち

当会にて保護していました、黒ラブラドールレトリーバの新たな飼い主さんが決まり、20日(水)に貰われていきました。
福井市にお住まいの方で、ご夫婦で来てくださいました。
対面するなり、ラブちゃんはなついて離れません。
犬は犬好きの人が判るのでしょう。
犬思いのご家族に貰われての安心と大きな喜びを感じました。
第二の犬生をきっと幸せに生きていくことでしょう・・・
皆さん、ご協力ありがとうございました。







里親募集の子猫の経過

2010-11-27 10:21:15 | 幸せになったワン・ニャンたち

赤い首輪をしていた生後4~5ヶ月の子猫。
里親募集をしていましたが2週間経過も里親候補が現れませんでした。
保護者の方は、先住猫と相性が合わないと言っておられましたが、日を重ねるにつれ段々相性が合うようになり、2匹一緒に仲よく寝ている姿や、そのお宅の娘さんが「うちの家族にして!」と願う心に、保護者の方は家族にすることを決意されました。
良かったですね。第二の猫生を幸せに送ってくださいね!!

保護した当初の猫ちゃんの写真、痩せていましたが今ではふっくらしてきているそうです。

私たち動物愛護ボランティアに携わる者にとって、住民からの相談事などに対し大したことはできませんが、話を聞いてあげることやアドバイスなどを行ってあげると非常に感謝されることに、この活動をやってきてよかった、とつくづく喜びを感じます。
会の存在が住民の間に少しずつ広まってきたのか、こういった相談・依頼事が年々増えてきています。
現在では年間10件以上に達しています。
この活動は時間も要しますし、どちらかといえば地味な活動です。
しかしながら、頑張る住民に少しでも役立てるようにこれからもできうるかぎり継続してまいります。


黒ラブ君新飼主さん決まりました!

2009-04-27 12:37:39 | 幸せになったワン・ニャンたち

二州健康福祉センターに保護・収容されていた黒色のラブラドール・レトリーバ君、新しい飼主さんの元へ貰われていきました

早速、動物病院で健康診断をした結果、フィラリア症にかかっているとのこと。
お医者さんの指示どおり薬を飲ましていかなければなりません。でも確実に直ります。
そして尻尾が半分以上切られて短くなっています。多分小さい時に切られたのか?

どうも大切に飼われていなかったようです。
新飼主さんに貰われてほんとうに良かったです。室内で飼うということです。
新飼主さんは、以前ゴールデン・レトリーバを飼っておられたのですが、5歳ほどで急に病気で亡くなり、暫くは飼うつもりはなかったのですが、日が経つにつれまた犬が欲しくなり探しておられました。
大型犬が欲しかったそうですが、お金を出して買うという思いは全くなく現れるのを待っておられました。
そういう情報を以前聞いていて、コンタクトをとったら運良く話しが進みました。
新飼主さんは「この仔はほんとうに穏やかな性格です。」と言っておられました。
安住の地を得てよかった


幸せになったワン・ニャンたち その4

2009-04-10 10:30:11 | 幸せになったワン・ニャンたち

平成20年3月24日、二州健康福祉センターで譲渡会があり、私も用事があってその場に行きました。
その会場にある親子連れが一匹の成猫を連れて来ました。
事情を聞くと、「子猫の時捨てられているのを保護し、ケガもしていたので動物病院で治療し約1年間飼ってきましたが、事情があってどうしても飼い続けることができないので今日の譲渡会で貰ってくれる方を探しに来ました。」ということでした。
結局誰も貰ってくれる方はいませんでした。

 

飼主希望者が現れたら連絡します、ということで名前・住所・電話番号、などをメモしてもらいました。
親子連れの方はその猫を連れて家に帰りました。

それから2ヶ月弱経過、5月13日、福井新聞ぷりんに保護した子猫2匹の飼主探しを掲載しました。
当日だけで15件の問い合わせが殺到! 2匹の子猫の譲渡先は即決まりました。
2~3日後、問い合わせのあった方の中に「ロシアンブルー系のMIXがいたらお願いします」というコメントを目にしました。
その時、ふと3月の譲渡会に連れてきた猫を思い出し、飼主さんに電話をしたところまだ飼っているということで早速飼主希望者さんに電話をしました。
その方は福井市にお住まいで「今から北陸自動車道を走ってそちらへ行きます」と言われ敦賀インターで待ち合わせし、飼主さんのところへ行きました。
その方は2人の子供さんと来られました。
その猫との初対面
「わあ~可愛い写真で見るよりずーといい」と大変喜んでくれ暫く会話をして福井市のご自宅へ帰られました。

今年の元旦、新飼主さんから幸せそうな猫ちゃんの写真入りでお礼の年賀状をいただきました。
幸せになってほんとに良かった


名前が決まりました!

2009-02-03 08:09:27 | 幸せになったワン・ニャンたち

二州健康福祉センターでの譲渡会の後に貰い受けた例の奇跡の小型犬の飼主さんから、「名前が決まりました」、と連絡がありました。
家族みんな(ご主人さん・奥さん・娘さんの3人)で名前を考えた結果、「トラ」ちゃんに決まったということです。
鼻の周辺が黒くてトラに似ていること、「トラ」と呼びかけるとサーと振り向くこと、で決めたそうです。
夜中でも吠えたり鳴いたりせずとてもお利巧な仔だそうです。
毎日、家族みんなで散歩に連れて行っているとのことでした