23年前のペンギンの本です
なぜか日本人は 世界的に見ても ペンギン大好きな人たち
私も好きです グッズも持ってます
で、なんか楽しそうと思って読んでみたら びっくりで だんだん頭が痛くなった
まずは 日本にいつごろからペンギンがやってきたか?
日本人がクジラをたくさん食べてた頃 南極にいった捕鯨船がペンギンを持って帰ってきた!
そのあと 南極観測船宗谷とかも ペンギンを持って帰ってきた
これ 現代なら 絶対やっちゃいけないことです
日本に帰る途中で 熱さで死なせた個体(剥製にした)も数知れず
生きて連れて帰っても 飼育方法が確立していないので(南極にはないウイルスが日本にはいっぱい)どんどん死んでしまう
現代は ペンギンは水族館でキチンと飼育されているので 繁殖もし 繫殖しすぎたのもいて
野性のフンボルトペンギンの約1割の数のフンボルトペンギンが 日本の水族館で飼われている とっても増えちゃったんです
本の後半では 世界的な保護活動について述べてある
でもこれって ペンギンに限らず どの野生動物でも起こっていること
動物園(水族館)の位置づけやら 人間の生活による 圧
南極で獲れるオキアミは 10万トン そのうち6万トンを日本がとっている ペンギンもクジラもこれを食べている
オキアミは 魚の養殖の餌にされています 大分のブリもアジもタイも 養殖されるよ それを私も食べている
で、頭が痛くなったということです。 23年前にかかれた本なので 状況も変わっていることと思いますが
基本は 自然保護をどう行うか ペンギン会議みたいな組織が ほかの生き物でもできるといいなあと思いました