森歩き 事務局日誌2

森に山に、森林ボランティアに面白いものがあればなんでも見に行きます

ペンギン、日本人と出会う   川端 裕人著

2024-01-12 15:19:22 | 書籍紹介

23年前のペンギンの本です

なぜか日本人は 世界的に見ても ペンギン大好きな人たち

私も好きです グッズも持ってます

で、なんか楽しそうと思って読んでみたら びっくりで だんだん頭が痛くなった

まずは 日本にいつごろからペンギンがやってきたか?

日本人がクジラをたくさん食べてた頃 南極にいった捕鯨船がペンギンを持って帰ってきた!

そのあと 南極観測船宗谷とかも ペンギンを持って帰ってきた

これ 現代なら 絶対やっちゃいけないことです

日本に帰る途中で 熱さで死なせた個体(剥製にした)も数知れず

生きて連れて帰っても 飼育方法が確立していないので(南極にはないウイルスが日本にはいっぱい)どんどん死んでしまう

現代は ペンギンは水族館でキチンと飼育されているので 繁殖もし 繫殖しすぎたのもいて

野性のフンボルトペンギンの約1割の数のフンボルトペンギンが 日本の水族館で飼われている とっても増えちゃったんです

本の後半では 世界的な保護活動について述べてある

でもこれって ペンギンに限らず どの野生動物でも起こっていること  

動物園(水族館)の位置づけやら 人間の生活による 圧

南極で獲れるオキアミは 10万トン そのうち6万トンを日本がとっている  ペンギンもクジラもこれを食べている

オキアミは 魚の養殖の餌にされています  大分のブリもアジもタイも 養殖されるよ それを私も食べている

で、頭が痛くなったということです。 23年前にかかれた本なので 状況も変わっていることと思いますが

基本は 自然保護をどう行うか  ペンギン会議みたいな組織が ほかの生き物でもできるといいなあと思いました

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歳神社で 観察会の下見と初詣

2024-01-09 22:44:04 | 自然観察会

田尻小学校の2年生と歳神社で観察会をして遊ぶので下見です

この神社は地域の方々が丁寧に手入れをされているので  雑草は切られ 落ち葉は整理され

あ~~ もう 遊ぶもんがないやないか!

空を見上げると

ナンキンハゼの白い実が青空にとてもきれいです  シジュウカラやらせっせと食べに来ています

サザンカの花の中心には トロリと光る 蜜がたっぷり  メジロやウグイスの大好物

もちろん指を突っ込んで 指先についた蜜をなめるというような無粋なことはしていません

でも 多分 観察会当日は 子どもたちのお楽しみになるでしょうなあ

でっかい 1m以上はあるヤドリギ 透明がかった薄黄緑の実もついてます ヨーロッパでは縁起のいいものらしいけど

宿られたサクラの木にとっては 迷惑だろうなあ

アイロンでのしたような ロゼット なんの草でしょう スマホさんに聞くと ヘラオオバコとか

ブタクサのようでもあります   で、一つ持って帰って育ててみることになりました

当日寒かったら みんなでロゼットになって 地面に寝ころぼうという話になりました  これ結構温かいんですよ

桜の木の根元に マツバラン こげんどこでん生えているので 大分県のレッドデータブックから外されてしまいました

まあ いいことですよ

このたくさんの実がついているのは ハゼノキです  ハゼの実がたくさん ろうそく作ってみたい!

でも調べると とっても大変そう  

蕾のついたウメの木に カエル(多分アマガエル)のハヤニエ  カラカラになってます

モズさん ちゃんと食べておいてくださいよ

灯ろうには 小さなクモの卵のうが下がっていました  そばにいたクモの卵かなあ?

日向でじっとしていた ムラサキシジミ そっと羽を開いてくれました 

ありがとね お嬢さん

 

 

 

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陣屋の村 まだかいな

2024-01-08 16:10:18 | 自然観察

年明けてのご挨拶  まずは陣屋の村

バッサリ切られたサクラの木から 新しい枝が出ています まずは上々

なんせ 持ち主が変わったので 大幅に手入れが始まった陣屋の村  サクラもハクモクレンも切られたのですが

この新しい枝の出ているサクラは サクランボの木なので また大きくなって欲しい

冬なので 虫たちは このように菌に取り込まれて 成仏しております

お目当ての 保護池

産卵は ありませんでした  残念至極であります  また来週きますからね

ヤブコウジの真っ赤な実  5つもついてます 別名十両なので こいつは50両 春から縁起がいいわい

 たいていは2つついているのが多いのですが たぁ~まに 10個ぐらいついているのもある

子どもたちは ネズミの小判(ハゼノキの実)を ネズミだったら大金持ち!とか言いながらせっせと拾い集めます

あれ どうするんかなあ

今頃食べられるのは  このゴマ付きのご飯粒ではなくて イワガネの実  まあ食べられる程度のものです

何を食べたんだか 多分イタチかテンの落とし物  イタチをあまり見かけなくなってると聞いたので イタチの糞は要チェックです

羊歯は今年はちゃんと勉強すると 間違って年賀状に書いてしまった ので この羊歯なんだ

多分 イヌワラビ 軸の紫が大変きれいでした

も一つのお目当て  ムヨウランの種がはじけてできた ぼんぼり  今年はきれいに広がっています

いいですねえ お雛様に使えないかしら

 

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どんぐり君 No,208 新年号

2024-01-07 20:04:27 | 4コママンガ

2024年です

新年早々の 地震やら事故やらで もう ぶっ飛んでました 

被害にあわれた方 亡くなられた方に お悔やみ申し上げます

これからどこへ行くのか分からない 森林ボランティア 高齢化・後継者不足の波をもろにかぶっています

少数派とはいえ 活動している方は いるのだ

湯ノ見岳愛育会の上野さんのように何でもこなす スーパーボランティアには なかなか成れないけど

チームワークで頑張れば いろいろできるかも とか考えてます

私ですか?  食事担当ですねえ~ デザートも作りますよ  食べるのが好きだもんね

てなことで 何が起こるか予想もつかない年明けです  今年もよろしくお願いします。

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