プラハ本駅には二つの玄関口があると書きましたが、構内は3階の構造になっているようです。この玄関口は、近代的な玄関口の真上にあり、たどり着くのに駅構内をさまよってしまいました。駅そのものはオーストリア帝国時代の開業だそうですが、駅舎の建築年代は分かりませんでした。
アールヌーボー調の建築様式だそうです。使われている石は砂岩と思われますが、砂岩は鉄分を含むため酸化して黒くなってしまいます。近年、この”黒ずみ”を除去して棟の部分が白くなりました。 酸化を防ぐ”化学療法”も研究されているそうです。
駅舎正面の内部は、ドームになっています。とても格調高く感じられます。ここのカフェは人気があるそうです。
何かのメモリアルだと思います。
プラハ本駅は、通過駅の構造ですが、そんなに頻繁に列車が来るという印象はありませんでした。国際列車も発着しますが、チェコ国内や近距離の列車も通ります。
次回は、近くの プラハ・マサリコヴォ駅です。