わくわくグランディ鉄道ランド

鉄道の写真やNゲージレイアウトの製作の過程などを,気ままにブログします

プラハ・マサリク駅

2019年05月30日 | チェコ鉄道

チェコ鉄道のプラハ・マサリク駅です。プラハ本駅の近くにあり、近郊・ローカル線用の駅となっています。路面電車の停留所がすぐ目の前にあります。マサリクとはチェコ・スロバキア共和国の初代大統領の名(在任:1918年 - 1935年)だそうです。

線路配置は、行き止まりの中央駅のスタイルです。"シティ エレファント"というオール二階建ての近郊型電車471型が入線していました。  2019.5.13

ローカル線用の気動車854型です。両運転台となっています。同系列の付随車(キサハ?)を牽引します。

こちらは色違いの854型で、貫通扉を備えたエンド側です。

同系列と思われる付随車(キサハ?)を2両牽引する形の編成でした。

海外では自転車OKなのがいいですね。

正面玄関を内側から見た光景です。ローカル線の駅ですが、しっかりとした作りですね。夕方近い時間帯ですが、人影は、まばらです。

レールバスのような車両がありました。チェコスロバキア国鉄時代の1970年~1980年代に700両近く製造されたM152型です。様々な形式に改造されているようですが、まだまだ多くの車両が現役のようです。

KZCというのは、民営の鉄道会社のようです。非電化のローカル線をカバーしているようですね。

次回は、アムステルダムの路面電車をご紹介します。

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プラハ本駅vol.2

2019年05月28日 | チェコ鉄道

プラハ本駅には二つの玄関口があると書きましたが、構内は3階の構造になっているようです。この玄関口は、近代的な玄関口の真上にあり、たどり着くのに駅構内をさまよってしまいました。駅そのものはオーストリア帝国時代の開業だそうですが、駅舎の建築年代は分かりませんでした。

アールヌーボー調の建築様式だそうです。使われている石は砂岩と思われますが、砂岩は鉄分を含むため酸化して黒くなってしまいます。近年、この”黒ずみ”を除去して棟の部分が白くなりました。 酸化を防ぐ”化学療法”も研究されているそうです。

駅舎正面の内部は、ドームになっています。とても格調高く感じられます。ここのカフェは人気があるそうです。

何かのメモリアルだと思います。

プラハ本駅は、通過駅の構造ですが、そんなに頻繁に列車が来るという印象はありませんでした。国際列車も発着しますが、チェコ国内や近距離の列車も通ります。

次回は、近くの プラハ・マサリコヴォ駅です。

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プラハ本駅vol.1

2019年05月26日 | チェコ鉄道

チェコ鉄道のプラハ本駅へ行きました。チェコ語で”プラハ本駅”、ドイツ語で”プラハ中央駅”だそうです。長い間ドイツ語が公用語だった時代がありました。

まずはホームへ出てみると、入線していたのは、オーストリアのウィーン経由グラーツ行きでした。レールジェット(railjet: RJ)と言われる国際列車です。客車はチェコ鉄道仕立てですが、ÖBB 1216 Taurus(タウルス)電気機関車が先頭に立っていました。プッシュプルで運行され、営業最高速度は230km/hだそうです。出発時刻表示よりも30分経過していました。 2019.5.14

ÖBB 1216 Taurusの238号機です。シーメンス社製で4電源に対応しています。230番台で、オーストリア、ドイツ、チェコ&スロバキア)対応の仕様という表記です。

オーストリアのウィーン経由グラーツ行きレールジェット、チェコ鉄道仕立ての客車です。

これはチェコ鉄道の電気機関車です。チェコ国内線のようです。形式名は不明です。

ホームの作りは、ドイツ風です。

電光掲示板の前に旅行者が集まって、列車が出るホームがこの電光掲示板に表示されるのを待っています。列車がどのホームから出るかは決まっておらず、ここで確認しなければならないのです。アメリカも同じでした。

プラハ本駅の構造は少し複雑で、駅の玄関口は、新旧二階建てのようになっています。ここは下の階の新しい玄関口で、きれいな外観で構内も近代的となっています。

次回は、旧駅舎を紹介します。

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