国鉄は,1968年に産業文化財と位置づけたSLの動態保存を目的とした施設の設置を決定し,首都圏に近い小山機関区を最有力候補地としましたが,残念ながら梅小路機関区に敗れてしました。1968年10月の両毛線電化に伴いC50型が入替などを行うのみとなり,その後小山機関区は廃止されました。
転車台には、黒煙防止のスローガンが。完全燃焼すると白い煙になるのですが、撮り鉄の中には、黒煙を吐くSLの写真を自慢する人がいますね。
小山機関区 1968.8.13
東北本線と水戸線は電化されていましたが、両毛線は非電化で、SLは両毛線の列車や構内の入換用に使用されていました。
主力はC58でした。C50も入れ替え用として在籍していました。
おまけです。401系水戸線 1968.8.13 小山駅