山の帰りにふらりと寄った
赤城自然園、閉園まで1時間ですがよろしいですか、と入口で言われ、それでも入ってみると、
5月の森は花で溢れていて、
野に放たれた蝶のごとく、花から花へと飛び歩いているうちに、閉園時間を1時間もオーバー
してしまいました(~_~;)。 隅々まで美しく手入れされた森は、子どもの足でも容易に
歩くことができ、かといって自然景観そのままに保たれているため違和感がありません。
ちょうど昔の里山がそうだったように、、。
ここならピヨピヨ隊にちょうどいい、夏の森はどんなになっているかそれも見たい。
そんなわけでレッツゴーです。
コンニチハ~ 暑い毎日だけどワタシは元気
森の中は涼しくてお花もいっぱい、さっそく松ぼっくりとドングリひろっちゃった
かわいくってちっちゃいbabyが
いるからね~なかなか遠出はできずにいたんだけど、お盆も過ぎたことだしと、
出かけてきましたピヨピヨ隊。
寝てる子を起こして向かった赤城自然園。
赤城山西麓に広がる36万坪の森は「自然と人間の共生」がテーマ。
春、夏、秋と、日にちを限って季節開園しています。
で、夏の森を彩る花、メインはレンゲショウマ。
木洩れ日にユラユラ、ペンダントライトに似た花は森を照らすランプみたい。。
やさしい光が
舞い込む散策路、ウッドチップを敷き詰めたフカフカの道がつづきます。
「お宝」を拾い集めてはビニール袋へ、楽しい作業にニッカニカ~
夏は薄紫のコバギボウシが咲くこの道、
5月はヤマブキソウが散策路を明るく彩り、
新緑の森は黄色い花の絨毯が広がっていました。
フカフカ木漏れ日の道からは、右に左にいくつかの小径があって、
その小径を辿ると、ツツジノ谷、シャクナゲの谷、ツツジの丘、シャクナゲ園、見晴台へ
行くことができます。
あっ|゜Д゜))) 冷た~い!
足の裏をくすぐるように流れていく水、その感覚にちょっと戸惑う表情を見せながらも
カンカン照りの陽射しに一服の涼あり、気持ちよい流れにはしゃいでいました。
この小さなせせらぎはシャクナゲ園を横切るようにして流れていて、
見晴台から見下ろすと、こんなふうに小さな池ををつくって流れています。
春はシャクナゲの他にもいろんな花が咲いて華やかなガーデン。
フカフカ道が丸太を埋め込んだ道に
変わると、ひろ~い芝生広場に出て お弁当するのにちょうどいいベンチもあります。
ベンチの周りに白い花の絨毯が広がる春。花を踏まないようにそぉ~っと歩かなくちゃね。
デイジーに似たこの小さな花は何でしょう?夏のいまも葉だけは残っています。
ベビーカーを押しながらのそのそ進むピヨピヨ隊、はやくもガス欠プスンプスン
ベンチに陣取りランチタイムにします。コンビニだけどね。。
草にゴロンして~
お手々つないで~
おねえちゃんがお歌うたってあげるね~
涼やかな風が気持ちよくて、ずっとここにいたい~な気分ですが、
とりあえず森のいちばん奥まで行ってみることにしました。
園内は、お花がいっぱいのガーデン、四季の森、自然生態園3つのゾーンに分かれ、
大人の足で2~3時間くらいかかるので、ピヨピヨ隊は一ヵ所だけにしました。
森は夏の花から秋の花へと移り変わっていて、アジサイ、キキョウ
フシグロセンノウ、キツネノカミソリ
オミナエシ、ツリガネニンジン、
他にも、キンミズヒキ、マツムシソウ、シラヤマギク、ヤマハギ、ウバユリなどなど。。
あのシンプルな白いカラマツソウの仲間
とは思えないくらい華やかさのあるシキンカラマツ(紫錦唐松)。
赤紫のグラデーションがかったガクにレモンイエローの雄しべ、うっとりするような色あいです。
群馬、長野、福島のみに自生する花とか、。パープルの蕾もかわいい
お花畑を忙しく飛び回っていたジャコウアゲハの♀
翅はボロボロに傷んでいますが、そんなことにはおかまいなし、せわしなく翅をパタパタして
せっせと吸蜜。 食草はアリストロキア酸という植物アルカロイドの毒があるウマノスズクサ
で、体内にその毒をため込み、捕食されるのを防いでいるそうな。
気温は低いといえ、歩き回っていると
やっぱり暑い(~Q~;)
疲れたぁぁ~~゜(゜´Д`゜)゜
隊員Ⅰが半べそかいて立ち止まるも、アメとムチで対処(^ω^)
隊員Ⅱは、ベビーカーでおとなしくしているので助かります。。
かれこれ3時間、涼しい森のなかで過ごし、気分よく歩くことができました。
広葉樹の森は、秋の紅葉が期待できます。また来れたらいいね
レンゲショウマは憧れのお花。今頃、清楚に下を向いて咲くその純真さ、涼やかな姿にうっとりです。
下を向いて咲いているのでピント合わせるの難しい~。
でもwakangaさん、ばっちりね!
シキンカラマツ、初めて見ました。なんて優雅なのでしょう。
夏から秋は紫色のお花がとても映えますね。私もまた夏から秋の山に出かけたいです^^
春と比較して夏はずっとお花が少なくなりますが、それでも木洩れ日の森を歩く気持ちよさはいっしょ。
この日もレンゲショウマを撮りに来ているかたがたくさんいました。
なかなかね~いいショットが難しい花ですよね。
上から下へと咲いて、下が咲くと上がボウズでぇ、、薄暗いところに咲くからブレルし~、見上げる姿勢は窮屈で~と、思うように撮れたためしがないお花です(´Д`)
でも、そんな撮りずらさも魅力のひとつ?^^ また来年チャレンジしなくちゃ。。
シキンカラマツ、素敵ですよね!
八方尾根に咲いていたアキカラマツも印象的な花でした。
キンポウゲ科にはチャーミングな花が多いですね。
うん、たしかに、秋は紫系の花をよく見かけます。思い出すのはどれも紫色だわ!
で、よく考えてみると、秋はどこかパープルがかっているなぁって、そんな感じがしてます。移り変わる季節を感じに、また山へ。(^^♪
わぁ♪ ここならばピヨピヨ隊も、もちろん大人たちも満喫できる素晴らしい自然公園!と 見て取れます~~(^^)^^)
隊員Ⅰがbabyとはいえ、もうしっかり自然の中からいろんな不思議さを感じ、興味を示す表情が見られるんじゃないかなーー(^∇^)/
隊員Ⅱとなると、それはもう言語を使っての具体的な反応だったりすると思うので、いっそうシナプスも発達し幾つも知ったことを関連づけてイメージできる、それは大きなワクワク感♪に繋がるいよいよ人間らしい芸当ですよね~~(*゜▽゜*)
あ! これからの子供たちを想う見守り視線♪でついカキコしたのですが~~僕ら大人の目もー!(笑) まだまだ負けずに輝き続けたいですねっ(^_-)-✩
そうなんです、ココは小さな子どもでも歩けるし、ベビーカーを押して歩けるぎりぎりの自然(*^^)v
園内に売店などのシャバ臭いものもなく、水飲み場がいくつかあるだけなんだけど、その蛇口も丸太の中から出ていて、細かいところまで自然景観を大切にしていることがうかがえます。
言葉も話せない乳児でも、木々の葉が揺らぐ様子や空の変化など、それらをじっと見つめる瞳は、無意識に自然とコンタクトしながらそれをとり入れているように思えるのね。
なにより、そよぐ風や小鳥のさえずりが心地いい、そうした感覚は、言葉を持たないこの時期が最大なんじゃないかって思えるくらい。
そこへいくと隊員Ⅱは、言葉も達者になって知識量も増え、めざましい発達とともにどんどん人間らしくなってきているのですが、そのぶんワイルドな感覚はどんどん薄らいでいく方向性もアリでぇ~~(^^)このへんのバランスがね。。
いまや里山保育など自然と密着したスタイルで子どもを育てようという動きも活発になってきて、とてもいい傾向ですね。まず感覚を鍛え育てることで、そこから発生する「なぜ?、どうして?」の疑問が知識欲へとつながっていくのが理想的。そのためにも子どもが自然とふれあう時間をできるだけつくってあげなくっちゃね。そうして子どもと一緒に、オトナも子ども目線でワクワクドキドキできたらきっと楽しいよね♪